〖鈴木と長谷川は、西が自殺した後までも西を利用して鈴木の嘘を正当化しようとした。死者をもてあそぶように悪用するのはもってのほかで、人間としてやってはいけないことだが、さらに長谷川と鈴木は「西から聞いた話」としてA氏を誹謗中傷した。鈴木はA氏に西を徹底的に「ウソつき」とこきおろしたが、鈴木は嘘の大きさやあくどさは西の比ではない。長谷川も鈴木の嘘をどこまで擁護して正当化したことか。その手段として「死人に口なし」の作り話を構築して西を最大限に悪用した。鈴木と長谷川は死ぬまで償いを続けても西は報われないだろう〗
〖執行猶予期間の海外渡航は裁判所に届けなければならない。平成12年から4年間はA氏から援助を受けて株式投資をし、莫大な利益を独り占めにしていた時期だった。鈴木には証券担保金融業者の「五大」を営む吉川某という知人がいた。鈴木は紀井氏に指示をして高値で売り抜けた利益金を、五大を通じて自分が借りたマンションに運ばせていたようだ。吉川は利益金の運び屋の役目を任されていた。その手法は不明だが、鈴木にとっては利用価値のある存在だったようだ。吉川は度々フランスへ行っていたようだが、鈴木も時々同行していたようだった。鈴木は裁判所に届けを出している。その届出を見れば執行猶予中の鈴木の海外渡航歴が解る筈だ。再審が開廷されれば重要な証拠になるが、再審申立が棄却されても刑事事件で告発する時の原因証拠になると思う。この吉川もSEC(証券取引等監視委員会)にマークされ、パリに逃亡した様だが、鈴木との間に金銭トラブルが起こり現在も行方知れずだという〗
〖鈴木は人との関りでウソをついて利益を自分に誘導することを常習にしてきた。そうでなければ、交渉の場でも裁判でも嘘に嘘を重ねるような恥知らずなことはしないはずだ。長谷川も鈴木と同じ類の人間で、裁判に勝つためには手段を選ばず、鈴木の嘘を丸呑みしてさらにA氏を誹謗中傷してまで裁判官たちに鈴木の主張の正当性をアピールした。鈴木も長谷川も絶対に許されるものではなく、その責任を果たさない限り、本人はもちろん家族や身内にまで未来永劫にわたって影響は及ぶ〗
〖鈴木は、大事な節目であっても西を代理にしてA氏と面談させ、自分は同行していない。主なものを挙げても、平成11年7月30日の15億円の受け渡し、債務完済を主張した「確認書」と13枚の手形を預かった同年の9月30日がそれだ。それにも拘わらず鈴木は「質問と回答書」(乙59号証)で「西に代理権を与えていない」と言っている。しかも信じられない事に、品田裁判長がそれらを認めている。品田裁判長は頭が可笑しいとしか言いようがない〗
〖鈴木はA氏に送った2通の手紙の中で「私一人で立案し稼いだ資金を国内外の移動という、現在最も難しいことで、なぜ、一人だけでやらなければいかないのか」と書いているが、一人で立案し稼いだとはとんだはき違えで、資金の海外流出や隠匿方法を誰が鈴木に頼んだと言うのか。株取引の最初の銘柄である宝林株の取得は西の働きによるもので、A氏が宝林株の買取資金や株価の買い支え資金を出さなければ利益は確保できなかったし、その都度3等分しないといけない金をA氏に無断で海外に送金したり運ばせたりして、ここまで恩を仇で返すような自分勝手な人間はいない。志村化工株でも西が罪を被らなければ鈴木も間違いなく東京地検に逮捕されていた。脱税ほかいくつもの違法行為を繰り返した鈴木はもちろん、犯罪行為をすべて承知のうえでの長谷川元弁護士弁護の弁護活動については、鈴木同様かそれ以上に全ての責任を負わなければならない〗
〖西の決定的な裏切りは合意書破棄の礼金として10億円を受け取った時から始まった。しかし、さすがに実行に移すことは出来なかった。鈴木は合意書破棄については西にしつこく確認したようだが、平成14年6月27日のA氏と西の3者面談の時に「西さんに社長への返済金の一部として10億円渡しています」と偽った。西が渋々認めてしまったために、鈴木はこうして10億円を取り戻すことに成功し、さらに一旦は25億円に圧縮した債務額を15億円にすることをA氏に認めさせている。鈴木の驚くほど悪質な金銭欲はここでも発揮されている〗
〖鈴木の利益の海外流出について、真相の一端を承知している茂庭進(元山一証券出身)やフュージョン社の町田修一は、鈴木からどれほどの恩恵を受けたのか。相当なものを受け取ったから、口を噤んで来たのだろうが、鈴木に実体のない外資系投資会社を100社前後も提供した上に裁判でウソの陳述書を平気で書いた町田、そして利益の海外での隠匿に加担した茂庭の2人は知っている事実を墓場まで持っていけるはずがない。鈴木にとっては事件の発覚は時間の問題ではないか〗
〖品田裁判長が鈴木の主張を認めるに当たって、その根拠となる証拠書類の提出や証人の出廷を鈴木側に求めなかったのは何故なのか。まるで、鈴木側にそんな書類は存在せず証人もいない事を知っていたかのようだ。自分の裁定を裏付けるためには必要なものだったと思うが、A氏側の弁護士が反論しない事が品田裁判長の独断を許してしまったのではないだろうか〗
〖鈴木が裁判で債務は完済されたとか合意書に基づいた株取引などなかったと言うなら、何故、宝林株を売ることができたのか。A氏の主張に対して全面否定を繰り返したのは、平林や長谷川が構築した虚偽のストーリーを丸呑みしたからだろう。しかし、鈴木の周辺で多くの人間が犠牲になり自殺したり不審な死を遂げたり、あるいは行方知れずになったりしているのは決して看過できるものではない。自己破産や自殺の道しか残されていなかった鈴木の窮地を救ったA氏をとことんまで裏切り、さらに独り占めにした利益を何としてでも出さないという発想は餓鬼そのものだ〗(以下次号)