読者投稿 鈴木義彦編②(240)

〖西は生前「鈴木と青田は絶対許さない、成敗してから自分もあの世に行く」と言っていたようだが、A氏に説得されて思い留まっていたようだ。自殺の現場を当たった警察官が言うような死に方までした西の心境は、鈴木への恨みだったのか、それともA氏への裏切りを悔いて精神的に耐えられなくなってのものだったのか。厳しい言い方だが、いずれにしても死に急ぎだったように思う〗

〖鈴木がYouTube動画で取り上げられて、世間に波紋を投げかけているが、まだまだ序章に過ぎないだろう。鈴木の事件は様々な問題を孕んでいるので、多方面に影響を及ぼすことになるだろう。確か鈴木の娘は40歳にもなってモデル活動をやっているとか〗

〖西は、自殺する直前に鈴木や青田にも手紙を送っていたようだ。鈴木の反応はサイトでは紹介されていないが、奴の性格からして西の自殺に哀悼の意を示すことは全く無かっただろう。それどころか自分の秘密が守られた事に安堵したのではないだろうか。どうしようもない、度を過ぎた極悪人だ〗

〖西の自殺から時間が経過したが、鈴木は相変わらず姿を晦ませていてA氏に連絡をしてくることは無かった。平成27年7月、A氏は東京地方裁判所に鈴木を「貸金返還請求訴訟」で提訴した。西は自殺してしまったが、A氏の手許には鈴木の悪行を証明する書類が揃っていて証人も沢山いた。裁判に負ける要素は皆無だったはずである。それが品田裁判長の深刻な誤判により敗訴した。真実をこのまま埋もれさせるわけにはいかない〗

〖裁判の当事者は、自分に有利になるように嘘の証言をするので、よっぽどの証拠がない限り、裁判官は、その証言を信用しないのが当たり前になっている。それにも関わらず、品田裁判長は二転三転する鈴木の証言をほぼ全てにおいて認めている。裁判のセオリーを無視した品田裁判長の独断と偏見による判決の裏には、何かの不正の影がチラついてならない〗

〖裁判が始まって原告、被告から準備書面が提出され、弁護士同士の応酬が始まっても、被告の鈴木側は根拠のない主張を続け法廷を混乱させた。鈴木側の弁護団は、親和銀行事件でも鈴木の弁護をした長谷川弁護士が主戦弁護士を務め、鈴木が和解協議後に代理人に指名していた平林弁護士も名前を連ねていた。3人の裁判官は当然に訴状を熟読し、事件の経緯や背景を理解しているはずであったが、鈴木の代理人弁護士達が狡猾な理論を展開させたことで裁判は被告のペースで進行した様だ。そして、A氏側の代理人弁護士の力量不足もあって、短期間でA氏の勝訴で終わる筈の裁判が無駄と思える時間を費やして2年が過ぎた。勝利を信じていたA氏側にとっては納得のいかない事ばかりで時間だけが過ぎて行ったと思われる〗

〖この裁判は途中で裁判長が変わっていて2人の裁判長の下で裁判が進行していたが、状況に進展は無く、鈴木側弁護士の嘘の主張が続いていた。A氏側の主張に言いがかりをつけるような求釈明と反論の繰り返しで、同じような答弁書が提出され、鈴木側弁護士の揚げ足取り的な裁判戦略のために結論に至らない。A氏は裁判の促進を狙ったようだが、鈴木側弁護団はそこに付け入り、膠着状態に変化はなかったようだ〗

〖鈴木はただの詐欺師ではない。鈴木にとって邪魔になった関係者を使途不明金の横領の罪を被せ自殺に追いやったり、事故死や行方不明になった者など10人前後もいる。中には自殺に見せかけて殺された者もいるのではないか。鈴木が全てに関与しているとなれば、並みの悪党ではない。バレずに人一人殺すことがどれだけ至難の業か。鈴木が関わっているとすれば、子飼いの青田が協力しているはずだ〗

〖裁判が始まって2年半が経過した頃、裁判長が3人目の品田裁判長に代わった。審議の内容が貸金返還請求に留まらず、株式投資に係る分配金の返還に及んでいた。裁判所の意向を受けて着任した品田裁判長は判決で根拠のない辻褄合わせの裁定を繰り返し、25億円の貸金返還請求を株取引の利益を鈴木の債務返済金に充てることで決着させた。しかし、A氏側は「株式投資の利益金横領」が絡んでいると主張した。訴状に描かれた当時の経緯からみても、保釈中の身であった鈴木に25億円もの莫大な金額を調達できる力はなく、A氏を騙して株式投資の利益を横領した事が明確だったのだ。A氏側は25億円の出所を厳しく追及したが、品田裁判長はA氏側の主張を棄却した。A氏側は株式取扱の合意書、和解書に絡む和解金70億円分を請求していたが、一切受け付けられなかった〗(以下次号)

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