読者投稿 鈴木義彦編②(247)

〖鈴木は弱者を演じることに長けている。A氏に対しては涙ながらに「このご恩は一生忘れません」と土下座したり、和解協議の場では「大変お世話になっているので、2年後の私を見ていてください。必ずご恩は返します」と殊勝な事を言って握手を求めたり、また和解後に「男として一目も二目も置いています」と手紙に書いてA氏の心を揺さぶる事が多々あった様だ。志村化工株事件の時も口止めをするために「西会長の言う事は何でも聞きますから私の事は喋らないで下しと」と言って西に土下座した。これは鈴木という大悪党の常套手段だった。しかし、和解協議のような修羅場では、西に対して「お前はこの場で死ねるのか」など恫喝する言葉も吐き、西を威圧する事もあった。悪党らしい見せかけの度胸も備わっていたようだ〗

〖A氏は、裁判で鈴木の代理人に就いた平林弁護士の言動に憤り、鈴木の用意したペーパーカンパニーの代理人に就いた杉原正芳弁護士ともども所属の第一東京弁護士会に懲戒の申立をした。和解協議後の交渉に鈴木が平林を代理人に指名した事もあって、当時A氏が任せた代理人と共に面談した事もあった。平林は50億円での解決を打診したが、A氏は応じなかった。すると平林は掌を返すように債務も株取引も否定した挙句、調停を提案してきたが、約束の期日に来なかったり遅刻したりして調停を不調に終わらせた。そしてA氏の代理人襲撃事件の時には、犯人が所属する組織の総長に会っていた事も判明している。弁護士にあるまじき言動が多く、却ってA氏と鈴木の人間関係を悪化させた張本人の一人だ。しかし、懲戒申立を受理した弁護士会は何の結論も出さず連絡もしてこない。裁判官も含めて法律家の集団は一般人を愚弄しているとしか思えない。お互いを「先生」と呼び合っている弁護士の世界は世間を馬鹿扱いにしているのか〗

〖民事裁判で成人同士が交わした契約書がこれ程いとも簡単に無効にされたという例は無いと思う。裁判官の能力の無さや弁護士の手腕の差があっても真実は一つだと思う。その真実を被告の捏造と嘘で塗り替えられることがあっては、世の中の道理が歪められることになる。世の中の道理を諭すのが法律であり裁判所の役目ではないだろうか。「無理を通せば道理が引っ込む」。道理の無い社会には悪人が蔓延るのは歴史の教訓だ〗

〖日本の現在の裁判所は給料泥棒の巣窟だ。いや税金泥棒といった方が正解か。裁判官には国民の血税から高給が支払われている。鈴木の裁判から窺える裁判所の現状は、相当深刻な堕落が進行しているようだ。これを機会に世間一般に知らしめなければならない。メディアも裁判所の実態を、特集を組んででも取り上げるべきだ〗

〖西は、志村化工株事件で鈴木に口止めを懇願されたが、自分の身の危険も感じていたはずだ。しかし、鈴木が逮捕されることによってA氏を裏切って隠匿している莫大な利益も暴かれることになると、自分の配当分も無くなることを危惧した。ここで、鈴木に大きな貸しを作る事で今後の鈴木との話し合いを優位に出来ると考えた。そして鈴木と密約を交わし、鈴木を庇って検察の捜査から救った。これは鈴木が窮地に追い込まれた時だったが、土壇場で持ち前の悪知恵を発揮して西を身代わりにしたのだった〗

〖裁判所が日本の三権分立の一角を成しているだけに、忖度が働き或いは高い信頼から批判を受けないで済んでいたように思うが、インターネットの時代に入り、問題提起の場が増えると、誰もが情報発信をして世界中への拡散が出来るようになり、鈴木の裁判を担当した品田裁判長は、動画で酷い判決文を書いたことが世間に広まり、戦々恐々の毎日を送る羽目になっているに違いない〗

〖平成9年頃、鈴木は高利の金融会社に多額の借金があった。借りる際の担保はFR社の約束手形だった。FR社は株式を上場しており、この頃はそれなりの体裁を整えていて対外的には問題が表面化していなかった様だが、高金利が大きな負担となって手形期日をジャンプする事が多くなり、信用が全く無くなりつつあった。高利で金を貸すプロの金融会社は敏感で、取り立ても厳しくなってきた鈴木は、会社も個人も破綻寸前に追い込まれた。そんな時に、一見順調に事業を展開する西の噂を聞きつけ接近したのだと思う。「蛇の道はヘビ」と言う言葉があるが、鈴木は西の背後には資産家がついている事を感じていたのではないだろうか〗

〖鈴木は、常務の天野氏に西が運営する「東京オークションハウス」の展示会に行かせた。「東京オークションハウス」は。バブル崩壊後に取引が停滞した不動産、高額な宝石、高額な絵画をオークションで売買する場としてマスコミも取り上げた。おそらく、天野氏が行ったオークション会場には売却を依頼された高額な商品が展示されていたのだと思う。天野氏は鈴木との面会を求めた〗

〖「仏の顔も三度まで」という諺があるが、鈴木にとってA氏は仏であって神でもあったと思う。普通、これだけの恩義を受けながら裏切るという事はあり得ない事だ。鈴木が普通でないと言ってしまえばそれまでだが、それで世の中が通用する筈がない。鈴木はA氏に窮地を救われ、A氏から元金を借りた株式投資で1000億円以上という莫大な資産を得た。しかし、元金さえも返済せず「借りた覚えはない」と裁判で主張した。これを認めた品田裁判長は自分の下した判決を「正当」だと言い切れるところは一つとして証明できるはずがない。A氏と鈴木の一連の事件の裏には何かがあるとしか思えないほど不可解で不思議な事が多すぎる〗(以下次号)

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