読者投稿 鈴木義彦編②(62)

〖日本の裁判制度は三審制となっているが、上っ面だけの中身がない名ばかりの制度だ。一審の不当判決をろくに審議もせず、誤字脱字の指摘に終始し、そのまま結審した高裁の野山裁判長は、手抜き裁判の最たるもので、税金泥棒に成り下がっている。我々が考えている以上に裁判所の腐敗は深刻な事態に陥っているとしか思えない〗

〖日本の法律には「疑わしきは罰せず」という不文律があるが、これは都合の良い逃げ口上ではないかと思う。この不文律が公平であるはずの裁判を不公平にしているのではないだろうか。疑うべきことは、ちゃんと疑って時間をかけて検証して白黒をはっきりするべきだ。スポーツ競技が「ビデオ判定」を導入してファンを納得させる努力を示した。それは、審判の誇りを傷つける事にもなったが、ファンあっての競技なのだ。法廷では「ビデオ判定」は出来ないが、裁判官は真相解明のために努力するべきだ。「疑わしきは罰せず」という言葉を乱発することなく、やるべきことをやったうえで誰もが納得できる判決を下さなければならない。それが「法の番人」のあるべき姿だと思う。この裁判の裁判官達にはそういう努力の跡が全く見えない〗

〖鈴木は宝林株の購入資金調達先を誤魔化す為に、嘘をついて証言を三転四転させたが、結局はA氏の資金で購入したことを認めた。この事実を品田裁判長はどの様に受け止めたのだろうか。人間は勘違いすることはあるが、法廷での重要な証言が三転四転することは考えられず、ましてやその主張を裁判官が認めることは有り得ない。裁判官は鈴木の嘘の証言を却下するべきだが、鈴木の不利になる事は法廷で尋ねもしなかったし判決でも触れていない。鈴木の証言には嘘が多く、その嘘に辻褄を合わせるための嘘をさらに重ねる。鈴木の証言はこの繰り返しであった。それが出来ない時は、他人のせいにしたり捏造したりして真実を歪曲した。常識で考えると鈴木の証言や主張は認められるべきものが何一つ無い。しかし、品田裁判長は懲りずに鈴木の証言や主張を支持した。この様な品田裁判長の裁判指揮に多くの国民が疑問を持つのは当然ではないか〗

〖品田裁判長は裁判官でありながら、鈴木の悪事を暴くどころか、裏で不適切な関係を築き、裁判で圧倒的不利な立場であった被告側を意図的に有利に導き勝訴の不当判決を下した。裁判官が犯罪者と癒着した前代未聞の犯罪裁判である。こんな裁判が日本で堂々と罷り通っている現実を日本国民だけでなく世界中に知らしめなければならない〗

〖裁判は普通、裁判長を筆頭に2人の陪席を置く3人制で、合議制になっている。今回の裁判も同様だが、品田裁判長の権限が強く、他の2人の判事の意見が反映されていない様に思える。もし、2人の判事も品田裁判長と同じ意見であるならば、裁判官たちの能力に大きな問題があると思う。こんなに被告一辺倒の裁判は有り得ない。まるで、原告を虚言癖がある人間と決めつけて裁判が進行しているように感じる。品田裁判長の当事者2人を見る目が真実と真逆になっている。これでは正当な裁判が行われる筈がない〗

〖人間は、嘘をついてとぼけていても、心の中が顔に出てしまう時がある。この刹那を見破れるか否かで裁判官としての能力の有無が分かると思う。民事訴訟であってもその緊張感を持ち続けるべきだ。この裁判は何かの事情があって「真実を解明してはいけない」との「お達し」が裁判所の上層部からあったのではないだろうか。原告の貸金返還請求についても原告にとっては、品田裁判長の不合理な判定でとても納得のいくものではなく、鈴木からA氏に渡った25億円で決着させた。しかし、株取扱の件については原告の主張は認められず全て却下された。品田裁判長は誤審誤判の汚名を着てまで上層部の指示に従ったと思われる。品田裁判長がこの裁判後に左遷されていないという事は、これは組織ぐるみの裁判だった可能性が高い〗

〖鈴木は「和解書」の白紙撤回の理由に、自身の裏切り行為を棚に上げ、西と紀井氏を悪者にして自分が裏切りにあったと主張した。余りにも稚拙な言い訳で話にならない。そうまでして金を払いたくないのか。どこまで欲の皮を突っ張る積りなのか。死ななければ治らないようだ〗

〖鈴木は紀井氏の証言を完全否定した。紀井氏は鈴木にとって、かけがえのない業務を担当していた。鈴木は合意書の記載事項を反故にして故意にA氏への報告を怠り続けた。本来ならば紀井氏を採用した事をA氏に報告をしなければならない重要な事項だったにも拘わらず、何故報告しなかったのか。それは株取引からA氏を排除し、利益を独り占めしようと企んでいたからに相違ない。同じころにスカウトした元山一證券出身の茂庭氏も鈴木の独断での採用だった。2人は証券業界での経験が長く有能な人間だった。特に、茂庭氏は山一證券では海外駐在の経験が長く、破綻した山一證券の海外資金の処理(飛ばし)を担当していた人物だった。紀井氏には株売買を任せて高値での売り抜けを指示し、茂庭氏には株売買で上がった利益金を隠匿するペーパーカンパニーの管理を任せ、利益金を海外へ流出させる業務を任せていたようだ。いわばこの2人は株取扱業務の両輪だった。そして、用意周到な鈴木はこの2人にA氏との約束事を内緒にしていて、2人を個別の事務所で仕事をさせ、情報交換も禁じていたのだった。この状況を踏まえれば、鈴木がA氏を裏切る事を事前に計画していた事が明らかだ。それでも品田裁判長は紀井氏の証言を「株売買の詳細を知る立場になかった」と決めつけた。裁判長として常識では考えられない判断だった。これは、A氏に取って到底許せるものではないだろう〗

〖鈴木は、心に弱いところを持っている人間を虜にするのが得意のようだ。その網に引っかかったのが西だと思う。西はA氏に鈴木を紹介するという大失敗を犯してしまったが、それは、自分も資金難に陥っていたからだと思う。鈴木と知り合ってから、いろいろな話をする中で鈴木に弱味を握られて悪事に加担したのだろう。西は長年、A氏の援助を受けて事業を続けていたが、この男も嘘つきで事実を報告できないくらいに行き詰まっていたのではないだろうか。生来の質の悪さもあって、鈴木という悪魔の囁きに負けてしまった。いずれにしてもこの2人は人間の道を踏み外した大悪党だ〗(以下次号)

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