読者投稿 鈴木義彦編②(105)

〖品田裁判長は裁判官として妥当と信じる裁定を下したと思っているのだろうか。そうでは無い事を品田裁判長本人が一番よく理解しているはずだ。この裁判は品田裁判長が意図的な判断で被告側を勝訴にした不当な裁判である事を誰もが気付いている。あまりにも誤った判決を下した原因究明のために、品田裁判長だけでなく裁判所全体の問題として考えるべきだ〗

〖A氏側の代理人が襲われた事で、A氏の周囲の関係者たちには緊張感が走ったようだ。警察発表で、犯人が広域指定暴力団稲川会系習志野一家の下部組織の組員だという事が判明した。そして代理人等によるA氏側の調査で習志野一家のNo.2の楠野伸雄と青田が事件当時でも20年来の昵懇の間柄だという事も解った。世の中にこんな偶然は有り得ない。しかし、この犯人が所属する組の組長が入院中の代理人を見舞いに訪れ詫びた上で、「自分が責任を持って事件の真相を突き止める」と約束したため、代理人は示談を受け入れてしてしまった。しかし、その後、組長は約束を反故にしてしまった。交渉でのA氏側代理人による実行犯の所属組長との示談はA氏にとって不本意だったが、被害者の代理人の意向だったために強く口を挟むことは出来なかった。病室で、どの様な話があったかは誰も知らない。恐らく、この組長は、習志野一家のNO2の指示で病院を訪れ、青田(鈴木)から預かった示談金を使って代理人を篭絡したのだと思う〗(取材関係者より)

〖株取引が始まって、最初の宝林株の取引で得た利益の分配金として、鈴木はA氏の元に西を使って15億円を届けさせた。後の裁判では株取引で得た利益金ではなく、A氏に対する借金の返済金だったと主張し、監査の為に一時的に預かった約束手形13枚と便宜上で書かれた「債務は完済された」と記した「確認書」を証拠として提出しているが、表面的な辻褄を無理矢理に合わせたに過ぎなかった。鈴木のこんな馬鹿げた筋書きが通用することはなく、いかに無能で杜撰な判断しかできない品田裁判長でも、さすがに認めなかったが、他では鈴木の主張の大半を認めてしまった。あまりにも酷すぎる裁判であったと言わざるを得ない〗

〖A氏の代理人も海千山千で自分の利益を優先したのか、襲撃事件の示談が進み、実行犯は釈放された。しかしその後、示談交渉に来た組長は別件で逮捕され、刑務所行きとなった為に、組長との約束は中途半端に終わってしまった。この組長の逮捕は、誰かが仕組んだ予定の行動で、その世界でよく使われる手口だと思う。この事件の後、鈴木の代理人の平林弁護士が習志野一家の総長を最低でも2度も訪れていた事もトップ自身が認めていた。また周囲の複数の組関係者の証言でさまざまな事実も明らかになっている。これを、鈴木と無関係の事件と判断する人はいないのは当然だ。これより前に香港で西の襲撃事件も起こっている。その事件も結局、ウヤムヤに終わっている。「鈴木の周辺で不可解な事件が多い」という原因は、こういう事を指している〗(取材関係者より)

〖A氏とA氏側の現在の弁護士は、今後、再審を阻止しようとする権力と戦って行かなくてはならない。再審の扉を開けるのは並大抵のことではない。この裁判は裁判所の意向で下された判決だと思える節が多分にある事を踏まえれば、なおさらかもしれないが、A氏側には新たな証拠も揃っている様で、裁判所の意向によっては、鈴木の悪事を管轄する各監督官庁への告発も視野に入っているかもしれない〗

〖本来、鈴木の裁判は真っ当な裁判官が担当していればA氏側が勝訴し、様々な名目で詐欺を働き詐取した被害額を鈴木はA氏に賠償しなければならなかったはずだ。中でも株取引による被害は、買い支え資金として出した分だけでも207億円、得られるはずの分配金、A氏に対する債務返済等々、契約時に取り決められた違反行為を考えたら、得られた利益470億円の全てをA氏に支払わなければならないはずだ。この裁判は再審でも何でもやり直さなければならない〗

〖西は、鈴木と出会う前からA氏を騙し続けていたように思う。ただこの頃は、A氏の温情に何とか応えようとする気持ちは持っていたように思う。しかし、自分で考案したオークション事業が思うようにいかず、行き詰っていたのではないだろうか。A氏には表面的には順調に見せかける事で、資金援助を受け続けていた。西は、自分を大きく見せようとするために見栄を張り、浪費も多かったのだろう。そんな時に、FRという上場会社の創業者で代表取締役の鈴木と出会った。鈴木も、順調そうに見える「東京オークションハウス」の社長だった西に眼を付けたのだ〗(関係者より)

〖天野氏は、鈴木から「A氏とは絶対に会うな」と言われていたようだが、「絶対に鈴木に内緒にして欲しい」と言う条件でA氏との面談が行われた。この時、西が強引に同席を希望した為、A氏は天野氏に断ったうえで西の同席を許した。A氏は、天野氏との面談での証言を聞いて、鈴木の裏切りを確信したのだと思う。しかし、鈴木は法廷で「天野は、手形の事も株売買の事も一切知らない」と嘘の主張をした。そして、品田裁判長も天野氏の証言は一切認定しなかった。この品田裁判長の判断は、紀井氏に対するものと全く同じで、更に故人となった天野氏に対しても自殺した西と同じ扱いをした。西と天野氏と紀井氏の証言は、鈴木の悪事が解明できる重要な証言であったが、品田裁判長は全て無視した。これは、品田裁判長の判決に不当性があった事を証明するものだ〗(取材関係者より)

〖鈴木と西の2人には株式投資という共通の経験があり、意気投合した振りをしながらお互いの事を観察した。悪党として西より数倍も上の鈴木は、西にスポンサーがいることを察し、自分の状況を相談した。西は、意外な鈴木の状況を聞いて驚いたが、自分の窮地を脱するためにも鈴木を利用しようと思いついたところもあるのではないだろうか〗(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です