読者投稿 鈴木義彦編②(282)

〖鈴木がA氏に会った時の事を忘れる筈はないと思う。平成9年当時の必死さは演技ではなかったと思う。親和銀行で逮捕されることを知った鈴木は最後の資金繰りのためにA氏を訪れたのだろう。しかし、すでにこの時の鈴木は裏切りの策略を持っていたように思う。その証拠に8000万円の借用書に書かれた返済期日が10日以内になっていた事だ。鈴木には既に返済する意思が無かったのではないだろか。ただ、あといくら必要かは頭の中で計算が出来ていたのではないか。予め用意していた天野常務の署名のある念書がそれを示している。鈴木はピンクダイヤを借り出す事で目標額をクリアしたが、弁護士費用と当座の家族の生活費は西に頼んでいたのだと思う。西の女房から1800万円を借りたのもそのためだったのだろう。そう考えると鈴木が逮捕3日前にA氏を訪れた理由が理解できる〗

〖人間は、窮地に追い込まれなければ本音を語らないというが、和解協議の場で、紀井氏が鈴木の利益隠匿を西に明らかにしていたが、西はA氏に伝えなかっただけでなく、全ての真相を明かさなかった。鈴木が合意書の破棄を西に執拗に迫って、それをやり遂げたという西に報酬として総額10億円を複数回に分けて支払ったことを、西はその場で鈴木に認めさせたが、それでも西は紀井氏から利益総額を聞いていながらA氏にはそれを明らかにしていなかった。裁判でも長谷川が鈴木の嘘の証言を正当化したことで、これで安泰になったと思ったかもしれないが、実際には次々に真実が暴かれて、鈴木はさらに身動きが取れなくなっている。そして鈴木を追及する動きは心底謝罪しなければ、解決にはならない。長谷川も同様である。鈴木に加担したことで鈴木の背負う重荷を一緒に担ぐハメに陥ったのは自業自得で、裁判に勝つために人としてやってはいけないやり方を幾重にも構築したことを生涯反省するべきだ〗

〖鈴木は、合意書作成の経緯や宝林株購入資金はA氏の資金だったことは和解協議で認めていたが、法廷では全てを否定した。この嘘は裁判官が公平な眼で判断しなければならなかったが、ことごとく間違った判断をした事になる。これはA氏にとって不幸な事だった。これにはA氏の弁護士の消極的さも逆風となった事は否めない。真実は一つのはずだったが、品田裁判長の独断で一縷の望みも絶たれてしまった。品田裁判長の独断は真実さえも歪めてしまった〗

〖自分の利益を最優先にして周囲の人間を騙すやり方が骨身にまで染みついている鈴木の悪事を徹底的に暴き、真相を全て明らかにしなければ収まりはつかない。鈴木に加担した長谷川元弁護士を始め平林、杉原の両弁護士、悪行三昧の青田はもちろん、数多くの事実認定を過って事実上鈴木の犯罪疑惑を封印してしまった品田と野山両裁判長ほか裁判官(控訴審を含む)も、結果的には相応の責任が生じている。真実を明かすべきは鈴木であり長谷川であるが、あまりに自覚が足りないのか、鈴木を巡る悪事はネット上で拡散し続けている。このまま放置すれば、情報が拡大、拡散して消えることはなく逆に世界中に広がる一方である〗

〖品田裁判長は株式相場の機微を全く知らなかった。株式投資で購入する銘柄をあらかじめ決めておくことは困難だ。相場は生き物で、多くの銘柄が息をしている。この生き馬の目を抜く様な世界で勝負をするには感性が必要なのだ。社会経験もなく株式投資の経験もない者が軽々しく断定するものではないと思う。ただ一つ素人でも分かるのは、株式投資に資金が必要だという事だ。その資金を誰が出すか、何処から調達するかが最も重要な事だ。自己資金を待たない鈴木と西にはA氏を頼りにするしかなかった。資金援助してもらうには、なにがしかの約束事が必要な事は必然である。それが「合意書」だったのだ。品田裁判長はそれさえも無効とした。これは品田裁判長に株式投資に関しての常識と知識の無さが誤った判断をさせた。如何に裁判官でも過ちはある。大事な事は、過ちは認めて正しい判断に直す事ではないか。しかし、品田は未だに知らぬ振りを決め込んでいるが、裁判官としては絶対に許されないことで、一家眷属にまで悪影響が永久に残る〗

