読者投稿 鈴木義彦編②(100)

〖鈴木の裁判の疑問点は挙げたらキリがない。裁判が始まる前は、大方の予想は原告側が勝訴すると思われていたのに、それとは裏腹の結果となり誰もが下された判決に衝撃を受けた事だろう。品田裁判長の判断全てが被告側よりで、原告側が提出した証拠や証言は無視され、何一つ受け入れようとしなかった。裁判を進行した品田裁判長には、疑問の域を超えて疑惑の目が向けられている〗

〖裁判で冤罪や誤審判決を受けて、苦しんでいる人は大勢いる様だ。刑事裁判では、死刑や無期懲役の判決を受けて再審請求をしているケースはマスコミが報道して国民の関心を呼ぶ事が多いが、軽い量刑での冤罪や誤審判決を受けて再審申立をしても「開かずの扉」と言われていて裁判所が請求を受理するのは非常に少ないと言われている。マスコミはその事については報道していない。検察庁と裁判所はこの「開かずの扉」に胡坐をかいて、自分達の過ちを認めようとせず改めようともしない。再審請求棄却は自分達の身分を守る為の方便ではないのだろうか。勿論、すべての申立に対応しろと言うのではないが、今回の裁判の様に明らかに誤審誤判と思われる裁判は審議し直す必要があるはずだ。現状の裁判制度では不可能なのかもしれないが、国は検察や裁判所の過ちで不当な判決を受けた人を救済するために裁判制度の見直しをすぐにも図るべきだと思う〗。

〖合意書締結の背景には鈴木と西の卑劣な計略が隠されていた。この2人は、特に西は、長年の付き合いの中でA氏の性格を知り尽くしていた。A氏の周囲の人の中には、西が可愛がられている事を不思議に感じている人も少なくなかった様だ。西は知人に「俺は日本一の詐欺師になる。しかし、A氏だけは騙せない」と言っていたようだが、実際には鈴木と共謀してA氏を裏切り続けた。そもそも西がA氏の側にいることがA氏を騙している証だったと思う。鈴木をA氏に紹介したこと自体が詐欺師を証明する行為だった。見方によっては西が悪の権化だったと言ってもいいのではないか〗

〖A氏にとっては西や鈴木に嵌められ裏切られたと気付いた時の衝撃は大きかったはずだ。まして信用していた西も鈴木と共謀していたとなれば尚更だろう。金を騙し取る為に恩も義理も関係無い連中だ。親の遺産の取り分を巡って子供達が争う事を考えれば、目の前にいる資産家のA氏は鈴木や西には「福沢諭吉」に見えていたのかもしれない〗

〖西がA氏宛に書き残した手紙(遺書)をみると、A氏には感謝と謝罪の言葉を書き連ねているが、鈴木と企んだ裏切りに関しては鈴木を非難してはいても未だ真実を隠しているように思う。自殺してまでA氏に伝えなければならなかったはずの事が書かれていないように思う。自裁するという事は生半可な覚悟では出来ない。それならば、自分の弱点を恥じる言い訳は必要ない。西だけが知っている事が沢山あった筈だ。例え、自分が責められる事であっても、せめてA氏の為に、鈴木を決定的に追い込める事実を書くべきだったのではないか。そうすることで自殺する意味があったとも言える。妻と息子への遺書には少なからず真実が書かれていたはずだが、息子の陽一郎はA氏への遺書はA氏が見る前に読み、自分と義母への遺書は「すぐに見せる」言って10年以上も見せていない〗(関係者より)

〖平成18年10月13日、A氏は紀井氏を通じて鈴木に連絡を取ったが、A氏は鈴木の携帯電話番号を知らなかった。A氏は鈴木を紹介したのが西だったから、西を飛び越えて直接連絡を取ったり、会ったりすることは一切避けたので、直接連絡を取ったのはこの時が初めてだった。それを、鈴木は巧みに利用して、西を前面に立て隠れ潜んだ。西と鈴木は、この時点まではA氏を信用させていたと思われるが、この2人の騙しの手口は卑劣過ぎる。人間として絶対赦せない悪党たちだ〗

〖品田裁判長は裁判で「合意書」を認めず株取引を審議の争点から外したが、鈴木は株取引で470億円の利益を得ている。その金は脱税の疑いがあるというのに、何故、着目しなかったのか。「合意書」の有効性を否定する以前に、どうやって470億円の利益を出す事が出来たのか、鈴木の元で株の売りを担っていた紀井氏の証言や株取引を記録した「確認書」を踏まえて追及すれば、「合意書」に基づく株取引であった事が確認出来たはずだ。品田裁判長は「合意書」否定有りきで、真実を隠ぺいしている〗

〖この裁判のような問題が起こる原因として当事者同士の背景があり、問題に至るまでの経緯がある。裁判官は、まず訴状を読んで背景と経緯を把握して、当事者の履歴を検証するべきだろう。これは裁判を始めるにあたって必須事項だ。問題が起こった順序を蔑ろにすれば正当な判決は下せない事になる。民事事件には警察や検察は介入しない。それ故に裁判官の見解が大きく左右すると言われている。この裁判では肝心の裁判官が、当時者の人間性や問題の起承転結を十分に理解しないまま間違った判決を下している。さらに、判決に至るまでの重要な事柄を自己の独断と偏見で真実を歪曲してしまっている。その裏には裁判の早期終結を促す裁判所の意向が見え隠れしている。こんなに不信感が残る裁判をこのまま終わらせてはならない。絶対に審議をやり直して、裁判官の不正と、問題の真偽を明らかにするべきだと思う〗

〖品田裁判長はA氏による貸付金返還請求に関して、希薄な理解力と強引な辻褄合わせによって極めてお粗末な判決を下した。品田裁判長は鈴木がA氏に支払った25億円の金額に拘り、支払っている名目については深く検証せず、株取扱合意書と関連性を持たせない様に判決を指揮した。そして、鈴木がこの時期に支払っていた親和銀行に対する約17億円の和解金、山内興産に支払った約4億円の和解金の出所には全く触れなかった。また、鈴木が株式投資をする為に必要だった資金の出所についても無視した。これほどまでに貸金返還請求と株取扱合意書との関連性を無視し排除したのは、誰が見ても聞いても不可解な事だ。品田裁判長に不当行為があったとしか考えられない〗(以下次号)

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