読者投稿 鈴木義彦編②(44)

〖A氏が鈴木に短期間に現金と商品(ピンクダイヤ及び絵画、超高級時計)の販売委託で約28億円の援助をしたのは、何の見返りも要求せず鈴木と西の言動を信用して協力したものであった。鈴木には担保も無く、保証人は西だけであった。FRの約束手形は、担保価値は無く借用書代わりに預かっただけであって、鈴木と西の「お願い書」に記載された事項を守り、支払期日が来ても銀行から取り立てる事もしなかった。鈴木の代理人の平林弁護士が言うように「世の中で考えられない」ことだったかもしれないが、A氏は鈴木の窮地を察して厳しい催促も一切せず温情だけで協力し続けた。鈴木はその好意に付け込んでA氏を裏切った。人間としてあるまじき所業だと思う。鈴木には一片の言い訳をする余地もない〗

〖A氏が鈴木に販売委託した商品の中に上代が1セット(男女用2本)10億円と言われる世界の最高級腕時計ヴァセロンがあった。A氏はこの時計を4セットのほかに男性用の1本1億円相当の5本を加えて上代約45億円の時計を4億円で鈴木に販売委託した。しかし商品は返却されず、代金の支払いもされていない。鈴木はこの時計のうち3セット(6本)を担保に知人から6億円を借りている。販売委託の商品代金だけで総額7億4000万円になっていたが、品田裁判長は宝石業界の慣習を知らずに、「上代が40億円を超す時計を4億円で販売委託することは経済的合理性にそぐわない」として販売委託自体を認めず、鈴木の債務を認めなかった。裁判官は例え、価格設定が不自然であっても販売委託の行為自体を無かったものとすることは有り得ない判断ではないだろうか。しかも、宝石業界では有り得ない価格設定ではない事を品田裁判長は知らなかったのだ。民事裁判を担当する裁判官、まして裁判長がこの様な独断と偏見を持って7億4000万円の被告の債務を帳消しにしてしまった誤りはこのままにしてはいけない。この裁判は、宝石と高級時計の価格の正当性を争ったものではなく、貸し借りがあったかどうかを判断する裁判なのだ。品田裁判長の判断は誰もが納得できないものだ〗

〖色々疑惑が囁かれる鈴木の裁判では、原告側からは多数の証拠と証人まで用意されていた。対する被告側からは「確認書」一通のみで、それもFR社の監査の為に便宜上で作成されたもので、正確には証拠と言えるものではなかった。裁判で品田裁判長は原告側の証拠や証言は一切認めない判断で判決に至っている。ここまで偏った裁判はどう考えても有り得ない〗

〖A氏の貸金返還請求は、債務者が鈴木かFR なのかという事も審議の対象になって、品田裁判長は一部をFRの債務と認定した。品田裁判長はこの貸金返還請求についての背景と経緯を全く理解していない。訴状をよく読んでいない事になる。この裁判はA氏が提訴した時から控訴審が終わるまで、見えない圧力によって一方に傾いていたように思えてならない〗

〖平成11年9月30日の債務完済確認証は、鈴木の独り芝居のような印象を受けた。FRの決算に当たって、上場会社としての「会計監査」が行われることは、ごく通常の事だが、鈴木がFRの約束手形を乱発し始めてから毎年、会計監査を潜り抜ける事に苦心していたと思う。上場会社に約束手形の発行先不明があるという事は上場廃止になる致命的な会計不正という事になる。鈴木が親和銀行事件で逮捕された平成10年の決算はA氏が預かっている手形を一時的に返却したことで事なきを得た。鈴木は平成11年の決算も同じことをA氏に頼んだ。そして、会計監査にかこつけて債務完済の「確認証」まで発行してもらった。一時返却してもらった13枚の約束手形と確認書が自分の手許にあり、約束手形を返却しなければ自分の債務を帳消しにできると考えたのだろう。今までの恩を蔑ろにした悪辣な行為だった。その為には7月30日のA氏に届けた15億円は無かったことにして、この日に支払った事にした。品田裁判長は鈴木の9月30日の言動には触れずに、強引に7月から9月の間に15億円の債務返済をしたと辻褄を合わせた。これは長谷川と品田裁判長の陰謀としか言えない事だと思う〗

〖鈴木の常軌を逸した悪知恵で、A氏から巨額の資金を詐取した事件は、長谷川弁護士と品田裁判長の策謀により、「合意書」の有効性を否定され、株取引を利用した投資詐欺が、審議の対象外となり被害金額(470億円)が表沙汰になる事はなかった。脱税に絡む巨額資金が意図的に闇に消し去られたという事だ〗

〖鈴木は、平成14年6月27日に15億円の借用書をA氏に差し入れているが、平成11年の確認書の事を正当化する為には辻褄が合わなくなって、「質問と回答書」(乙59号証)でこの日の事を否定している。しかし、借用書には当日の確定日付印があった。品田裁判長は鈴木の2重3重の嘘については全て無視をして自分が勝手に判断した鈴木の債務25億円の完済を貫いた。しかし、25億円の出所については追及していない。大事な個所には蓋をし続けた結果の判決が誤りであることは明白だ〗

〖鈴木は、西を利用して実際のA氏への債務額を何度も減額してもらっている。最初は、利子の減額、その後は「今後は株の利益が大きくなるので」という理由で、40億円超の債務(ただし金利を年15%で計算した場合)を25億円に減額してもらっているが、鈴木はA氏に株の配当金を支払っていない為、債務額の減額は無効のはずだ。鈴木はこの様に返す気も無い債務を、すぐにでも返済する振りをしながら債務の減額交渉をしているが、最初に取り決めた利息(年利36%、遅延損害金年40%)で債務の減額もせずに計算すると品田裁判長の判断した25億円の3倍以上になっているだろう。鈴木のA氏への債務総額は、株取扱分を含めると天文学的な数字になる事は間違いない〗(関係者より)

〖A氏による貸金返還請求訴訟は、疑惑だらけの不当判決の結果を受けて、情報サイトは元よりYouTubeの配信も始まり、より一層注目度が高まっている。この裁判は、あろう事か裁判官と被告側弁護士との談合行為の疑いを持たれており、その事が多くの人達のさらなる関心を集めている。ここまでくると裁判所サイドは説明責任を果たすか、あるいは再審の場で是か非かをハッキリさせる必要があるだろう。火の無いところに煙は立たない〗(以下次号)

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