読者投稿 鈴木義彦編②(231)

〖品田裁判長は、鈴木が親和銀行事件で約17億円の和解金を支払った事に対して疑惑を持たなかったのだろうか。親和銀行事件は訴外事件だが、事件の時期と鈴木の資金的な事情はA氏の訴訟と大きな関連がある事は分かっていたはずだ。和解金の出所を調査すれば、鈴木がA氏との約束を反故にして隠匿していた株取引の利益金との関連が簡単に解明できたはずだ。それに触れずに裁判を進行した事は多いに不審に思う。品田は本当に無能だったのだろうか。それとも裏には裁判所の意向が働いていたのだろうか。いずれにしても納得のいかない裁判だ〗

〖鈴木の側近としてFR社を牽引して来た大石専務は親和銀行事件に絡んで有罪判決を受けたが、後に不審な交通事故で死亡した。同じくFR社の常務で鈴木と大石が逮捕拘留されている時に会社を守って来た天野常務も不審な自殺を遂げた。鈴木の盟友で証券担保金融会社の吉川社長も鈴木と金銭トラブルが起きていたらしいが、その後行方不明になり生死は今も不明だ。そしてファンドマネージャーをしていた霜見誠は鈴木から300億円という資金を任されて運用していた事もあり、鈴木の指示でクロニクル(元FR)株の増資にも関与していた。この霜見は日本に帰国中に夫妻で殺された。2人を知る人の話では、その時期に鈴木と霜見の間で金銭的なトラブルが発生していた様だ。そして西の自殺。この5人以外にも鈴木と親しかった知人でこの世を去った人間は複数いるらしい。これは、どういうことなのだろうか。鈴木だけが1000億円以上という莫大な資産を隠匿している事に誰もが違和感を持つのは当然だ〗

〖鈴木のような裏切り者の末路は、歴史的に見ても総じて悲惨な結果を招く。同じ裏切りでも、その裏切り方や目的によって見方も変わってくる。戦国時代に頻繁に見られた裏切りはお家や一門の為に裏切りを余儀無くされた場合が多かったようだが、鈴木の裏切りとは目的と質が全く違う。鈴木の裏切りは私利私欲の為だけの最も醜い裏切りだ。情状酌量の余地は無い〗

〖鈴木は、親和銀行事件で逮捕される3日前にA氏を訪れた。鈴木が1人でA氏を訊ねたのはこの時と和解協議の前後だけだった。鈴木はこの時、逮捕拘留される時期が長くなることを覚悟していて、その間の資金繰りをA氏に頼みに来たようだ。A氏はこの時も鈴木の状況に同情し、現金8000万円を貸し、ピンクダイヤとボナールの絵画を販売委託してあげた。絵画は鈴木から購入後も鈴木に預けたままだった。販売委託金額は合計で3.4億円だった。鈴木はこれまでの借入金の返済を一銭もしていなかったが、A氏はその催促もせず追加で8000万円を貸し、3.4億円の商品と上代40億円前後の超高級時計を4億円で販売委託している。販売委託に関して鈴木は天野氏の署名入りで白紙の用紙を持参していた。予め用意していた事は明らかだったが、3日後に逮捕されることを知っていたA氏は鈴木の願いを聞き入れた。この時鈴木は「このご恩は一生忘れません」と言って感謝していたという。しかし、この時の現金は「貸付金返還請求訴訟」で一応は返済された事になったが、商品はFRの債務とされ、鈴木の債務と認められなかった。ここまでの温情を受けながら鈴木はA氏を裏切った。こんな奴は世の中にいないだろう。どんなことをしても捕まえて償わせるべきだ〗

〖役人にとっては、過去の自身の実績が退官後の人生に大きな影響を与える。裁判官も同じで誤審誤判を犯せば退職金や退官後の天下り先に大きな差が出るらしい。A氏と鈴木の控訴審を担当した野山判事も退官予定時期の直前に高等裁判所でこの裁判の裁判長を務めたが、原審の審議を十分に検証することなく、全面的に品田裁判長の判決を支持した。控訴審は野山裁判長が「この裁判は、一審で審議し尽くされた」としてA氏の控訴を棄却した。約5カ月という短期間での決着だった。この裁判は品田裁判長の独断と偏見が大きな原因で間違った判決を下していたが、裁判所の意向もあって、それを検証することなく控訴を棄却している。野山裁判長も審議不充分の責任を負わなくてはならないのではないか。その後しばらくして野山裁判官は退官し、現在は天下り先に再就職している。裁判所は野山判事の過去の功績に忖度して誤審誤判を隠蔽したのではないだろうか〗

〖詐欺は知能犯罪であるが故に、大多数の被害者が出るような大規模な詐欺事件に発展しないと立証が難しい。また民事的要素を含んでいるので個人間のトラブルでは警察も動こうとしない。鈴木も、その辺の事情をよく踏まえた上で犯行に及んでいるのだろう。姑息で陰湿な詐欺を働いた鈴木に重罰を与えるべきだ〗

〖裁判所の闇は深い。お互いの立場を庇い合う事を目的として、正義を貫くという本来の使命を蔑ろにし、『法の番人』という立場を忘れて上席判事達の「退官の花道」を作り上げているように思う。品田裁判長もいずれは退官時期を迎える筈だが、裁判所は今回の裁判の再審申立てを棄却する事で品田裁判長の過ちを隠蔽して「花道」を作るのだろうか。そうであれば、この組織の腐敗は永遠に続くことになる。それは断じて許されることではない〗

〖このサイトの記事を読む限り、この裁判での鈴木の主張に真実は全く無い。それどころか、この裁判には鈴木の悪事を証明する証拠が沢山ある。本人は勿論の事、鈴木の弁護士達の虚偽の捏造が裁判の方向を狂わせた。品田を始めとする裁判官達はこの虚偽の主張の一つも暴くことが出来ていない。裁判官の能力を云々する以前の問題だと思う〗

〖鈴木の詐欺の手口として、A氏を信用させる為に「合意書」契約を用いたのだろう。これから行おうとする株取引には、株価を高値誘導させる為に継続的に投入する莫大な資金が必要になってくる。A氏に限らず慎重になるのは当然だ。そこで説得する為に「合意書」を使い、さらに株取引で成功しなかったらA氏に対する借金が払えないと無理強いを迫ったのだろう。A氏からの資金投入が無ければ株取引で470億円という法外な利益を上げることは不可能であった〗(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です