読者投稿 鈴木義彦編(83)

〖この鈴木の事件の流れを改めて考えてみると、A氏という資産を有し人並み外れた理解を示す人物の存在がなければ鈴木は1000億円以上とも言われる利益を手にする事が出来なかったどころか、命さえもどうなっていたか分からない。人生を変えて生まれ変われたのはA氏のお陰であることは揺るがない。しかし、今鈴木が手にしている資産は鈴木のものではない。ルールを破り様々な犯罪を潜り抜けて横領して手にしたものだ。法を犯して手にした利益は鈴木が責任を取るべきです。そして本来持つ権利のあるところに返すのが筋です。2020年ももうすぐ終わる。いい加減に改心し行動に移すべきです〗

〖西が独自でA氏に差し入れている数枚の書類がある。鈴木がA氏から融資を受け始める際に書いた確認書、FRの決算時にA氏に無理を言って手形を借り出す時に書いた確認証等があるが、全てが裁判上重要な書類だ。それを証拠だと言わせないために鈴木の代理人弁護士の長谷川は、乙59号証の質疑で鈴木に「西に代理権を与えていたか」と質問し、鈴木に「西に代理権を与えていない」と答えさせている。A氏と鈴木との経緯からみて西は鈴木の大事な時にA氏との繋ぎ役をしていて鈴木からの無理な願いにもA氏に頼んで了承してもらったことが多々あった。鈴木はA氏と会うことを避けていた為に西が鈴木の代理を務めていた事に間違いはない。どこから見ても西は鈴木の代理人だった。鈴木と長谷川のやり取りは西の自殺後だから二人は好き放題言っているのである。それでも裁判官は被告側の主張を支持した。それはどう考えてもおかしい〗

〖鈴木が付いた嘘の数々はどれもこれも到底許せるものではないが、平成11年9月30日付けでA氏がエフアール宛に出した「確認書」はエフアールの決算上必要で、「債権債務はない」とするものだったが、それは便宜上A氏が温情で作成してA氏に振り出した13枚の手形と一緒に鈴木に渡したものだった。ところが鈴木は裁判になるとこれを悪用し、実際に「A氏に対する債務は平成11年9月30日に15億円支払い完済された」と主張してしまったのである。しかし9月30日は確認書の日付であって、その日に金銭の授受は一切なかった。鈴木の言う15億円は7月30日に西が株の利益としてA氏に持参したものを指し、株の利益の分配という事実を無かった事にしたかったのだろうが、9月と7月では2ヶ月のズレが生じる。明らかに矛盾である。嘘に嘘を重ね策に溺れるとこういうボロが出る。鈴木はこのように矛盾だらけの証言ばかりなのに、裁判官が不信感を抱かなかったことが不思議でならない〗

〖この記事の中に元裁判官で、現在作家の瀬木氏が書いた著書を一部抜粋して紹介している。裁判所の内情は酷い状況下にある様だ。又、某弁護士の裁判官の評価と言う文章も掲載されている。内容は現役裁判官にとっては穴があったら入りたくなるような事実が書かれている。私も、知り合いの弁護士に聞いてみたが、「弁護士と言っても商売である。生き残るには綺麗ごとばかり言っていられない事情も多々あるのが現実だ」と言っていて「裁判官も出世をしていかなければ将来はない。上司に気に入られなければ出世は難しいだろう」と言っていた。弁護士も裁判官も生身の人間ではある。諸事情はあるにしても最低限、悪人の味方をして不公平な判決に導くような弁護や、誰が見ても不公平な判決を下しては本末転倒である。これでは悪い奴がのさばってしまう。やはり清廉潔白で正義の味方であってほしいと思う〗

〖長谷川弁護士が作成したと思われる証拠書類の「質問と回答」は全く馬鹿げています。まるで「嘘はこうつくものだ」の舞台や映画の台本かと思う程の作られたと分かる内容ではないですか。最初から最後まで全てを否定し身勝手な言い分を通している。ここまでのとんでもない嘘だらけの証拠書類を平然と実際の裁判に持ち込む感覚が信じられない。そしてこれに対してA氏の弁護士が反論しなかったという事も信じられない。この出鱈目な内容に反論しなければ全てを認めたと受け止められても仕方がないからです。これはA氏代理人の見落としだったのではないかと思う。A氏代理人に対しては鈴木の代理人が見下していたように思う。法廷で「うるさい、だまれ!」と恫喝され腰が引けていたらしいが全く情けなく、A氏が知恵を出し切った全力で臨んだ裁判にはならなかったと思う〗

〖このネット記事に寄せられる読者投稿文の数は記載されているだけでもすごい数だね。内容は当然、鈴木、西への批判が多いが、鈴木側の代理人弁護士の長谷川、平林の出鱈目な弁護にも批判が集中している。又、裁判官への批判がこれほど多い裁判は過去にもなかったと思う。裁判官や弁護士に対して我々一般人が持っているイメージと現実は大きな乖離がある様だ。日本の法曹界はこのままで大丈夫なのか。この事件が警鐘を鳴らしているのではないか〗

〖鈴木がA氏の前に姿を現わす機会が減っていった頃、市場関係者の間でA氏が100億円以上も利益を上げているという話をしている事をA氏は耳にしていて、その事をA氏は西に尋ねたそうだが、既にその時に西はA氏を裏切っていたから、話を噂として片づけ、いずれ自分も裏切られるとも知らずに鈴木の逃亡を手助けしていた。もしこのタイミングで西が良心を取り戻していたら、鈴木を追及する術はあったし、裁判にもならず、ここまで独り占めさせたまま逃げられる事もなかったと思うと西の裏切りも悔やまれて仕方ない〗

〖鈴木の悪行は計り知れない。単なる詐欺横領や背任行為だけではない。鈴木の周辺には数多くの犠牲者がいて、未解決のまま現在に至っている事件が1件や2件ではない。今回のA氏との事にしても裁判結果では判断できない点が多すぎる。このままでは「悪は栄える」事になり善人が泣き寝入りするしかなくなる。世の中に不公平がはびこる事を許してはいけない〗

〖鈴木の嘘は数えきれない。本当にきりがない。記事を読んでいるとここまで酷いのかと、こちらの頭がおかしくなりそうだ。支離滅裂、滅茶苦茶、不合理、矛盾、二転三転など全てが当て嵌まる鈴木の主張や証拠書類。こんな嘘だらけの男が何故裁判に勝ってしまったのか。何故A氏が負けなければならなかったのか。判決理由を見ても全く納得できず理解できない。あってはならない結果を招いてしまった。裁判官に「正しい裁判」とは何かと改めて問いたい〗(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です