〖和解協議は平成18年10月16日に行われた。平成11年7月30日の15億円の支払いから約7年間が経過していたが、平成14年6月27日に3者で面談をしていた。そして同年の12月24日に鈴木はA氏に10億円の現金を渡した。平成14年6月は西が志村化工株の事件で逮捕、起訴され、直後に保釈された時期だ。西は鈴木の債務の件でA氏と鈴木の3者で面談する予定の数日前にA氏に「今後、株売買の利益が大きくなるので、鈴木の債務を25億円に減額してやってくれませんか」と懇願し、A氏はこれを承諾していた。そうした経緯があったにもかかわらず、品田幸男裁判長は判決で7年間に具体的な協議は無かったと偏向した判断を下して和解協議を軽視し和解書を無効にしてしまった。判決がいかに誤っているか、この一つの事例でも分かる〗(関係者より)
〖鈴木の裁判は、真面な裁判官による当たり前の審議検証が行われていれば、鈴木の株取引での詐欺が認められ、利益金の返還が命じられていたはずだ。しかし、品田幸男が裁判長を担当したことで疑惑に満ちた真逆の判決が下された。本来なら裁かれるべき鈴木を、屁理屈の解釈で擁護し、罪を見逃した真意は一体何だったのか。この裁判は品田裁判長と被告側との癒着疑惑が極めて濃厚だ〗
〖和解書作成時、470億円の利益がある事を西は何故言わなかったのか。この時は利益が60億円だと言った鈴木がA氏と西にそれぞれ25億円を払うとした発言を前提にした金額が和解書に記載されている。470億円の利益だと概算でも約150億円以上の配当金だ。しかし、A氏は150億円でも鈴木と西に支援した金額には足りていなかった。西も鈴木も本当に酷い奴だ。西は自殺してしまったが、鈴木も相応の報いを受けさせないと納得が行かない〗
〖鈴木は底の知れない悪党だと思う。借りた金を返さず、株式投資の元金を借りた時に約束した利益配当金は払わず、不払いが判明したときの和解金さえ払わない。そのことが原因で提訴されたこの裁判では嘘をつき通し、全ての支払責任を逃れた。原告のA氏の損害額は放置されたままになっている。その原因の全ては善悪を裁くべき裁判官たちの誤審誤判によるものだ。裁判では如何なる不透明さも中途半端な判断も不要なもので、真実を明らかにするべきもののはずだ。そういう意味でこの裁判は問題の本筋を歪曲しているとしか思えない〗
〖被告側が主張する和解書無効の理由は、公序良俗違反を前提とした監禁や強迫による心裡留保です。しかし、公序良俗違反は品田幸男裁判長の誤った判断によるものであり、心裡留保は詐欺師がよく使う手口です。民法で定められた「契約自由の原則」に反して証拠もない主張を支持し、契約を認めなかった品田裁判長は、法の番人としてあるまじき判決を下したことになります〗
〖鈴木は親和銀行不正融資事件で逮捕される直前にA氏の元を訪れ、土下座して涙しながら8000万円を借りている。その際、金を借りた事を西には内緒にする様に頼んでいる。鈴木は西の奥さんからも1800万円を借りたが、急いでいると言って借用書も書いていない。狡賢い鈴木は逮捕後、どさくさに紛れて金を借りた事をウヤムヤにしようという魂胆があったに違いない。鈴木は、自身の逮捕等を利用して騙しのキッカケにして、それまでに普通なら誰もがやらないことを何から何までやってもらってA氏に詐欺を働く油断出来ない極悪人だ〗
〖鈴木は、騙す対象を物色する中で、最初は西に近づき様子を窺っていたと思う。色々話を聞く内にA氏という類稀なスポンサーが付いている事を知り、狙いをA氏に絞り虎視眈々とその機会を待っていたのだろう。その頃、西は既にA氏から100億円を超える融資を受けていたが、鈴木にちやほやされて有頂天になり、いつの間にかA氏の情報を提供する結果になっていたのではないか〗
〖一審の不当判決を下した品田幸男裁判長に加えて、控訴審を担当した高裁の野山宏裁判長に対しても批判が続出しています。一審で審議が尽くされた、と定番の言い訳に固執した野山裁判長はまともな審議をせずに棄却するとは職務怠慢であり、権力の乱用と言わざるを得ません。現在の裁判所は、高額な裁判費用を搾取していると疑われるような組織と化しているように思えてならない〗(以下次号)