読者投稿 鈴木義彦編②(87)

〖民事裁判で、当事者の一方にとって望ましくない事実が判明しても、裁判官がそれを認めないというような事があったら公平な裁判とは言えない。この裁判では被告に対して度々そのような事が起きている。例え、裁判長に他意が無くても、そう思わせる言動をした時点で裁判を中断し、裁判長の真意を問い質すべきだと思う〗

〖鈴木は何度となくA氏によって窮地を救われた。親和銀行不正融資事件や山内興産の事件でも和解金を払えなかったら実刑は免れなかったはずだ。その和解金の額はそれぞれ約17億円と約4億円というとんでもない金額だ。保釈中や執行猶予の身で払えるはずもない鈴木が払えたのは、株取引で得た利益金のおかげではないか。その金は一体誰の金だ。A氏に感謝するどころか度の過ぎた裏切を働いて鈴木は罰当たりな人間だ〗

〖裁判官の信義とは何なのか。この裁判の裁判官達に信義というものがあったのか、強く疑問に思う。裁判官は黒衣を纏っていて「不正義は許さない」という雰囲気を醸し出し、悪人が自分の心を見透かされているのではないかと感じる様な威圧感があるべきではないだろうか。鈴木の様な底抜けの悪党にはそれ位のオーラが必要だと思う。民事裁判の裁判官は「被告人は嘘をつくものだという前提で裁判に臨まなければならない」と聞いたが、この裁判ではその準備が出来ていなかったのではないだろうか。A氏の貸金返還請求から始まった裁判であったが、鈴木の主張は酷かった。鈴木は、西の紹介でA氏に会った時の事を忘れているかのような自分勝手な主張をした。訴状内容を十分に把握していれば、鈴木が、この時点で裁判を冒涜し、裁判官を侮辱するような言動をしている事を見抜けるはずだった〗

〖この裁判は、いろいろと不思議な事が多すぎる。民事裁判の判決は裁判官の心証によって決まると言われているが、余りにも被告に対して一方的に有利な判断が多い。そして、当事者が属している業界の慣習を知らなさすぎる。これでは問題の解決など不可能だ。裁判官の独断と無知識が原因で不公平不公正な判決が下されている。裁判費用も含めて原告の被害額は莫大だ。こんな裁判があっていいはずがない〗

〖どの業界でも大なり小なり癒着や談合といった馴れ合いから生じる問題は起こり得るだろうが、こと裁判においては絶対に許されない。原告にとっては人生を左右する争い事で最後の頼みの綱として裁判を起こす訳だから、そこに裁判官の癒着などあれば言語道断だろう。鈴木の裁判では担当した品田裁判長に癒着の疑惑が生じているが、徹底して解明されなければならない〗

〖裁判官は罪や不正を真っ当に裁かなければならない。例え上司からどの様な指示があっても、自分が正しいと思った事は貫くべきだ。その様な信念を持っている裁判官は何人いるのだろうか。裁判は3人制で、意見が分かれた時は多数決で決めるらしいが、裁判長に誤りがあっても、それを堂々と指摘できる環境が今の裁判所にあるのだろうか。明治時代からの慣習があって、上意下達の仕来りが厳然と残っている裁判所に、公正な裁判が出来るのだろうか。実際にも裁判所の腐敗が酷くて、特に民事裁判での誤審誤判が多いようだ。上ばかりを見ているヒラメ裁判官が多く、「とんでも判決」の原因になっている〗

〖一人の裁判官が抱えている案件は、両手両足の指の数ではとても収まりきらないそうだ。最近は裁判官のなり手が少なく人員が不足しているらしい。裁判官の中には判決文も真面に書けず、判例集や弁護士の準備書面をコピーしたり、書き写したりしている人間も少なくないと言われている。この様な現実では、行われている裁判が正義の名のもとに公平公正に行われているのか疑ってしまう。このままでは、裁判所の権威が失墜することになるのは目に見えている〗

〖品田裁判長は判決で株取引の事案を争点から除外したが、鈴木は一連の株取引で470億円の利益を得た。その金は脱税が疑われているにも拘らず、一切触れようとしなかった。品田裁判長は裁判官であるにも拘らず、犯罪を見逃し国にも損失を与えている。こんな人間が裁判長を務めていたら司法は崩壊していくだろう〗

〖民事訴訟を扱うときは、当事者を色眼鏡で見てはいけない。まっさらな頭で問題に向き合い、白黒どちらかの確信が持てるまで徹底して検証をして情報が手許にないまま安易な判断をしてはならないのが裁判官だと思う。しかし、この裁判はその様な準備がされていなかったのではないだろうか。その点、被告側の弁護士は依頼人を有利に導くために周到に裁判戦略を練っていたようだ。それを証拠に、もともと形勢不利で始まった訴訟を逆転するために形振り構わず弁護した。A氏側の中本弁護士も裁判官と同じで準備不足の上に油断をしていたように思う。裁判官の心証が悪かったのはA氏ではなく、中本弁護士だったのではないか〗(以下次号)

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