読者投稿 鈴木義彦編(243)

〖平成18年10月当時、鈴木のスタッフで鈴木の指示で株式の売り担当を任せられていた紀井氏が真相を暴露した。それによると、その当時で株式売買での利益金は約470億円に達していて、株取引はオフショア地域に拠点を置くペーパーカンパニー名義で売買し、利益はプライベートバンクに預金している事が暴露された。鈴木は「紀井は単なる電話番で株売買に関しては何も知らない」と裁判で証言し、裁判官も鈴木が言うとおりの解釈をし、紀井氏の証言と提出した陳述書は無視された。紀井氏は元証券マンで、鈴木とは旧知で株取引のプロであった。鈴木から利益折半の条件でスカウトされ手伝っていた。鈴木から合意書の事や、A氏の存在は知らされていなかった。しかし、旧知の間柄だったために鈴木の性格や証券界の評判の悪さは知っていた。西とも顔見知りだったので、宝林株を始めて2~3年後からは早く手を切ろうと西に相談していたようだった。以前から鈴木に抱いていた危惧が次第に強くなり、いつ手を切るかを考え続けていたらしい。その後、西から香港での出来事を聞き、鈴木との関係に限界を悟ったということのようだ。紀井氏は西に頼まれて実際の話をしただけであって、鈴木とA氏との利害関係には絡んでいなかった。鈴木は、A氏に紀井氏の存在は報告していなかった。紀井氏は正直に株取引の実態を確認書にしている。ただの電話番には作成できる内容ではなかった。裁判官も驚いたとは思う。幾ら株売買に無知だと言っても、素人が見ても理解できるほどの書類だった。裁判官はA氏が主張する株取引は存在しないというこれまでの自分の判断が間違っていた事が明らかになる事を恐れ、鈴木の発言を採用し、無視したに違いないが、裁判官としては単に資格なしとか無能という言葉だけでは済まされない〗(関係者より)

〖西が鈴木と出会った頃、鈴木は既に親和銀行中枢に食い込んでいた。親和銀行という金のなる木を捕まえていた鈴木は、融資を受ける為の新たな名目を探していたところ、西に知人であるヤメ検の田中森一弁護士を紹介してもらい親和銀行に顧問に就かせたことで、新たに親和銀行から価値の無い絵や膨大なリトグラフを担保に15億円の融資を受け、またこれも価値の無い土地を担保に20億円を借り入れしている。総額35億円の金は全て鈴木の資金繰りに使われたのか。担保の一つであるリトグラフは西がA氏に嘘をついて借りたものであり、A氏に対して報告も代金の支払いも一切していなかった〗(関係者より)

〖鈴木は宝林株で160億円もの利益を上げた時、目の前の現実に目が眩み、強欲の為にA氏を裏切る計画が決定的になったのだろうが、その後の株取引で利益を上げる度に、良心の呵責に苛まれる事は一度もなかったのだろうか。何から何まで世話になった恩人に何故そこまでの犯罪を重ねたのか。身内に迷惑がかかるとは思わなかったのだろうか。浅はかな判断だったと思う。これまでの20年間に少しでもA氏に対して「申し訳ない」という思いがあったなら、行動するべきだった。大恩人を一生裏切り続けて生きていれば、いずれ絶対に後悔する時が来る。鈴木は家族や身内全員を不幸に陥れていることが分からないのか〗

〖鈴木の利益隠匿金は約15年前に約500億円あった事が紀井氏によって証明されている。その後の15年間、オフショア地域のペーパーカンパニー名義で株を売買し、プライベートバンクに預金するという新たな運用もしていたのだろう。オフショア地域の銀行は、地域にもよるが総じて金利も高いと言われている。預金利息と運用利益を計算しても隠匿資金が15年間で倍額の1000億円以上になっている事は容易に理解できる。しかし、それを動かそうとすれば、すぐに当局の監視が活発になり、鈴木の命運は必ず尽きることになる〗

