読者投稿 鈴木義彦編②(59)

〖弱肉強食と言われる資本主義を生き抜くのは並大抵の事ではない。最近はマスコミで「勝ち組と負け組」という表現が目立つ。一部のユーチューバーがアクセス数の増大で成金者になっている。AI関連ではテレビゲームや携帯電話用のゲームソフト、劇画の異常な人気で制作者は想像を絶する収入を得ている。彼らは自分の能力を駆使して時代に合わせたビジネスで成功している。鈴木の様に他人を騙して得た金銭ではない。正当な方法で得た金銭で納税義務も果たしているようだ。正当な方法で稼いだ金銭は世の中の景気にも好影響を与える。鈴木はそんなことを考えた事は無いだろう。自分勝手な事ばかり言っているが、隠している金は常に没収され自身も拘束される状況にある。鈴木は勝ち組ではなく最悪な負け組と言えるのではないか〗

〖鈴木が海外に隠匿している巨額資金については、インターネットの情報サイトやYouTubeを通じて拡散し、鈴木は国税当局の調査対象になっているはずだ。鈴木クラスの脱税だと金額が大きく、間違いなく悪質だから、マルサが動くはずだ。税の徴収だけでなく検察への告発も目的としている為に、内偵段階で確実な証拠を掴むまで徹底して調査するらしい。後は時間の問題だろう〗

〖鈴木は、他人の人生を弄び、自分だけが利を得ることに快感を覚えていると思う。この男は慢心から必ず転落を招くと思う。鈴木の様な悪党にとって、人生で一番大事なものは金だろう。気の合った仲間と旅行に行くわけでもなく、趣味を楽しむ事も無いのだろう。重い鎧を着て周囲に気を配り、悪銭に埋もれながら死ぬまでそんな生活をして、家族や身内のことも考えているようで実際には全く考えていないのと同じ結果になるのではないか〗

〖弁護士は、刑事訴訟で死刑が間違いない依頼人の場合は情状酌量に縋り、無期懲役を狙う。弁護士は人気取りの職業の為にあらゆる手段を講じて敗訴を免れようとする。大手弁護士事務所の場合はこれが顕著に表れる。大義は、人権の主張だ。正義の味方、弱者の味方の振りをするが、所詮は自分達の身分を守る為の弁護ではないかと思う。多くの弁護士は金と名誉のために弁護を引き受けるが、その行為は正義とはかけ離れているのではないか〗

〖裁判で、鈴木の不利な状況を是が非でも打開する為に、長谷川弁護士は「質問と回答書」(乙59号証)という全てが虚偽の陳述書を作成し、A氏を暴力団のフロントの如く印象操作を図った。鈴木の嘘をこれ以上カバーしようとすると更に矛盾が露呈すると感じた長谷川は、A氏の優位な立場を陥れる作戦に転じたのではないか。死んでこの世にいない西が言っていた事として、A氏を反社会的勢力の一員であるかのように裁判官に強い印象を与えるのが目的であったのだろう〗

〖人にはそれぞれ長年培ってきた人間関係があり、それが発展して人脈となっていて、その人脈には善もあれば悪もある。人は清廉潔白だけでは生きて行けない。間違った事をしたことが無いと言える人間は偽善者だと思う。人は、自分の力だけでできることが少ない。他人の協力があって成し得ることが多く、その他人の協力や恩を忘れたり裏切ったりする奴は人として軽蔑され、相手にされなくなる。まさに、鈴木はそのような人間だが、鈴木はA氏のお陰で窮地を乗り越え、周囲の人間では青田以外は全員を騙したと言っても過言ではなく、多くの死者を出しながら莫大な資産を築いた。人は金があるところに集まると言われるが、それは鈴木を慕って集まるのではなく、その金を目当てに集まってきた人間もほとんど犠牲になっている。鈴木が悪銭と悪人との関係を断ち切り真人間に戻れることはないだろう〗

〖A氏と出会った頃に親和銀行不正融資事件を引きずっていた鈴木は、事件の主犯格として逮捕される3日前にA氏を訪れ8000万円を借りていた。この時A氏は鈴木が逮捕される事を事前に知っていたが、鈴木が土下座して涙する申し出を無碍にする事はなかった。鈴木は「この御恩は一生忘れません」と言っていたが、逮捕後に保釈され出てきてもA氏に対して電話でも御礼も挨拶もしなかったとは、普通では考えられない非常識さだ。鈴木は助けてくれた恩人に対して「このご恩は一生忘れません」と言ったにもかかわらず、感謝の気持ちが微塵も感じられない。家族にしても身内にしても人間らしさは全くない〗

〖裁判所には、組織の腐敗に対して一石を投じて、旧態依然とした慣習を一掃しようとするスーパー官僚がいないのだろうか。誰かが声を上げれば、日頃鬱憤をためている多くの裁判官達も同調するのではないだろうか。上司の圧力に屈して忖度を続けるヒラメ裁判官ばかりでは埒が明かない。改革というのは、いつの時代も困難を極めるが、誰かがやらなければ、法が悪を裁くという不文律が崩れてしまう〗(以下次号)

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