読者投稿 鈴木義彦編②(134)

〖西は、A氏から株の買い支え資金の支援を受け、鈴木が指定する株に大量の買いを入れ株価を暴騰させる役を担っていたが、金の使い道はこれだけではなかったようだ。後になってA氏も分かったようだが、自分の奥さんに銀座にクラブを開かせたり赤坂のクラブのホステスにソウルに家を購入してやったりと好き放題に流用していた事実が発覚している。それらの金はA氏から預かった株の買い支え資金以外にも鈴木から受け取った合意書破棄の礼金10億円や利益分配金の一部30億円も含まれていたと思われるが、鈴木も資金流用に気が付いていたのではないか〗

〖鈴木は悪事を行う前には準備を怠らないという慎重さを持っている。自分の秘密を守るためには周囲の人間を排除する事も厭わない性格だ。その場限りで利用するだけでパートナーを持とうとしないため、信頼できる人間が周囲にいない。西も欲の塊で鈴木とは狐と狸の様な間柄だった。鈴木は事前の準備は万端だが、事後の処理には抜かりがあるように思う。自分一人では処理できない事が多く、どうしても金の力で他人を利用する。その事が近い将来に破滅する原因になるに違いない〗

〖裁判官は、総体的に勉学が優秀な人間は多いだろう。しかし、頑固者が多く、臨機応変な対応をする思考を持っている人間は少ないようだ。それに、法律の専門家というのは自分の能力をひけらかし、上から目線で他人を見る習性がある。世の中で言う「嫌な奴」が多いという印象がある。この裁判でもそういう点が多く見られる。法律の専門分野以外の勉強を疎かにしている。社会経験が少ないとはいえ、あまりにも他の分野の知識や経験がない。そういう裁判官が自分の経験値で善悪を裁くのは驕りと言うほかない。もっと謙虚な姿勢で、法に照らした裁きをするべきだ〗

〖鈴木の裁判で品田裁判長は頑なに「合意書」の有効性を否定したが、株取引の根幹となる重要な契約だけに一裁判官の曖昧な判断だけで決めつけていいものか。その為に判決前の合議制や三審制があるのだが、一審は品田裁判長の裁判長権限なのか、独断と偏見の塊のような判決が罷り通り、控訴審は野山裁判長の怠慢によりまともな審理もしないで棄却という体たらくで、とても受け入れる事は出来ない。品田裁判長の「合意書」を認めない判断に多くの識者が否定する見解を示している〗

〖男は野心を持っていて、何事にも積極的な考えを持っている方が魅力的だと思う。ただし、人間としてのルールを弁えているのが鉄則だ。人間としてのルールとは、恩、義理、感謝、礼儀、情そして本当の優しさを忘れない事だ。鈴木は、これらのどれも持っていない極悪な人間だ。特に、自分の欲望を成し遂げるために、自分を弱者に見せて情に付け込み、他人の心を踏みにじる。最低最悪な奴だ〗

〖鈴木は、卑怯者の見本のような奴だ。常に狡い発想を持ち、姑息な手段を使い他人を騙す。自分の都合だけで生きていて他人の気持ちを全く斟酌しない冷血人間だと思う。悪魔とはコイツの事を言うのだろう。こんな奴は人間の世界から追放するべきだ〗

〖鈴木はA氏と会う以前から、西との会話からA氏の存在に多大な興味を持ち、紹介してもらう機会を探っていたのではないか。当時においても一般的なスポンサーの類いとは大きく違う西の話の内容に大きな期待を寄せていたことだろう。スポンサーを食い物にしようという鈴木が持つ詐欺師の血が騒いだかも知れない〗

〖他人に一目置かれる人は、それなりの器量と覚悟が備わっていなければならない。口先だけではすぐにメッキがはがれる。そして、度胸というものが必要だと思う。他人からの依頼事を断るのも度胸ではないだろうか。器量と度胸は相反するものかもしれない〗

〖裁判官というのは法律に詳しいだけでなく、思慮が深い人だと思っていたが、大きな間違いの様だ。品田裁判長の裁きは、薄っぺらな理屈を重ね、苦し紛れの辻褄合わせで裁判を指揮している。そして何より判決には作為が感じられる。裁判官に何かの作為がある裁判が正当であるはずがない〗(以下次号)

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