読者投稿 鈴木義彦編②(249)

〖老獪な長谷川弁護士は、裁判所の裏事情を知り尽くしていた筈だ。長い弁護士生活で裁判官の実情を見聞きしてきた長谷川に、裁判官に対する敬意を払う気持ちなど毛頭なかっただろう。それは裁判所での立ち居振る舞いに如実に現れている。裁判中に暴言を吐き、原告側の弁護士を威嚇し萎縮させ、堂々と虚偽答弁をするろくでもない弁護士だ〗

〖民事裁判というのは当事者に偽証罪が適用されないらしい。言い方を変えると「嘘のつき放題」と言えると思うが、証人には偽証罪が適用される。この裁判では双方の知人友人から陳述書は提出されたようだが、サイトによると証人として法廷に立ったのは紀井氏ほか1人の様だった。この事件についての証言は多くあった。裁判所は何故、その人達を証人として呼ばなかったのだろうか。A氏の友人や周囲の人達の中に「証人として出廷してもいい」という人が大勢いたはずだ。鈴木側には、金融庁に虚偽の届出を提出した杉原弁護士を始め、フュージョン社の町田修一も宝林株購入時に重要な役割を果たしている。青田は鈴木と長年にわたる友人で、鈴木の悪事に加担している。A氏の弁護士は品田裁判長に、これらの人間を証人として呼ぶように要請しなかったのは何故だろうか〗

〖品田裁判長は、紀井氏が法廷で話した事を無視して「紀井は、ただの電話番で株売買の利益について述べる立場に無かった人間」と鈴木の発言を支持して紀井氏の証言を採用しなかった、紀井氏の証言は鈴木の罪を明確にする大事な証言だった筈だ。それだけに「その証言は嘘だ」と言っている事と同様だと思うが、品田裁判長は偽証罪は適用しなかった。この判定にも疑問を感じるし、紀井氏に取っては侮辱罪で告発できるほどの品田裁判長の発言だったと思うが、そう言う事も起きなかった。この裁判の品田裁判長の裁定は全てが中途半端で何事においても結論を曖昧にしているように思うが、それには何か理由があったのだろうか〗

〖裁判は公開の原則(憲法82条)を徹底するため、誰でも民事訴訟事件の記録を閲覧できることになっている(民事訴訟法91条1項)。鈴木の訴訟記録(訴状、答弁書、準備書面、尋問調書、和解調書、判決書)を閲覧することが出来る。これらの記録は再審が開かれた時、長谷川元弁護士や品田裁判長を追及する証拠となるだろう〗

〖A氏の代理人が襲撃された事件で、代理人の勝手な示談によって事件はウヤムヤに終わりそうになったが、A氏の周辺関係者の調査で、代理人を襲った暴力団員は鈴木の友人の青田光市が昵懇にしている暴力団のNo.2が所属する広域暴力団の系列だという事が判明した。そして、その暴力団の総長に平林弁護士が面会に行っていた事も周囲の人間たちの証言で明らかになった。代理人襲撃事件は、鈴木の依頼で青田が関与している疑いが濃く、金の力で殺人を依頼したものと思われるが、代理人の勝手な行動が仇となり、鈴木と青田が暴力団に関与していると言った事実を公に立証できなかった。代理人も結果的にはA氏に大きな損害を与えることになった〗

〖鈴木はバブル崩壊後に政府の愚策のドタバタに紛れてFRを店頭公開させた。この時期、実力も無く財政基盤も脆弱な企業の経営者たちが創業者利益を狙ってこぞって上場を果たした。粉飾決算あり、資産内容に虚偽記載がありと言った内容の会社が多かったようだ。鈴木もその中の1人で、所謂、詐欺師経営者だった。あわよくば一般投資家の興味をそそって株価が上昇する事もあるが、投資家も経営者も乗るか反るかの一発勝負だった。その中には今や大企業に成長している会社もあるが、所詮は経営者の信念と理念が大きく左右した。詐欺師の鈴木は自分の資金を使って株価を上げ、粉飾決算をすることで経営状態を偽装するしかなかった。投資家達の目も節穴ではなくFRに投資しようとする人は少なかったようだ。鈴木のやり繰りも底を突き、借金も膨らみ会社も破綻寸前に追い込まれた。鈴木は、友人の青田と謀って親和銀行の頭取をハニートラップに嵌めた。そして総会屋と暴力団組長と組んでマッチポンプで頭取を脅かし、親和銀行から莫大な融資を引き出すことに成功した。鈴木は自分の欲を満たす為には卑劣な手段を使う事も辞さない質の悪い経営者だった〗

〖YouTubeで鈴木の動画が世界に配信され、事件の関係者には戦慄が走った筈だ。指名手配さながらに掲載された内容が真実なだけに訴えることも出来ない。またこの事件を扱った裁判官にも焦点が当てられている。鈴木の裁判で前代未聞の不当判決を下した品田裁判長は非難の嵐に晒されている。今後の裁判官による不当判決の見せしめとなり抑止効果を生むであろう〗

〖鈴木は、他人を踏み台にしてでものし上がる事を目標にしていた。自分で汗水流すのは嘘をついて他人を騙す時だけだった様だ。詐欺師の常套手段を実行する時は真剣だった。涙を流して同情を買い、土下座して誠実そうに見せる演技も上手だった。この男の性格は腐りきっていたが、悪知恵だけは人一倍だった。鈴木の犠牲になった人は数知れず、命を落とした人も一人や二人ではなかった様だ〗

〖A氏と天野氏の面談に同席していた西の口から天野氏の行動は鈴木に伝わった様だ。こういう面でも西は信用のできない人間だという事が解る。鈴木と天野氏はこの件が原因で険悪な関係になったと周囲の人間は言う。その後天野氏は病死としてこの世を去ったが、鈴木に対して疑惑の目が広がった事は確かだった〗(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です