読者投稿 鈴木義彦編②(27)

〖裁判は、冤罪と誤審誤判は裁判官の偏見から起こると言われている。自分の信念と裁判官としての判断が一致していないのではないか。上司に諂い、出世欲にかられている裁判官にこの傾向が見られる。裁判官は裁判所組織の奴隷に成り下がっているのではないか。明治時代からの慣習に金縛りになっている。裁判所は、弱きものを助け、悪を許さないという事を信じている国民の信頼を置き去りにして法治国家が成り立つのか〗

〖犯罪はその背景が重要だと思う。それを無視して判断することは当事者を蔑ろにしていることになる。この裁判も、A氏と鈴木の出会いからの背景が全て無視され、その場の行為だけを取り上げ、間違った理屈をつけてA氏の主張を悉く否定している。訴状をよく読んで背景を理解すれば、このような判決にはならなかったはずだ〗

〖鈴木の裁判での品田裁判長の裁定は、「合意書」の有効性を否定した事から、470億円に上る脱税疑惑に絡む巨額な犯罪収益を見逃し、国に損害を与えた事になり、その責任は計り知れないだろう。それに伴って法解釈を捻じ曲げたことで、納得出来ない判決をもたらしたが、まさに権力犯罪の最たるものである〗

〖この裁判で一番不可解なのはA氏の代理人中本弁護士の言動だ。ゲスの勘繰りだと言われるかもしれないが、中本弁護士は、裁判所や品田裁判長と談合があったのではないかとさえ思う。刑事裁判で言う「司法取引」的なことはではないが、「この事件の真相を解明することによって、裏にある大きな問題が社会に晒されることになるが、裁判所としてはそれを避けたい。その為にはA氏の正当性を擁護する積極的な弁護と証拠書類の提出は控えて欲しい」と説得されたような気がする。中本弁護士が「この訴訟の弁護は辞退したい」と自分の家族に言っていた事や、鈴木側の長谷川弁護士への対応と弱気な弁護に対しての疑問の全てが晴れる。そして、判決後の中本弁護士の言動も多いに疑わしい。実際にこんな事が有ってはならないし、中本弁護士の名誉を棄損することになるが、これが正直な思いである〗

〖弁護士は、依頼人の話を詳しく聞いて裁判の戦術を練るものだと思う。そして、担当する裁判長や相手方の弁護士の実績や性格、業界の評価等を念入りに調査する筈だ。この裁判では裁判長が2人交代している。被告側の「質問と回答書」(乙59号証)という陳述書は品田裁判長が着任してから提出された。余りのタイミングの良さに大きな疑念を持つ。A 氏の心証を悪くする最後の秘密兵器だったのだと思う〗

〖情報サイトやYouTube配信による鈴木の事件に関係する裁判官や関係者達は、戦々恐々の日々を送っている事だろう。品田と野山両裁判長は、エリート裁判官ならではのプライドや傍目を気にせざるを得ない立場である事から、また違った意味で大変な生活を強いられるはずだ。今まで楽をしてきた分、その反動は大きいかもしれない〗

〖胡散臭い弁護士ほど「金や名誉は関係ない。真実を明らかにすることが我々の使命だ」と大口を叩くようだ。本心は「金も欲しいし、名誉も欲しい」という事だろう。弁護士は信用できないがトラブルが起きた時、法律では弁護士に頼るしかない。法律というものはいったい誰の味方なのか〗

〖裁判で、再審の開始が決定されるという事は、手掛けている弁護士にとって最高の喜びで名誉らしい。業界の名士として扱われるようになり、依頼人も激増することになる。「開かずの扉」をこじ開けるという事はそれだけ難しい事だという証明なのだが、針の穴ほどの可能性しかない事は弁護士が一番よく知っている。裁判所のハードルを突破するには相当の苦労と努力が必要になる筈だ。この様な制度が何時までも蔓延って(はびこって)いいのだろうか。裁判官達は不落の堅城に身分を守られているようなものだ。こんな不公平な事があってはならないと思う。世の中、矛盾が多すぎる〗

〖日本の現在の裁判官達は国民の血税から支払われる高額な給料を泥棒しているに等しいといっても過言ではないだろう。表沙汰にならないだけで、堕落ぶりは相当深刻であると思われる。裁判官といえども、所詮は公務員。潰れる心配も無く一生安泰であるが故に、慢心になる。鈴木の裁判を見る限り、これから裁判を起こそうと考えている人は二の足を踏む事になるだろう〗(以下次号)

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