〖A氏の交渉時の代理人は青田と平林弁護士とは何度も話し合いをしていた。A氏が代理人と一緒に平林弁護士と最初に面談した時、平林は「社長さん、50億円で手を打ってくれませんか。それであれば鈴木もすぐに払うと言っているので」と言ってきたが、これをA氏が断ると、いいがかりをつけて交渉を混乱させたばかりか、表沙汰にしたくないために「調停で決着をつけましょう」と言ったにもかかわらず、いざA氏が調停を申し立てると意図的に不調に終わらせている。A氏が50億円での解決の打診を断っているので、調停でも解決しないと考えての事だろう。そのままズルズルと引き延ばすつもりだったのか〗
〖西からA氏を紹介された平成9年当時、鈴木は10日で1割の金利でも借りるところがなく、自己破産か自殺という選択肢しかなかった。そんな鈴木にA氏は短期間で約28億円を貸し、元金と金利の返済が無くても催促を一切しなかったという。そんな人間などいないことを鈴木は承知していたから、和解後にA氏に送った2通の手紙にも「大変お世話になった」「男として一目も二目も置く」と書いている。鈴木がA氏からこれだけのことをやってもらっていたことを平林も長谷川も知らないのか。A氏側には裁判に提出した証拠が山ほどあるのに、鈴木側の証拠と言えば、西経由で頼んでA氏に作成してもらった「確認書」(平成11年9月30日付)のみだった。しかし、これも「便宜上作成したものである」という西の確認書が同日付で作成され、手形13枚の総額の借用書がA氏に渡されていた。しかも同日、鈴木は「今回も無理なお願いを聞いて戴いて有難うございました」と電話でお礼を言っている。それにもかかわらず、鈴木は「債務は完済された」と裁判で主張しており、他にも嘘や矛盾に満ちた主張を繰り返しているが、それで裁判を乗り切ったとしても、鈴木自身が抱える問題は一つも解決しない。もう一度、A氏が鈴木のためにどれだけ骨身を削ったかを思い出すことだ〗
〖鈴木は、和解後にA氏宛に送りつけた手紙に「今後全てが解決するまで私がこの件で直接お話しすることはありませんし、金を払う事もありません」と書いているが、鈴木は常にA氏と重大な話をしなければならない時に代理人を入れる。物事の順番が解っていない。直接会って面談した結果が不調に終わった時に代理人を入れるのが常識だろう。鈴木には常識が通用いしない事は分かっているが、余りにも卑怯で狡い奴だ〗
〖平成19年からA氏と青田、平林による本格的な交渉が始まった中で、天野氏が鈴木には内緒でA氏と会い、多くの真実の証言をした事実が鈴木に発覚したために、鈴木から「A氏とはもう二度と会うな」と厳しく叱責されたというが、それこそ鈴木は自分の主張していることがウソであることを自白しているようなものだ。天野氏がA氏と会っている事実を鈴木に知らせたのは西しか考えられないが、そのことで鈴木と天野氏の間に深刻な溝ができ、それが天野氏の死亡につながったというのは容易に推測できることだ。それに、天野氏がA氏と会う時に、西がどうしても同席したいと言ったが、天野氏は西と会うことを極端に嫌った。そのためA氏が一度だけお願いしたいと頼み、天野氏はA氏に世話になっていたのでOKしてくれたが、西を同席させたのは良くなかったと思われる〗(関係者より)
〖品田裁判長は、鈴木が株取引を行って利益を上げていたとしても合意書に基づいた株取引とは関係ないものであるとまで言及している根拠は何なのか。鈴木が親和銀行事件で有罪判決を受け、執行猶予期間中に株に投資をする資金をどのようにして調達したのかを検証すれば、全てが明らかになった筈だ。合意書を根拠もなく被告の主張を支持して無効にしてしまった事で、品田裁判長は無茶苦茶な裁判指揮を執らざるを得なくなったのだ。裁判官は自分の過ちに気付いた時に軌道修正が出来ないものなのか。野球がビデオ判定をする時のように裁判官3人が集まって過ちを検証する時間があるはずなのに品田の暴走を止められなかったのか。過ちを正すことは、裁判官にとって決して恥ずかしい事でもなく、威厳を損なうものでもない。かえって国民に安心感を与え、信頼されるようになると思う。早急に裁判制度を変えるべきだ〗
〖2016年に表面化した「パナマ文書」等により、富裕層の過度な租税回避行為が問題になった事で国税庁だけでなく、富裕層が多く居住する主要税務署にも調査担当部署を設けて監視と調査に力を注いでいるという。特に海外資産を保有する富裕層への調査を強化しているようだ。富裕層への調査件数はコロナ禍の影響下であっても増加しており、税務当局の本気度が見て取れる。2018年には海外税務当局から55万件、2019年には189万件の情報を入手し、多額の申告漏れを把握しているという。鈴木は今後益々国税当局の厳しい監視の目にビクビクして生きていかなければならない〗
〖青田光市、平林英昭、杉原正芳、そして長谷川幸雄など、鈴木義彦の周囲を固めてきた人間は悪党ばかりだが、鈴木と関わった人間にしてみると良心や倫理観は邪魔でしかなかった。青田はもともとが悪事しか働かない粗暴犯だからともかくとして、3人の弁護士はあっさり金で転び、しかも後戻りができないほど鈴木の悪事に加担してしまった。犯罪を重ねた挙句の1000億円以上の裏金で鈴木が好き放題をしても咎められない世界などどこにもないことくらい鈴木には分からないのか。長谷川も弁護士登録を抹消したのは、今後、鈴木の件で自分にも責任が及ぶことを考えたのだろうが、それが問題を解決してからのことであればまだしも、好き放題をしたままでというやり方は世間が絶対に許さないことくらい分からないはずはない。自殺寸前で何から何までA氏に助けてもらっておきながら、A氏や西をとことんまで裏切り、中に入った西が責任を感じて自殺した鈴木の責任はあまりにも大きく重い。鈴木のやったことは人として決して許されることではなく、長谷川も青田も同様に自分一人のことで済まされる話ではない〗
〖裁判官のサラリーマン化が顕著だという。正義と平等を守る為に志を持って裁判官になった若手のモチベ―ションを低下させているのは、他ならぬ裁判所の組織だという。裁判官は裁判所に所属している一部の官僚たちに虐げられている被害者なのか。出世のために上司に諂っている裁判官が多くなれば、正義と平等を本旨とした裁判は望めない。この裁判の被害者になった当事者たちは何処へ訴えればいいのか〗(以下次号)