〖鈴木は平成14年に麻布に超高級マンションをペーパーカンパニー(マジェスティックインベストメンツ)の名義で購入して愛人と隠れ住むアジトにした。高級外車(6000万円以上の価格であるマイバッハほかロールスロイス等)を乗り回すようになっていたが、その年は西が志村化工株の相場操縦容疑で東京地検に逮捕起訴された年であった。鈴木は西に土下座までして口裏合わせをして説得し、利益の最低でも1/3は渡すと約束して、鈴木一人が逃げのびたが、実際には西の有罪判決が出ると、掌を返して西を切り捨てにかかった。合意書に基づいた約束を当初から破り、利益を独り占めにして奢った日々を過ごしていた。そんな鈴木には正当な裁きを受けさせなければならなかったが、長谷川が弁護士にあるまじき悪事を働いて阻止した。しかし、このままで済むほど世の中は甘くはないことを知るべきだ〗

〖鈴木と西は、鈴木が親和銀行事件で保釈された時から再起する道を模索していた。この時、鈴木は既に拘留されていた期間に考えた秘策を持っていたような気がする。2人の考えは株式投資で一発逆転する事で一致した。と言うより、それしかなかったのだろう。鈴木が保釈中の状態だったために、表面的な情報活動ができなかったので西が情報収集に奔走した様だ。そして、平成11年2月頃西は旧知だった勧業角丸証券の証券マンから宝林株の大量売却の情報を得た。西は懸命な調査をして宝林株に手ごたえを感じ相手側との折衝に入った。西の努力によって3億円で購入できる目途が立ったが、2人にはその資金が無かった。西はA氏に懇願するしかないと考え鈴木と協議した。この時の鈴木は、A氏への債務を一円も返済していない事を気にして「無理だろう」と答えたようだ。西は宝林株に強い手ごたえを感じていた為に一人でA氏を訪れ必死で説得した様だ。A氏はこの2人に対しての莫大な貸付金を回収するための方法を模索していたと思う。当然に、これ以上の資金を援助することに危険性を感じたが、2人に資金力がない事も承知していて2人を再起させないと債権の回収も出来ないことも解っていた。A氏は、もう一度2人にチャンスを与えるために苦渋の決断をしたのだと思う〗

〖世間から何と言われようと、金さえあれば全て良し、世間体など一切気にしない、家族にも金を渡せば良いと考えるならば、鈴木も長谷川もこのまま放っておいたら家族も鈴木と同様に犯罪者と見られる。今後、肩身の狭い思いを強いられる。鈴木を巡る事件では、鈴木の家族身内は鈴木自身のしでかした事件だから鈴木同様の責めを負うのは当然として、一番に被害を受けるのは長谷川本人と家族身内ではないかと思う。鈴木の父徳太郎は関係者に「息子と青田は悪い人間」と認めていた。息子の家族についても「嫁の恵子と長男の勝昭はまともな常識ある人間ではない」と言っていたようである。特集記事に掲載している以外にも多くの証拠やテープ類がたくさんあるようだが、今後も必要に応じて公開するべきだ〗

〖A氏と西の出会いは、バブル崩壊直前だった。A氏はバブル景気を当てにしないで、株式投資にも手を出さず独自の商法で堅実な実績を上げ、全国の主要都市の駅前ビルに関連会社を持ち、事業は順調に推移していた時期だったようだ。西は、A氏に債務がある知人の紹介でA氏に会った。A氏は「新宿のA氏」という事で宝石業界では金払いの良い資産家として名前が知られていたようだ。西は「知人の債務を肩代わりします」と男気を見せながら、A氏との付き合いが始まった様だ。もしかすると、西はA氏の噂を聞いていたのかもしれない。西はこの頃、株式投資のコンサルタントを名乗り、証券業界では注目されていた時期でもあった様だ。西は中堅証券会社の部長を伴ってA氏を訪れ、損失補償の話まで持ち出して自分の株式投資の実績をアピールしながら、A氏を株式投資へ誘導したのだ。A氏は西の強引な勧めによって株式投資を始めたようだが、直後にブラックマンデーという「世界同時株価暴落」が発生し、世界中の経済を崩壊の危機に導く大事件が勃発した。これ自体は西の責任ではなかったが、問題はA氏に内緒でA氏が購入した株を証券会社に担保に預け、信用取引をしていた事だった。この事によってA氏は予想もしない莫大な損失を蒙ってしまった。この頃から西はA氏を騙していた事になる〗(関係者より)(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です