読者投稿 鈴木義彦編(213)

〖人間には「やりたいこと」と「やらねばならぬこと」があると思う。人はどっちの方を気にして生きているだろう。「やりたいこと」は、ある程度自分のペースで出来るし、自分の意志で好きな時にできる。「やらねばならぬこと」は、他人からの強制や、義務が絡んでいて気分的に「後回しに」にしてしまう。しかし、「やらなばならぬこと」を後回しにしていると常に忘れ物をしているような気になる。鈴木もそんな気分で生きているのではないか。鈴木には、何をおいても「やらなければならい」事があるはずだ。それを早く済ませる事で今後の生き方が大きく変わる。家族との生活も間違いなく変わる。そうすれば間違いなく「やりたいこと」を誰に気兼ねすることもなくできるようになる〗

〖率直に言えば社会常識と金銭感覚が麻痺している人間達が起こした事件ではあるが、国の中枢機関の裁判所が絡んでいると聞けば放っておけない。これは、国民全体の問題として追及するべきだ。高検元検事長の賭博問題、国税庁長官に出世していた財務省の上層役人の公文書偽造ともみ消し疑惑、この件には担当していた役人の自殺も絡んでいる。政治家と一部法人の癒着等と数え上げればキリがないが。我々はある程度、慣れっこになっている。それは諦めの気持ちからで国民の責任も重いと思う。それにしてもこの裁判での裁判所の在り方には、どうしても納得できない。そして、我々が知らなかった裁判所の腐敗は社会の大きな問題だ。旧態依然とした組織や制度を早期に改革しないと国の基礎から崩れてくる。大げさではなく真剣に取り組むべきだ〗

〖鈴木は自分を「洗脳」してしまっているのではないか。お前のやっている事は通常では考えられないほど常軌を逸している。それをお前自身が気付いていない。人間は誰でもカネに弱いという事は通説だが、それを手に入れる手段によって悪と善に分かれる。自分の事を一番知っているのは自分自身だと思う。莫大な資産を手にしていても喉元に大きな棘が刺さっている様な気がしているのではないのか。その棘を抜かないと化膿して命を落とすことになる。悪い「自己洗脳」から早く覚めるべきだ。そうしないと折角掴んだ夢が「幻」となって消えてしまう事になる〗

〖博打場で八百長をしていくら儲けても「悪銭身に付かず」で、簀巻きにされて海に沈められるのが関の山だ。たとえ生きていても一生「八百長野郎」と言われてどこに行っても軽蔑される。いくら八百長で稼いだ金を持っていても誰にも相手にされなくなる。近寄ってくるのは金目当ての輩ばかりだ。その内、お前も八百長に嵌められて自分を滅ぼす事になる。家族も世間から白い眼でみられ生きていくしかない。ネットが普及していない当時に起きた多くの事件でも、その家族や身内がどうなったか、現在はどうしているか、身内なら調べたらどうか〗

〖鈴木、お前は「男気」という言葉を時々使う。A氏の事を表現する時に使ったり、A氏と約束をする時に「私の男気を見てください」と言ったりしているが、あまり自分で言うものではなく「男気」というものは他人が見て言うもので軽々しく使ってもらいたくない。この言葉は男を褒める時に使う言葉なのだ。今のお前には程遠い言葉だ。生きているうちにその言葉が相応しい(ふさわしい)行動をしろ〗(関係者より)

〖最近の若い人は、飲み会や接待を嫌うらしいが、男同士が気心を知るには、飲食を共にすることは必要だと思う。アルコールが苦手であってもその場のコミニュケ-ションが大切だと思う。鈴木も取引先や、部下達、友人達とそんな経験があっただろう。それが人脈を増やすきっかけになる場合が多い。鈴木はそういった時の付き合い方をどうしていたのだろうか。この記事の中にも少しだけA氏との飲食の場や、夜の社交場での遊び方が記載されていたが、そんな場所でも垢ぬけない我儘な立ち居振る舞いをしていたように感じた。女性を口説くのも金の力に任せたやり方だったようだ。私見だが、大きな仕事を成し遂げる様な人間ではない。他人を騙す事には長けていて、人望がなく、義理人情のないクズ野郎だったのだ。被害者等の肚積もり次第だが、このままでは畳の上では死ねないかも知れない〗

〖自分の人生が終盤に来た時に「自分探し」なんて悠長な事を言っている幸せな人がいた。私は、そんなことをしている暇があるなら徐々に自分の煩悩を消していって、「自分なくし」をする方が大切だと思って今生きている。鈴木も人生の半分をとっくに過ぎていると思うが、あまり強欲を突っ張らずに分相応に生きた方が良いと思う。他人にできない事をして来たのだ。その方法は許されない悪行だが、ここまで来たのだからある意味大したものではないか。使いきれない金があってもそれは無用な物だ。元の持主に戻して肩の荷を下して、自分が必要だと思う分だけを譲ってもらえば良いと思う〗

〖自分が不自然な生き方をしていると自分の生き方に飽きてくるらしい。他人に「飽きた」と言ってしまうのは簡単だが、それでは自分の人生を否定してしまう様で言いにくい。他人に「まだそんなことをしているの」と驚かれるほどでなければ人生面白くないのだろう。しかし、自分に不自然な事を続けていくのはとても疲れるし、あとで後悔することになる。鈴木は、1000億円と言われる資産を隠し持っている。それは、不自然極まりない事ではないのか。それはもう「飽きた」といっても良いと思う。何の恥でもない。不自然に生きる必要がない。何故なら自然に手に入れたものではないからだ。他人を裏切って手に入れた資産は不自然そのものだ。早く自然に帰るべきだ〗

〖鈴木は、どうせ一度は路頭に迷った身。ならば、株の鉄火場でどのくらいやれるのか、自分の相場観はどの程度なのか試してみようと思ったのか。A氏という支援者に恵まれていたことを忘れるな。今さらだが、合意書通りに約束を守っていれば今までの汚点もなく、投資家として名を馳せたかもしれない。文字通り一発逆転で家族も幸せに出来ただろう。しかし、鈴木は株取引の当初から計画通りに利益の独占を謀っていった。いずれにしても許せる所業ではない。最後に破綻するのは間違いない。お前のような度を越した裏切りをする人間は世界中探してもいないと言われ始めている〗(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です