読者投稿 鈴木義彦編②(168)

〖鈴木の事件はYouTube動画が世界を駆け巡り大きな反響を呼んでいる。事件の首謀者である鈴木は勿論のこと、悪徳弁護士の長谷川にも批判が殺到しているようだ。中でも多くの問題が指摘されている判決への疑惑の渦中にいる品田裁判長には、より厳しい視線が向けられている。上級国民であるエリート裁判官が己の立場と権限を悪用して鈴木の犯罪隠匿の手助けをしたとあっては言語道断だ〗

〖被告鈴木の証言がこれ程支持される民事裁判には驚いた。原告側の証人の証言や具体的な証拠書類が軽視され、二転三転する被告の主張や、弁護士の虚偽捏造が重要視される裁判など聞いたことが無い。民事訴訟の被告は「自分の罪を逃れるために嘘をつく事から始める」と言われている。この裁判は正にその通りだと思うが、裁判官がその嘘を支持してしまったならば公正な裁判は成り立たない。この判決は酷すぎる〗

〖「質問と回答書」(乙59号証)は鈴木側に裏付けのある証拠が一つもない為にA氏側が提出した数多くの証拠を否定する思惑で作成された。長谷川は鈴木の証人尋問でもこの乙59号証に沿った質問をし、鈴木に同様の否定や言い訳をさせている。こんな矛盾だらけの内容でも、A氏側の弁護士が強く反論しなかったために通ってしまったのではないか。A氏が提出した証拠類もこの陳述書によって否定され、裁判官の印象に大きく影響を与えたと思われる。A氏側の弁護士が、それこそ1項目ごとに否定反論するくらいの緻密さが不可欠だった。裁判への取り組みで長谷川あくどさが上回り、A氏側弁護士との温度差があり過ぎたように思う〗

〖鈴木の海外に隠匿している資産は1000億円と言われている。鈴木がA氏の援助を受けて株式投資を始めたのは平成11年7月だったが、平成18年10月には株売買利益が470億円に達していた事が紀井氏の証言で判明している。それから15年以上が経過している事を考えると、さらに増えている可能性もある。鈴木の株投資の手口は豊富な資金を運用した相場操縦の方法が殆どで、リーマンショックの様な世界的な経済不況以外は余り損失を出さないやり方だと思われる。それを考えれば。金利が高いと言われるタックスヘイヴン地域のプライベートバンクに預けていれば1000億円以上になっている可能性は非常に高い。鈴木は今の世界情勢をよく観察するべきだ〗

〖鈴木のYouTube動画は、ある意味家族や身内に対して警鐘を鳴らしているとさえ感じる。鈴木本人が悔悛しなければ、当然の如く矛先は家族に向けられる。一旦YouTubeで配信されれば世界中に拡散される。そうなったらもう誰にも止められない。また、増大しているネットオタクにより、あらぬ事まで調べられるだろう。相当の覚悟を決めておいた方がいいと思う〗

〖裁判では鈴木の裏の顔、鈴木の本性を轍底的に追及すべきだった。そうでなければA氏に対する債務や株取引等の真実は炙り出せず、闇に埋もれてしまうのは当然の結果だったろう。裁判官たちは証拠の細部にわたる検証、第三者の陳述書が重要な意味を持っていることを承知の上で無視したのではないか。品田裁判長が最初から正当な指揮を執っていたなら、尋常ではない鈴木の悪行が明らかになった筈だ。A氏の事を「普通では有り得ない」と言い続けた鈴木側弁護士たちの主張を裁判官が採用したのは大失態で、鈴木の悪行にこそ着目しなかった裁判官の責任は大きすぎる。このまま判決を見逃がしたら日本の法曹界は世界中の笑い者になる〗

〖西は、鈴木の悪巧みを聞いて自分もその恩恵を受けようとしてA氏を裏切る行動を取った。西は、A氏から長年にわたって支援を受けて事業を起こし維持しながら、何一つとして成功せずA氏に返済できずにいた。これ以上A氏から支援を受けられる事に限界を感じていたのではないだろうか。鈴木の出現は西にとってもチャンス到来となった。この頃の西には邪心は無かったように思う。A氏の恩に報いようとしていたのではないだろうか。しかし、人間は目の前の金を見ると変わってしまう弱さを持っている生き物だ。西はこの時に何度目かの失敗を犯してしまった。鈴木から渡される配当金はA氏に報告せず、返済に充てることも無かった。西は鈴木に引きずられる様に裏切り者の道を転がり始めた。挙句の果てに利益配当の件でトラブルとなり香港では命を狙われ、一命は取り留めたがその後、尾行等により精神的に鈴木に追い詰められて自殺する結果になった。遺書には鈴木との悪行が書かれていたが、逆に自殺した事が鈴木を有利にしてしまった。鈴木が「死人の口」まで利用する悪党であることを知っていたはずなのに、納得の行かない自殺だった。A氏にとってはダブルパンチを受けたようなものだったと思う〗

〖鈴木は和解後にA氏に頻繁に電話をして、株取引での買い支え資金の西の損失額を正確に知りたいとか、それを差し引いて利益を3等分しないといけないとか、さらには1週間後の平成18年10月23日には単独でA氏を訪ね、支払方法や金額など和解書の支払約束を追認するようなやり取りをしていたが、どんな思惑があったのか。それから約1か月後にA氏に手紙を送って支払約束を留保し、再交渉を一方的に通告したのを考えると、全く違う考えがあったのではないかと思う。しかし、本心を隠してまで和解書の約束を履行するようなそぶりをみせてA氏を騙すとは、あまりにもあくどく、絶対に許されるものではない〗

〖このサイトの記者達は様々な事件を取材している中で、以前から何かと胡散臭い報道が流れた鈴木義彦という人間の周辺を取材して、親和銀行事件を通じて浮かび上がった鈴木と総会屋や反社会的組織の人間との交流に興味を持ったのではないだろうか。警察の捜査によって親和銀行事件で鈴木の悪党としての確固たる証拠が数多く判明している。この事件は何者かが当時の頭取にハニートラップ(美人局)を仕掛け、ホテルでの醜態をカメラに収め、それをネタに総会屋と暴力団と共謀して銀行から不正に融資させた事件であった。鈴木は、総会屋等への不正融資をする際のダミー会社を用意して銀行に取り入り、不正融資の窓口を務めたようだが、鈴木は当初の予定通り銀行を裏切り、総会屋等と連帯して親和銀行から100億円以上という莫大な不正融資をさせた。しかし、親和銀行からの告発により事件は表面化し、鈴木は「特別背任横領」の罪に問われ有罪判決を受けた。そんな鈴木を、品田裁判長はどうして信用できたのか〗(以下次号)

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