〖鈴木は、平成14年12月24日にA氏に支払った10億円を裁判では「手切れ金」と言った(別の審理では贈与とも言った)。鈴木の悪党ぶりを示す傲慢な言い方だと思うが、何処からこんな言葉が出てくるのだろうか。西から「A氏の言うことを聞かないと鈴木さんだけではなく家族の身にも危険が及ぶ」と言われて恐ろしくなったと言っているが、A氏がそんな人間ではない事は裁判の経緯を検証すれば解る筈だ。鈴木がA氏に渡した金はこの時の10億円を含めて25億円だ。残る15億円は平成11年7月30日に西に持参させた15億円だが、鈴木はこの支払いを同年の9月30日にすり替えて約束手形と交換に払ったと嘘をついた。もし、鈴木が言うようにこの10億円が「手切れ金」ならば、品田裁判長が認定した鈴木の債務25億円と辻褄が合わない。鈴木のA氏に対する債務は完済されていない事になる。品田裁判長は判決には触れていなかったが、何故それを指摘しなかったのか。鈴木はあくまでも合意書に基づいた株売買の利益金を否認するために多くの嘘をついている。品田裁判長は強引に貸付金返還請求訴訟を終結させたが、手切れ金として支払われた10億円を債務返済に充当することには矛盾が生じる。裁判所は鈴木に債務残高の10億円の支払いを命じるべきではないのか。この裁判はまだ終わっていない〗
〖志村化工株の相場操縦事件で、西は鈴木が逮捕されれば、執行猶予の身であることから保釈取り消しとなり、株取引の利益のことが心配になったとして、自分が全責任を取り鈴木を守ることにしたと遺書に書いている。西は鈴木が必死になって口裏合わせを依頼して土下座までしたことで、鈴木が利益分配の約束を守ると考えたのだろうが、鈴木の金銭への執着が異常に強いということを嫌というほど見てきたはずだから、A氏に報告するべきであった。それをしただけで、事態は大きく変わっていたはずだ〗
〖鈴木のYouTube動画は、鈴木本人にボディブローのように効いてくるだろう。これだけ自分の酷い本性が世界中に晒されたら精神衛生上良くないだろう。動画を見た全ての視聴者から忌み嫌われ、侮蔑の目で見られるだろう。それだけ鈴木は卑劣な人間だ。やがては当局に摘発され隠匿資金が没収にでもなれば、死ぬまでこそこそ影に隠れて生きる羽目になるだろう〗
〖A氏が平成18年10月13日に鈴木に連絡を取ろうとしたが、鈴木の電話番号を知らなかったために、紀井氏経由だった。そして、サイトによると、西もその頃鈴木の電話番号を知らなかった、というのは香港での事件で携帯電話まで取られたからだった。西は同年の10月2日に鈴木から利益配当分の43億円を受領するために香港に行っている。鈴木は急用と称して香港に来なかった〗
〖西義輝は遺書の中で鈴木義彦が稼いだ利益は470億円以上あった、と言って和解書に署名指印することに反発したと書いているが、鈴木が和解協議で提示した金額がA氏と西にそれぞれ25億円、別にA氏に2年以内に20億円を支払うということだったことから考えれば、総額で1/6にも満たない金額で収めようとしたことがよく分かる。しかし、A氏を裏切って鈴木にそれだけの隠匿を許してしまった西の責任は大きいが、西はいったん清算した後に買い支え損もあるので私に任せてくださいとA氏には独り言のように言っていたようだ。和解協議の場でもA氏には利益の総額を言っていなかったことが問題を解決どころか混乱させた。その理由は、鈴木と西が勝手に作った密約の書面(利益を2人で折半するという英文の書面)が関係していたようだが、それは不正の証でもある〗
〖陳述書の「質問と回答書」(乙59号証)では、鈴木が10億円でA氏との関係を無かったことにすると言っている。例え、偽証罪が適用されないと言っても、この嘘はあまりにも酷い。乙59号証の内容は全てが嘘と作り事で書かれているが、品田裁判長は一切触れていない。品田裁判長がこの陳述書(乙59号証)を見てどう思ったかが、この裁判の最大のポイントだと思う。あまりにも酷い内容だったので発言を控えたのか。それであれば、証拠として認めず、捏造と虚言に対して鈴木側を諫めるべきだったと思う。鈴木側と裁判長の癒着を疑わせる最大の原因はここにある〗
〖品田裁判長が紀井氏について「そもそも紀井は被告(鈴木)の指示に基づいて株式を売り、売買代金を保管するという立場に過ぎず……」と認定しているが、紀井氏が株の売りの全てを担当していることを強調しているのに何故品田裁判長は逆の判断をしたのか。品田裁判長の判断は異常としか考えられない。弾劾を受けるのは当然である〗
〖被告と代理人弁護士の2人が密室で作成した陳述書の何処に信憑性があるのだろうか。民事裁判の法廷でこんな陳述書が認められるとは信じ難い。A氏側の弁護士がこれを見て強く反論していない事にも大きな違和感がある。強硬に反論して品田裁判長の発言を引き出すべきだったと思う〗
〖合意書を破棄させることで西に支払った総額10億円を、鈴木は「社長への返済の一部として西に渡した」ととんでもない嘘をついた。西はもらったことを認めたが、なぜA氏への報告を誤魔化していた事実を明らかにしなかったのか。その話があったのは平成14年6月27日で、西は直前に保釈されたばかりだったから絶好の機会でもあったはずだが、鈴木に目先の金でコントロールされていたのだ〗(以下次号)