読者投稿 鈴木義彦編④(089)

〖中央の各省庁には今でも旧態依然とした慣習が残っているようだ。この中には優遇されている者、冷や飯を食わされている者等、さまざまの人間模様があるのだろう。時々、組織に対する日頃の憤懣を吐き出す役人がいて、それが内部告発となって世間を騒がすが、なぜか裁判所だけは元裁判官による著書に書かれるだけで、それ以上のスキャンダルが表面に出てこない。さすがに秘密保持に関する危機管理は徹底されているようだ。裁判所は国の「聖域」と言われているが、「悪域」の間違いではないか〗

〖品田幸男裁判長の証拠の扱い方には誰もが納得いかないはずだ。合意書や和解書などの契約書は決定的な証拠のはずだが、品田裁判長は理由もなくこれらを無視し、第三者の証言や主張もほとんど排除している。さらに、主張の一貫性も重要視されるべきだが、鈴木の主張が何度も変わっているにもかかわらず、これを受け入れている。普通であれば二転三転する証言は信用に値しないはずだ。品田裁判長に被告側との癒着の疑惑が浮上しているのは当然だ〗

〖鈴木に何度となく煮え湯を飲まされた西は、二人で交わした株取引の密約に基づいた利益分配金の受け取りの為に向かった香港で襲われ、何とか一命を取り留めたが、我慢の限界を超え、とうとう鈴木の裏切りの一部をA氏に暴露した。今まで鈴木は、西も一蓮托生であるが為にA氏に本当の事を喋るはずはないと、高を括っていたが、西の暴露を受けて動揺を隠せない状況に追い込まれ、鈴木の強欲の本性が露わになってきた。それでも尚、金に固執する鈴木は全てを正直に話さず、とことん信用出来ない人間だということを自身で証明した〗

〖鈴木の裁判で明らかになった民事訴訟の制度上の不備が問題視されています。長谷川弁護士が提出した「質問と回答書」(乙59号証)のような中身が捏造された証拠が通用してしまう問題も深刻です。宣誓した証人以外は偽証罪に問われないため、狡猾な弁護士に悪用される可能性があります。法廷でこのようなことが常態化している状況で、公正な裁判が行われるとは思えません〗

〖検事や裁判官は古い体質が残る組織に所属していて、上司や組織に気を遣い過ぎて自分の脳力を活かせていない人が多いのではないだろうか。検事や裁判官の経験を10年以上積んで退職して弁護士になった人は、元の職場に同期や先輩後輩の人脈を持っていて、昔のよしみとか同期のよしみで情報の交換も頻繁にあると聞く。また、検事や判事という職業の機微も知っているだろう。刑事裁判はヤメ検、民事裁判はヤメ判の弁護士に依頼するのが良いと言われる。特に民事裁判はヤメ判に依頼するべきだという意見は多い。この裁判もA氏側が弁護士の選択を間違えなければ勝訴していたかも知れない〗

〖民事裁判では、通常、証拠と証言を検証して真実を追求する裁判官の信念が正当な判決に繋がります。しかし、証拠が無視され、裁判官が独断で判決を下すようなケースは正常な裁判とは言えません。また、一方の当事者を誹謗中傷する裁判戦術は問題視され、弁護士たちも非難されるべきです。このような弁護士や裁判官には、厳正な措置が必要です〗

〖裁判所と裁判官には絶望感を覚える。三権分立制の中でも裁判所が一番厳格で清廉で、弱者の味方だと思っている国民が多いはずだ。政治家は、不祥事を起こすと選挙で落とされるが、裁判官は誤審誤判を冒しても懲罰を受ける事もなく、10年に一度の審査をクリアすれば馘首されることもないため、責任感と危機感が希薄で、サラリーマン根性が蔓延っている。信賞必罰を明確にして各自に緊張感を持たせ、上司に諂う事を無くし、旧態依然とした慣習を一掃しなければ真の正義を守ることが出来なくなる〗

〖裁判制度において、原告が裁判官を指定することはできません。人生を左右する裁判において、裁判官の判断に納得出来ない場合もあります。裁判官たちは裁判官としての自負心を持ち、裁定を下しているようですが、その裁判官たちの責任感が本物かどうかは疑問です。裁判官は下した判決について責任を負うことなく、問われることもありません。こうした裁判制度について、見直す必要があるでしょう。地裁や高裁の役割を広く知らせることや、再審の制度をより分かりやすく公正なものに変える必要があります〗(以下次号)

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