読者投稿 鈴木義彦編④(079)

〖鈴木は、知り過ぎた西の存在が必ず障害になると考えていたのでしょう。香港で西の排除に失敗した鈴木は、時間をかけて精神的に追い詰めていきました。鈴木は青田を使って西を尾行させ、西に命の危険を感じさせ、精神的に追い詰め自殺に追いやったと思われます〗

〖宝林株取得に当たって西は情報収集に奔走した。鈴木が親和銀行事件で保釈中の身であることを気遣い、表向きの仕事はさせず購入後の受け皿となるオフショア地域のペーパーカンパニーの取得や、金融庁への大量報告書提出の準備を任せた。鈴木は旧知のフュージョン社の町田修一らの斡旋でペーパーカンパニーを3社を調達し、杉原正芳弁護士を常任代理人とした。裏方の準備を鈴木に任せた事で鈴木の悪魔のような性根が覚醒したのだろう。取得した宝林株800万株の現株を受け取ったのは町田で、株はそのまま鈴木の手に渡ってしまった。その時から鈴木による利益の独り占めが始まっていた〗

〖裁判では、品田幸男裁判長が株取引の事案を争点から排除したせいで、鈴木が株取引で得た総額470億円の利益金が表沙汰になる事はなかった。これは鈴木側にとっては希望通りの裁定といえよう。原告側にとっては株取引で得た470億円の利益の存在と鈴木による脱税を始めとする犯罪疑惑の疎明が重要な争点と考えていただけに、株取引自体が除外された事は予想外で到底受け入れられない判決であったはずだ。品田裁判長は事実誤認をしたかあるいは意図的に歪曲しているとしか考えられない〗

〖裁判官は公務員であり、裁判所は国民のためにあるべきで、裁判官は公正公平であることが基本原則です。原告と被告の主張を審議し、明確な判決を下すことが求められますが、鈴木の裁判ではその公正さが完璧に欠けていました。品田幸男裁判長の判決は被告側を意図的に擁護し、裁判官と被告側の不適切な関係が疑われています〗

〖民事裁判は裁判官の裁量でどんな判決でも出せるのか。ここまで偏った判決が出る裁判があるのか。判決を出すに当たっては、3人の裁判官による合議となっていたようだが、実際には裁判長の権限が大きく、他の2人の裁判官がどれだけ意見を言えるのかは疑わしいという。裁判長が独善的に主張を通して、それが間違っていると分かっていても、他の裁判官が何も言えない空気が蔓延しているとしたら、鈴木の裁判のように多くの誤審が修正されないまま判決が出てしまうことになる。恐ろしい話だ〗

〖この裁判は証拠調べが杜撰で、不適切すぎると思う。担当した裁判官全員が訴状を十分に読み込まず、真実を理解していない。問題の経緯や背景を理解せずに事の善悪を裁く事は出来ないはずだ。余りにも一方的な判決に違和感だけが残る。穿った見方をすれば裏に見えない糸があって、それが被告を勝訴に導いたのではないかとさえ思う〗

〖株取引における三者間の「合意書」に基づく取り決めは、買い支え資金を経費と見なし、全利益からA氏に返金し、残りを三者で均等に分配することが決められていました。ただし、株取引の過程で不正行為を行った者は何も受け取れず、場合によってはむしろ違約金を支払わなければならなかった。裏切り者の鈴木に一切の分配を受ける資格がないのは当然です〗

〖この裁判は、品田幸男裁判長が被告の嘘の主張を事実と認定して、合意書の有効性を認めなかったことで被告の勝訴が決定したのも同然だった。合意書を無効としたことで和解書も含めて株取扱に関する事は被告の主張を全て認定しないと辻褄が合わないからだ。原告が提出していた多くの証拠書類、紀井氏の事実に基づいた証言は、被告の主張を却下するのに充分なものだったにも拘わらず無視するしかなかったのだと思う。裁判所の意向なのか、品田裁判長の独断なのか、どちらかの原因としか考えられない。いずれにしてもこの問題を放置していては裁判所に闇に葬られてしまう事になる。それを絶対に許してはならない〗(以下次号)

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