読者投稿 鈴木義彦編②(40)

〖裁判は、被告を裁くという印象を受けがちだが、被告には推定無罪という原則がある為、原告がいかに充分な証拠を提出できているかがポイントになる様だ。原告側は裁判前に提出予定の証拠書類や準備書類の点検を怠らず、油断のないようにしなければならない。原告代理人弁護士に油断は無かったのだろうか。原告が負ける筈のない裁判に勝てなかったという事は、弁護士の責任に負うところが大きいと言わざるを得ないが、今回の鈴木の裁判で必要な証拠はほぼ全て提出されている。それに対して、鈴木側の物的証拠は一つしかなく、しかもそれは鈴木に懇願されて原告が作成した確認書だったが、決算対策のための便宜上のものであることを間に入った西が証する確認書と借用書を原告に差し入れている。酷すぎる誤判であることは誰にでも分かることだ〗(関係者より)

〖刑事裁判は起訴から判決までは約1カ月程度らしい。民事裁判は提訴から判決までが約10ヶ月ぐらいだが、1回目の審理から2回目までが1カ月ぐらい間隔が開くらしい。裁判関連の書籍等にはそのように書かれていたが、今回の裁判は1審だけでも3年もかかっている。裁判長が2回交代した事も影響しているかも知れないが、少し時間がかかり過ぎたのではないだろうか。ただ、原告は一審判決に納得できずに控訴したが、二審は判決文の誤字脱字を修正しただけで真面な審議をせず一審を支持して控訴を棄却した。非常に不自然極まりない。それに多くの誤字脱字があるということは、内容をよく見ていないと判断できる。特に証拠についてはほとんど見ていない、ひどすぎる裁判だ〗

〖鈴木は「合意書」を締結する以前から、宝林株の取得をキッカケにA氏から金を詐取する計画を練っていた。その為に株取引の利益金の管理を手にする目的で、宝林株の受け皿となるペーパーカンパニーの用意に余念がなかった筈だ。いくら利益が出ているかは鈴木にしか分からない。そして、独り占めした利益の中から親和銀行と山内興産に対する合計約21億円の和解金にも勝手に流用している。これは完全な横領罪に当たるだろう〗

〖鈴木は、親和銀行事件だけでなく、自分の周囲で起こった事件で警察に事情聴取された事が1度や2度ではなかったらしい。警察には鈴木の履歴が書類で残っている筈だが、この裁判で裁判所はそれらの資料を検証しなかったのだろうか。裁判所は余りにも鈴木の過去を無視している。前科前歴のある者を、先入観を持って判断してはいけない事は分かっているが、鈴木の過去には鈴木という人間を知る為の参考になる出来事が沢山あった筈だ。特に親和銀行事件の内容は鈴木を卑劣な詐欺師だと断定できる証拠や資料も沢山あった筈だ。今回の裁判でも多くの証拠を全く精査していない。裁判所の怠慢なのか、故意なのか、この裁判は鈴木を勝訴させなければならない理由があったのではないかと疑念を持ってしまうほど一方的な判決を下している〗

〖鈴木の事件は、今まで多くのマスコミが情報を掴んでいたので、新聞や週刊誌等の各種の媒体に掲載されたが、数年前よりいくつものサイトで鈴木の事件がかなりの勢いで拡散している〗

〖鈴木は「合意書」を破棄する為に、西に10億円の報酬を出した。その「合意書」が破棄されず、裁判の争点になるという時に、鈴木の代理人の長谷川弁護士が人脈を駆使し品田裁判長に打診して、裁判自体が金で解決出来る手応えを掴んだならば、鈴木は直ぐにでも10億円位の金を払うだろう。逆に鈴木にとって10億円位で裁判が勝てるのであれば、決して高くはなかったはずだ〗

〖最高裁判所は司法裁判権や司法行政権が与えられ、これらの権利を行使するために付属機関として事務総局、司法研修所等が設置されている。事務総局の管轄下に刑事局、民事局、人事局、経理局等の主要部署が置かれている。裁判官は、刑事局と民事局のいずれかに配属され、人事局に人事権を統括されている。最高裁判所は、この様にして行政府及び立法府からの干渉を排除し、裁判所の運営を自主的に運営し、三権分立の一翼を担っているのが建前だ。しかし、裁判所組織は明治時代からの旧態依然とした慣習が残っていて、魑魅魍魎の棲み家になっていると言われている〗

〖品田裁判長は、あくまでも合意書の無効を前提に審議を進めているために「被告にそのような債務は発生していない」として最終的に原告の株取扱の請求を認めなかった。株取扱に関する件は、合意書を無効にできるはずがない。鈴木が全ての資金を出させるために合意書の締結を強く懇願したのは明らかである。品田裁判長は合意書を無効にした事が誤りであったことが分からないはずはない。鈴木が合意書を無効にするために西に10億円を払ったことを認めているではないか〗(関係者より)

〖西の紹介でA氏と出会う事になるが、それは西が鈴木から自身とFR社の資金繰りを巡ってスポンサーを紹介してくれと懇願されたからだった。鈴木は前々からこの機会を窺っていたと思う。それに西にも思惑があり、自身の東京オークションハウスの資金繰りの為にも鈴木に便乗しようと考えたのではないか。A氏に「助けてやって下さい」と鈴木を紹介している〗(関係者より)(以下次号)

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