読者投稿 鈴木義彦編②(121)

〖品田裁判長は、平成11年7月30日の15億円の支払いについて株取扱の合意書に基づく配当金として認めないのは、合意書が無効という間違った判断を前提としているからだ。その後の和解協議についても、公序良俗違反だとか心裡留保だとか後付けの被告の主張を支持しているが、これも結局は合意書を無効としている事が前提になっている。この裁判は、合意書締結時点に戻って審議し直さないと真実は見えてこない。ここまで大きな裁判で、被告自身が莫大な利益を上げるために合意書を作成して買い支え資金を出してもらい、上がった利益を独り占めするために西に合意書を破棄させようとし、その後、西を自殺に追い詰めた。証拠も証人も揃っている〗(関係者より)

〖鈴木が「質問と回答書」(乙59号証)で、平成14年12月24日にA氏に支払った10億円については債務返済金ではなく、A氏との関係を断ち切るために「手切れ金」として払ったと述べているが、品田裁判長はこの事を無視して「鈴木の債務返済額」と認定した。これには何の根拠もなく証拠も無い。鈴木にとっては合意書が無効であればそれでいいわけだから、品田裁判長の判断は大歓迎であった。品田裁判長にはこの様な鈴木有利の裁定が随所にみられるのは何故なのか〗

〖裁判制度の不備により多くの誤審誤判や冤罪が生じているのではないか。鈴木の裁判に見られるように、偽証罪の適用が宣誓した証人以外は対象にならないのであれば、長谷川弁護士が鈴木の弁護に使った「質問と回答書」(乙59号証)の嘘で固めた陳述書が、当然のように証拠として採用されてしまう。このままでは証拠の捏造が横行する事になりかねない〗

〖品田裁判長は合意書を無効するにあたって、平成11年7月8日の締結日から平成18年10月16日の和解書締結までに、鈴木がA氏に支払ったのは、平成11年7月30日の15億円と、平成14年12月24日の10億円の2回しかないと述べていて、それが合意書による売買利益の配当金とは認められないとして根拠もないこじつけを強引に判決に持ち込んだ。その端的な例が7年間の空白と、合意書内容が無限定としたことだった。しかし、それが合意書を無効とする理由になどなるはずがない。7年間の空白は、鈴木が利益金を独占するための工作期間であり、合意書内容が無限定なのは、締結当時の背景と経緯を検証すれば解明できたはずだ。この裁判の一番重要な「質問と回答書」(乙59号証)の長谷川と鈴木の架空の質問と回答という虚偽、それに、品田裁判長の職務怠慢と偏見で裁定した異常過ぎる判決を裁判所は明らかな誤判だと判断するべきだ〗(関係者より)

〖品田裁判長は、「鈴木が、合意書に基づいた報告をA氏に一度もしていない事は、仮に合意書が継続的に効力を有していたとすれば、それと整合しない事実であると見るべきだ」と言っているが、この発言には呆れるばかりだ。鈴木がA氏への報告をしなかったのは鈴木の裏切りであり、陰謀であったことぐらいは見抜ける筈だ。この事を、合意書無効の原因にすること自体、品田裁判長が多くの証拠類を検証せず真実を見失った証であり、結果、品田裁判長の大きな誤りにつながったと思う〗(関係者より)

〖鈴木の悪事は大きな事件だけに、YouTubeで配信されるとたちまち注目度が上がっている。世間の判断は冷静で品田裁判長の裁定に物申す意見が多数を占めているようだ。問題の本質に斬り込まず、鈴木の悪事を暴こうとしない品田裁判長に疑惑の目が向けられるのは当然だ。鈴木による株取引が明らかに「合意書」契約違反であったにも拘らず、契約条項に争点をずらし契約自体を無効にする事は「契約自由の原則」を無視した判決だ〗

〖鈴木のスタッフで、鈴木の指示に従って取得株の売りを行っていた紀井氏がA氏側の証人として陳述し陳述書を法廷に提出した。品田裁判長はこの紀井氏の証言に対して「そもそも、紀井は合意書の存在を知らず、鈴木の指示に従って株式を売り、保管するという立場に過ぎず、株取扱に必要な資金を誰から取得し、どのようなスキームで誰にどの様な分配をすべきかといった株取扱による利殖活動の全体像を把握できる立場になかった」と紀井氏の証言を軽視した。紀井氏に対する認識からして、品田裁判長は、訴状内容を理解せず、事件の背景と経緯を検証していない事が良く解る。紀井氏はベテラン証券マンで、鈴木から「儲け折半」という破格の報酬を約束されてスタッフに加わった人間だという事を品田裁判長は故意に無視した。そして、この当時の鈴木が親和銀行事件で逮捕され刑事被告人となり、社会的信用も完全に無くなっていたという重大な事実も無視した〗

〖紀井氏は鈴木に誘われた際に、リスクの有無や程度を考え鈴木の誘いに乗るかどうかを判断したと思う。それは、ベテラン証券マンとして当然の確認作業だったと思う。紀井氏は自分の報酬の事だけを考えていればよかったのだ。その紀井氏にとっては鈴木の投資は誰の資金で、資金元への配当金は幾らなのかという事を知る必要は無かった。余計な事を詮索しない事も証券マンの保身術なのだと思う。まして、用心深い鈴木が合意書を締結している事やスポンサーの名前は紀井氏に言う筈はなかった。しかも、鈴木は紀井氏の事をA氏に報告をしていない。それは、後々の事を考えた鈴木の悪知恵だった〗

〖鈴木は裁判に勝訴したにも拘らず、家族ぐるみで雲隠れした状態だという。何故か逃亡生活を続けている。これまでのA氏に対する詐欺行為や裁判まで長谷川と共謀して不正に勝ち取った真相を鈴木本人は分かっているから、自身の疚しさに耐え切れず怖くて正々堂々と生活出来ないのだろう。鈴木はそれだけ取り返しの効かない悪事を働いてきている〗(以下次号)

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