読者投稿 鈴木義彦編(232)

〖A氏は、この裁判官を忌避申立しなかったのでしょうか。忌避する原因は沢山あったはずだと思うが、これも中本弁護士の怠慢なのか。心証が悪くなることを危惧したのだろうか。いずれにしても品田裁判長では公平な判決は望めなかった。この裁判の不公平さを絶対に世に問うべきだ〗

〖コロナ禍も変異株が出現し、日本のワクチン接種もなかなか進まないなどまだまだ見通しがつかないのが現状のようだ。緊急事態宣言の延長などで収入が激減したり、職を失う国民も少なくなく生活が困窮する中、不満の矛先は政府や都道府県に留まらず、このサイトのような人の道を外れた「悪」に対する猛反発や批判に向かけられるのは当然と言える。鈴木や長谷川個人は勿論、どんでもない判決を下した裁判所の裏側を知り、裏切られたという国民感情が一気に爆発していると言っていいと思う。これだけの情報の広がりは決して見過ごすことは出来ない筈だ。A氏側が再審請求を出した際には是が非でも受理しなければ更に大問題になるのは必至である〗

〖裁判所に関する本を読んでいると、「検事交流」という言葉がよく出てくる。裁判官の評価や履歴を見ると、裁判官が検事になって、また裁判官に戻っている事例が多くある。そして、元検事だった裁判官には問題が多いとも書いてある。これはどういうことなのか。裁判所は検察に忖度しているとも書いてあったが、検察と裁判所が結託していて正当な裁判が出来るのか。法治国家と言われながら、ある意味で治外法権国家なのかもしれない。三権分立を建前だけにしてはいけない〗

〖裁判に提出される証拠が、鈴木のように嘘で固められた為に何の裏付けも取れず、言い掛りや言い逃れ、人格批判の酷いものであっても判決に採用されるのはおかしい。しかもA氏が提出した証拠類はしっかりとした物的証拠であり、関係者の裏付けも取れており、当然検証されて然るべき(しかるべき)ものであったのに、一切検証もされず排除されてしまった。今回の事件で裁判官は「罪」を裁いていない。鈴木の証拠に疑問がなかったと言えるのか、何の疑問もなく確信を持って判決を下したと言えるというのか〗

〖既に何人かの読者も指摘しているが、鈴木は合意書を交わす1ヶ月以上も前に、宝林株の「大量保有報告書」に、あろう事か「紀井義弘からの借り入れ」と虚偽記載し、A氏の名前など一切ない報告書を金融庁に提出している。しかも実態のない海外のペーパーカンパニーが取得名義人として記載されている。この事実を鈴木の計画的犯行と言わずに何というのか。最初からA氏を騙し蚊帳の外に追いやる計画であった事が明らかだ。その後の鈴木の言動を考えると、この事実を知ったA氏本人と関係者の怒りの大きさは想像を超えるものだろう。大量保有報告書の虚偽記載は懲役5年以下、若しくは500万円以下の罰金の刑が科せられる可能性があるとの事だ。このひとつを取っても、鈴木が陰で犯している罪は相当数に上る筈だ。本当に恐ろしい人間だ〗

〖黒川弘務元高検検事長の麻雀賭博事件は、法務省と検察庁の内部闘争が原因だそうだ。検察改革派の黒川と検察保守派の林の対立だと言われている。改革派は、検察組織が閉塞しており、検察の抜本的改革が必要として黒川の定年延長を主張した。それには人材不足により検事総長、検事長が務まる後任がいないという事情もあったらしい。そして、内閣が改革派の意向を支持したことで黒川検事長の定年延長が決定したかに見えたが、検察保守派(林派)から黒川のスケジュールが情報リークされたことによって「麻雀賭博」の事実が明るみに出てしまった。マスコミは情報提供を受けている検察保守派に味方したことになる。閣議決定については手続き上の違法性はないとしたが、国会で充分審議されたかどうかで論議された。裁判所と同じで、審理不尽は常にグレーで問題になる。今回の裁判と同様に国会でも同じような事が起っている。三権分立という国の基礎となる形態が揺らいでいるように思う〗

〖そもそも合意書の内容は、鈴木と西にとってはかなり好条件であったと言えるのではないか。利益の分配金を3分の1ずつにするというのは鈴木と西に返済の機会を与えてあげるという意味もあったと思うし、A氏の温情以外の何物でもない。また、巨額の資金を出資する役割は資産家といえども並大抵のことではなく、A氏だけがリスクを負っていたように思う。そんなA氏の気持ちに報いるどころか、鈴木は合意書に背き莫大な利益を独り占めしてしまった。利益分配どころかA氏への借金もまともに返済せず、やりたい放題に自己中心に振舞っている。こんな極悪人を許せる人間などいる訳がない〗

〖日本の民事の裁判官の人数不足が深刻らしい。事件処理数が裁判官の評価基準となっていて処理数を増やす為に手抜き裁判が横行していると言われている。誤審や誤判が増える傾向にあるというのは当然だ。裁判官は、出世するために日々努力を重ねている。給与体系は1~8の等級に分かれていて、3と4の終身支給額は退職金を含めると1億円以上の差が出るらしい。司法試験に合格しても裁判官を志望する人は少ないと言われている。益々裁判官不足の可能性が高いとはいえ、品田裁判長のように微塵も正義を感じられない裁判官ばかりが増えては、裁判所は実質的に三権分立の一翼を担えなくなる。悪循環に陥らないためにもあらゆる改革を早期に進めるべきだ〗  (以下次号)

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