読者投稿 鈴木義彦編②(8)

〖鈴木は、和解協議の3日前にA氏と会い、A氏から合意書を見せられ、香港での西の襲撃を知らされたが、西の事件は鈴木は現地から事件の報告を受けていたと思う。しかし合意書の件は西に騙されていたと思ったかもしれない。ただし和解協議の日の鈴木と西の口論は2人の演技だったと思う。何故ならば、西は和解書締結から1週間後の鈴木とA氏の面談に同席していない。鈴木は、和解協議をした後のA氏の様子を探る意味で、珍しくA氏の会社まで来て打ち合わせをしている。逆にA氏は今まで顔を見せなかった鈴木がわざわざ会社に顔を見せて和解金の支払いについて打ち合わせした事で鈴木の本気度を感じていたが、全てが鈴木の策略だったと思う。そしてその後にA氏に送った2通の手紙で和解金を白紙撤回して来た。それが鈴木の常套手段なのだ。鈴木は、A氏の様子を見て作戦の成功に確信をもった。鈴木ほど金への執着心の強い悪党はこの世にいない。その為に悪知恵を働かすことにかけては天才と言える〗

〖鈴木の裁判は、1000億円以上という巨額の金を巡る、裁判史上でも稀な裁判にもかかわらず、一審の品田裁判長は、1000億円超の資金解明で肝心の株取引について「合意書」の有効性を否定して排除してしまった。そのために裁定を下すべき本質が捻じ曲げられ、動いた巨額の資金の追及もまたまともに取り上げられる事なく、真実が何一つ明らかにされなかった。品田裁判長が公正公平な裁定を下したとは到底思えない〗(関係者より)

〖鈴木は、長谷川元弁護士が作成した「質問と回答書」(乙59号証)の中で「西へ包括的な代理権は与えていない」と言っている。これほどの嘘をよくも言えたものだ。作成した長谷川元弁護士も悪徳弁護士振りは相当なものだと思う。鈴木をA氏に紹介した当時から西の言動は全て鈴木の意向を代理してA氏に伝えていたものだという事は周知の事実だ。普通は融資する側が条件を付けるものだが、西は鈴木の代理で「お願い」と称した書面に鈴木が借り入れる際に振り出した手形について条件を記載してA氏に差し入れている。そして、A氏はその条件通りに鈴木に融資したのであった。これが西の「代理行為」であることは明らかだ。その後も西は鈴木にとって大事な事は殆ど代行し代弁している。鈴木と長谷川は西がこの世にいないことを利用して全ての責任を西に負わせようとしたことに、品田裁判長は気付いていながら無視した。この3人は、人の命の尊厳をどのように考えているのか〗

〖鈴木の裁判の判決を見て、誰もが有り得ない判決であるという実感を持っている。特に鈴木による巨額の海外資産の隠匿疑惑について、鈴木が宝林株800万株の取得に当たって海外のタックスヘイヴンにペーパーカンパニーを設立し資金の流出を図り、それは株取引の全般で行われたのに、それが解明されないのは何故だったのか。約470億円にものぼる利益が、十数年を経た今、運用利回り等で1000億円を上回ると言われており、その金額に関心が集まるのは当然だ。鈴木は今も脱税疑惑から逃れられない。裁判官が、鈴木が税務当局の追及を受けないように取り計らったかのような判決を裁判所が放っておいていいはずがない〗(関係者より)

〖品田裁判長は、この裁判の一番重要な部分である鈴木の株取引に対して、まるで他人事のように扱い、一切興味がないかのような姿勢を貫いている。「合意書を無効」と認定してしまえば、株取扱に関する審議はすべて無効になることは計算済みであったと思われる。法律と良心に従って判決を下すのではなく、品田裁判長は自分と裁判所で決めたストーリーを忠実に守って裁判の指揮を執ったのだ。その結果は真実とかけ離れた誤判だった〗

〖鈴木は株取引で得た利益を、税金を免れる為に海外のタックスヘイヴンに隠匿してきた。その利益は裏切りや犯罪行為によって独り占めしたものだ。そして隠匿した資金は今や1000億円超だと言われている。しかし、鈴木がこの先も隠匿資金を温存できるとは思えない。国を跨いで違法に隠匿した資金は、世界の国々の金融当局が厳しい目で監視している。日本の税務当局も例外では無い。世界中が情報を共有する仕組みが構築されている現在、100万円を動かしただけで取引銀行から照会が入り資金の素性が明らかになってしまう。過去には「汚く稼いで綺麗に使う」と言い方が通用した時代もあったが、今はもうそういう時代ではない〗

〖鈴木は、自分の欲望を満たす為に多くの嘘をついて他人を騙して来た。鈴木は、自分が表立って積極的に行動するタイプではない。必ず他人を利用して自分の責任を回避しようとする。ところが自分の計略を実行しようとするときには必ず相手方の心理を探ろうとして善人や弱者を装って直接接触する。これが鈴木の狡猾なやり方だと思う。A氏に紹介されて融資を依頼する時、親和銀行事件で逮捕される直前、合意書を締結して株価の買い支え資金の援助を依頼した時、そして和解書締結の当日と数日後に全て本心を隠してA氏と会っている。非常に用心深くて臆病者だと推測されるが、これが、1000億円超と言われる巨額の資産を隠匿した悪党の本性だと思う。これが世間に公表されて、世間の反応が想像を絶する状況になる事は間違いないと思う〗

〖東京地裁の品田裁判長の責任は深刻過ぎるほど重い。鈴木の様な極悪人が長年にわたってしでかした多くの悪事を暴くきっかけすら作らず、不当判決を下した事は、裁判所全体の名誉と信頼を傷つけ、国民を裏切る事になった。それを品田本人がどこまで自覚しているかは分からないが、裁判所史上において大きな汚点を残している事は間違いない。品田にとって最も不名誉な裁判となるはずだ。しかし誰にでも名誉挽回の機会は与えられて然るべきだろう。品田はしっかりと反省し、再審への道筋をつけるべきだ〗

〖「裏切り」とは人間として最低の行為だ。古い話だが戦国時代には主君を裏切ったと見せかけて敵の懐に入り込み油断させて主君の為に功を為す武士がいたが、これは自己犠牲を厭わない義理堅い勇気のある人間の事だと思う。後世には悪党の常套手段として語られている場合がほとんどだ。鈴木は、自分の欲望のために他人の懐に入り込み嘘八百で他人を騙し、約束を全て反故にし、恩人でさえも平気で裏切る。鈴木が戦国時代に生きていたならば、胴体と首が繋がっていないだろう。家族諸共極刑に処せられていたと思う〗(以下次号)

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