〖民事訴訟法の場合、訴えられた方が不法な事実が無かった事を証明する必要がある。即ち被告である鈴木が正当性を立証せねばならない。それに伴い鈴木側が提出したのは物的証拠にもならない「確約書」だけで、後は虚偽の主張や証言を繰り返すしかなかったが、品田裁判長はそれらを採用し判決を下している。日本の民事訴訟においては嘘八百を並べ立てても裁判官次第で勝てるという証明をしたようなものだ。こんな不当判決を下した品田裁判長は改めて自分の立場を見つめ直す必要があるだろう。品田裁判長には「恥を知れ。道に外れた事をして恥を知らないものは禽獣(きんじゅう)に劣る」という乃木希典将軍の名言を噛み締めることだ〗

〖鈴木と長谷川、平林両弁護士は「強迫」と「心裡留保」、「公序良俗違反」を強く主張して、その背景にA氏が反社会勢力と深い関係があるという出鱈目を主張し裁判官の印象を意図的に操作した。しかし、青田を含めて暴力団と関わっているのは鈴木側の面々である。鈴木は親和銀行事件で総会屋や暴力団組長への違法な利益供与のつなぎをしたり、青田がA氏代理人である利岡に対して暴力団を使って襲撃事件を起こしている疑惑が濃厚で、鈴木のために平林は習志野一家総長と2回以上も会って頼み事をしている。この事件には平林も関与していることが判明している。他にも表に出ない関係が多々あると容易に想像がつくのに、裁判官はこの背景や事実関係をなぜ検証しなかったのか。一方的に鈴木側の主張を鵜呑みにしてA氏を悪者扱いしているとしか思えない。歴史に残る大誤判は日本の恥とも言え、再審によって仕切り直すべきだ〗(関係者より)

〖鈴木は大悪人だ。1000億円以上の資産を大恩人を騙して作った人間は世界中を探してもいないと思う。鈴木の人生は約10年で地獄からパラダイスに変わったと鈴木は感じているかもしれないが、果たしてそうだろうか。このサイトの記事を読んでいると、A氏と鈴木が出会ったのが平成9年頃だ。今は平成だと33年になる。約24年が経過している。合意書を締結したのが平成11年7月だ。23年間の時間が過ぎた。言い換えると鈴木は23年間も好運の中で生きてきたという事なのか。よく続いているものだが、もうそろそろ運も尽きる頃だ。鈴木もそれなりの歳になっただろう。これ以上欲を引きずると碌な事にならない。金があってもあの世には持っていけないし、鈴木の隠匿資金は簡単に相続させられないはずだ〗

〖鈴木が和解協議後、A氏宛てに送った手紙の中で「よく振り返って考えると、何の株を買うか、どのくらい数量を買うか等株に関することで3者で話し合いをしたことが一度も無いということ・・・」とあるが、これは平林弁護士の入れ知恵であろう。明らかに弁護士目線での契約内容の粗探しであり、平林弁護士の発想が表れている。「合意書」は今後一切の株取引に基づくという事で、鈴木も納得して、というより鈴木の懇願があって交わした契約であるから明らかに成立している。鈴木はただ単に後付けで難癖を付けているに過ぎない。裁判では品田裁判長も「合意書」を否定するのに同じ理由を挙げているが、「木を見て森を見ず」のことわざ通り、多くの間違いによる認定は合意書を無効にする根拠にはならないはずだ〗

〖鈴木が出して来た「質問と回答書」(乙59号証)は、多くの読者の声にもあるように、読めば「嘘」「誇張」と分かる酷い内容だ。しかしこれは、一連の記事で事実背景や鈴木の人物像を分かった上で、この事件では鈴木の過去、経歴、人物像にも着目しなければならなかった。しかし重要な株取引に関する証拠でさえもないがしろにするような検証では真実になど辿り着けないのは当然だ〗(以下次号)

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