読者投稿 鈴木義彦編②(183)

〖鈴木は、今後、信頼できる仲間が周囲にいない事を後悔することになるだろう。自分の欲望を優先して周囲の人間を大切にしなかった報いが大きな波となって鈴木に襲いかかる事になるだろう。1000億円以上の隠匿資産を移動させるのは並大抵のことではない。自分一人ではできないことだ。他人の協力が必ず必要になると思うが、周囲には鈴木と同じように血も涙もない守銭奴たちしかいない。気付いた時は手遅れだ〗

〖泥棒というのは盗みに入る前に、その家に金があるか下調べをして、金があると確信してから盗みに入る。鈴木は、西と付き合う前に西の背景を十分に調べたのだろう。そして、西の後ろにはA氏という富豪がいることを知った。A氏は鈴木と同じく宝石貴金属業界の人間だった。業界のA氏情報の収集には時間がかからなかったのではないだろうか。そして、西が証券業界の人間とも付き合いが多い事を知った。鈴木の調査は入念に行われたはずだ。そして、西がA氏の援助を得て、東京オークションハウスを経営している事を知り、常務の天野を偵察に行かせたのだと思う〗

〖鈴木が今までどれだけの悪行を働いてきたか、その詳細が情報サイトに掲載されている。これだけの悪党が、このまま安泰な生活を送れるはずがないだろう。恩人を裏切り、関係者を死に追いやる鈴木に、いずれ何らかの形で鉄槌が振り下ろされる時が来るはずだ〗

〖鈴木は、無神経で冷酷な奴だがバカではない。これだけの策略を練るにはかなりの知恵と経験が必要だと思う。コイツは情に縋った振りをして他人を騙すが、本人は情の欠片もない冷酷な人間だ。長年一緒に苦労してきたFRの大石専務や天野常務を平気で切り捨て、親和銀行事件でFRの代表権、大株主の権利を剥奪された事を逆に利用してインサイダー取引を仕組んでFRの株を売買し、莫大な利益を得た。海外のペーパーカンパニー名義での取引だったために証券取引等監視委員会からのマークも逃れた。親和銀行事件で有罪となりFRの創業者利益を得る権利は喪失したが、それ以上の利益を株取引で獲得するという類を見ない強かさを見せた。コイツは生まれた時から悪党だったに違いない〗

〖新聞やテレビの記者達は、官公庁の取材で広報を通して発表される情報にはあまり興味を示さない。中間管理職以下の役人、またはヒラ役人にまで食い下がって裏の情報を取ろうとする。役所によっては警察の様に週刊誌担当の広報もいるようだ。役所は情報を操作し、大事な情報を隠蔽している。裁判所の中にも記者達の控室があり、各社の記者が詰めているが、記事にするような情報は殆どないようだ。裁判所ほど情報を出さない役所は無いと言われていて、マスコミ泣かせの役所と言われているようだが、実際は組織内の人事に関するスキャンダルや予算に関する醜聞は数えきれないほどあって、裁判官の体面に関わるような情報は一切表に出さない。昔からの隠蔽体質が染みついている。税金で運用されているからには公明正大でなければならない〗

〖担当する裁判の最高権力者である品田裁判長は、この裁判の重要な争点である「合意書」契約を無効として、株取引の件をこの裁判から除外してしまった。そのせいで鈴木が横領した株取引で得られた470億円は闇に埋もれ、A氏の返還請求が認められなかった。こんな裁定は誰も認めない。疑惑の裁判としてとことん追及されなければならない〗

〖長谷川元弁護士は、鈴木との縁を断ち切るために弁護士を辞める覚悟をした。これ以上鈴木の悪事に加担する事は身を滅ぼすと思ったか。しかし、弁護士を辞めたからと言って、人間として責任を免れるわけではない事も覚悟していると思う。再審申立が受理されれば、証人として法廷に立つ覚悟は出来ているか。長谷川元弁護士は自身はもちろん、鈴木にもA氏に謝罪するよう説得するべきだと思うが、鈴木が言うことを聞かない可能性はあるだろう。ただ、鈴木という奴は自分の秘密を守るためには何をするか分からない。長谷川元弁護士は身辺に気をつけることと、家族に危険が及ばない様に対処しておくことが大事だ〗

〖このサイトを読んでいて、一番の疑問点は裁判官という職業についてだ。裁判官の評価は誰がするのだろうかと思って調べてみた。まず、判事補から判事に昇格する時の評価権者は、所属する裁判所の長で、評価結果においては所在地を管轄する最高裁判所長官が調整するらしい。評価基準として①事件処理能力。②配属される部署への適応力。③裁判官として職務を行う上で必要な一般的資質及び能力の三点がある。これは裁判官に任命される第一歩なのだ。内容としてはごく当たり前のことなのだが、問題は評価権者なのではないだろうか。裁判所の古い慣習から脱皮できない裁判所の長の評価が正当であるとは思えない。人事砂漠と言われる裁判所の悪しき組織を一掃しない限り、正当な人事は望めないと思う〗

〖問題となっている株取引を利用した鈴木の詐欺に、発端となった宝林株を取得する契約から関与していたのが杉原弁護士だ。この事件は詐欺だけでなく、株取引で得られた巨額な利益は脱税の疑いが濃厚で、詐欺と脱税に大きく関わっている杉原弁護士は犯罪者だ。杉原弁護士は懲戒処分され罰せられなければならないはずだ〗(以下次号)

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