読者投稿 鈴木義彦編③(355)

〖品田裁判長が「合意書」を無効とした理由として、「被告が合意書に基づいて株取引を実行した痕跡が見られず、平成18年に和解書が作成されるまでの7年間に株取引に係わる三者の協議が行われたという具体的な証拠も提出されていない」と判決に記した。よくも恥ずかしくもなく言えたものだと思う。これこそ無効とする何の根拠にもならない。鈴木が自分の身を隠す為の工作をし、海外へも度々出かけていた事は明らかになっている。鈴木は、A氏と会えば当然に株取引の報告をしなければならず、A氏に会わずに内緒で株取引を継続して利益金を隠匿する事だけを考えて生きていたのだ。品田裁判長は合意書を有効だとする証拠がないとも判断しているが、鈴木が株取引をしていなかった事を証明するものも何もないのである。品田裁判長は合意書に基づいて株取引を内緒で継続していた証拠は沢山あるにもかかわらず無視しているだけなのだ。例えば紀井氏の株取引の実態が書かれた確認書、親和銀行に支払った約17億円、西がA氏の元へ持参した15億円、その他A氏以外に返済した多額の現金。これ等が全て証拠ではないのか。品田裁判長は何を考え、何処を見ていたのか。これほどまでに馬鹿な振りをしなければならない理由が何処かにあったのかも知れないが、そうであれば明らかに裁判官失格だ〗

〖1審に時間を掛け過ぎたと裁判所の上層部が考えたのか、品田裁判長が担当するとわずか半年で判決が下されてしまった。被告側の無意味な引き延ばし戦略のせいでもあるが、裁判指揮にも大いに原因があったのは間違いない。控訴審は逆に審議を全くせずに結審してしまった。控訴審で充分な審議をすることによって品田裁判長の誤審、誤判が露見することを裁判所は恐れたのか。裁判所がこの事件の真相を隠蔽した疑いさえある〗

〖鈴木がA氏と出会ってから約10年もの間で、鈴木が西に代理権を授与した事実はないというのは明らかに嘘である。委任状などの改まった書類が無くても当人同士の間で成立するケースもある筈だ。A氏に宝林株取引の利益金と言って15億円を西に持参させた時も、鈴木の貸付金40億円超(年利15%で計算した場合)を25億円にしてくれるように頼んだのも、鈴木の指示で代わりに西が行ったことである。ほかにも自分は電話でA氏に話すだけで西を矢面に立たせた事が何度もあって、それを後になって「代理人にした事実はない」などと言うのは無責任にもほどがある。品田裁判長は「被告が西に対して包括的な代理権を授与した旨のA氏の主張事実を認めるに足りる証拠はない」と判断してしまったが、この裁判は何から何まで不可解過ぎ、矛盾だらけだ〗(関係者より)

〖西の息子、内河陽一郎がA氏の協力を拒むのは、あくまでも推測だが、西が陽一郎の為にある程度まとまった金を残していたからで、それがあってもおかしくはないと思う。陽一郎は、西がA氏に内緒で妻松子の生家の近くに建てた別邸の処理に当たって「自分が買ってもいいですよ」とA氏や関係者の前で言ったらしいが、買う余裕がない限りこんな台詞は出ないと思う。西は生前鈴木から「合意書」破棄の報酬として10億円、株取引の利益金として30億円、またA氏より株の買い支え資金の一部横領の疑いもあり、西は西で相当な金を有していたはずである。陽一郎に幾らかの金を残していても不思議ではない〗

〖親和銀行事件で保釈された鈴木は自殺するか刑務所送りになるか、究極的に追い詰められた状況下にあったはずだ。その時の苦しい時を思い浮かべれば、その窮地を救ってくれたA氏を裏切る事など出来ないはずだ。それを鈴木は平気で裏切って奪った金が今や1000億円以上にもなり海外に蓄えられているという。まさか本気で一人で稼いだとは思っていないだろうが、悪徳弁護士の長谷川に裏金を掴ませ裁判を全てウソの話で対処させ、当然原告側が有利と目されていた勝敗をひっくり返した。長谷川も鈴木もここまでやるとは、もう後戻り出来ない所まで来ている。さっさと謝罪して罪を償うべきだ〗

〖鈴木が「合意書」の契約を破り、裏切り行為を働いて株取引の利益を独り占めした欲深さは、何もA氏と西に利益の分配をしたくないだけでは無く、税務署に申告すれば悪事が露見するから税金を納めるのを恐れ、資金を海外のタックスヘイヴンに隠匿したと思われる。海外資産に対する税務当局の目が一層厳しくなりつつある中、鈴木は毎日戦々恐々として過ごしているのではないか〗

〖過去の経済事件を見ても、例えば府中3億円事件のように、表向きには死人が出ていないように見え、しかも被害者が金融機関であったから、なおさら世間の耳目を集め、一部には稀に加害者を喝采するという風潮さえあるが、実際の事件はまるで様相が違っていて、鈴木の1000億円以上という前代未聞の脱税疑惑でも明らかなように、鈴木の周辺の10人にも及ぶという関係者が自殺したり不審な死を遂げ、あるいは行方不明のままになっている事実が炙り出されるほど陰惨な事件が多いと聞く。鈴木が冷酷非情な人間で、人を騙し裏切ることなど朝飯前のようにやっても平然としている大悪党であるのは異例中の異例と思うが、そんな人間を社会に野放しにしていて、いいはずがない。しかも、その最大のきっかけを作ったのが裁判官(裁判所)であるとなれば、もはや日本は法治国家と言える訳がない〗(取材関係者より)

〖鈴木が犯して来た数々の社会的に許されない犯罪疑惑に対して、裁判では制裁を与えられないというのだろうか。今回のA氏と鈴木を同じ土俵で比べてもA氏は鈴木に資金協力し、鈴木はA氏を裏切り騙し巨額な資金を横領し不法に隠匿している。単純な構図なのに何故このような結果が出たのか全く分からない。裁判官の事件に対する中途半端な取り組みと偏った判断による明らかな誤判である。間違いは絶対に正さなければならない〗(以下次号)

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