読者投稿 鈴木義彦編②(368)

〖鈴木は、和解書作成の1週間後の平成18年10月23日にA氏の会社を単独で訪ね、和解書の支払約束を追認した。ところが、その後、A氏に突然手紙を送り付けて、支払約束を一旦留保撤回するとして、青田光市と平林英昭弁護士を代理人に立てて交渉をすると一方的に通告した。だが、手紙の文面には「海外の口座を作ることを検討してください」「和解金の支払い方法等の再考をお願いします」という文言もあり、これは和解書の支払約束を認めた発言としか取れない。鈴木は払う気もないくせに、そういう文言でA氏をたぶらかした〗(関係者より)

〖杉原正芳弁護士は、株の大量保有報告書を金融庁に提出する際に、資金の出所の欄に「紀井義弘」と無断で名義を使ったことについて、未だに紀井氏に説明していないが、それは何故か。杉原は、鈴木が数多く用意した実体のないペーパーカンパニーの常任代理人に継続して就いてきたが、ペーパーカンパニーの数が100社以上ともなれば、弁護士の資格の問題だけではなく立派な犯罪ではないのか。即刻弁護士を辞めるべきではないか。鈴木は裁判では「杉原のことは知らない、話したこともない」と言っていたが、紀井氏の名義を利用したのは鈴木に頼まれなければできないことで、杉原が勝手にできることではない〗

〖鈴木はあまりに悪すぎると思わないのか。ここまでの聞き苦しいウソと言い訳を人間として何とも思わないのか。それに買い支え資金でさえ「これをやって戴けないと、西会長も私も社長に返済できません。2~3年で30億くらいの授業料を払ってきたので、株には絶対の自信があります。ぜひお願いします」とA氏に懇願して合意書が作成されたことを思い出すがいい。A氏の金で西が宝林株800万株を買収した。これがスタートで利益1000億円につながったことは誰にでも分かる。西義輝と会うまでは多額の借金に苦しんでいた鈴木が今や1000億円以上の蓄えがあるというが、誰の資金を使って、どのようにしてそれだけのものを作ったのか、誰もが分かるように説明をしてみるがいい。できるはずがない。そこまでやってもらいながら「合意書に基づいた株取引はしていない」と言い訳を言っていたが、合意書には「今後の全ての株取引」と明記されているではないか〗(関係者より)

〖株の世界、投資の世界は我々に分からない事が多いが、鈴木の周辺には胡散臭い人間と、金の動きが沢山あり、行方不明者が多く、殺人事件も起こっている。その中でセレブ夫婦の事件で話題になった霜見誠もいて、鈴木が太い繋がりがあったことに驚いた。株投資に絡んで生き残っていい目をしているのは何故か鈴木と青田、茂庭のほか何人いるのだろうか〗

〖品田裁判長が判決文に書いた、合意書を無効にする理由について、「合意書の作成から7年以上の間に3人が会ったのはわずか2回しかなく、三者間での協議が持たれなかったのは不自然だ」と述べていたが、詳しく調べてみると、実際には9回もあって、品田裁判長の認定が大きな誤りであることが分かる。A氏は株取引に関連して、西が代理で3回、後の6回は鈴木にも会っていた。合意書作成の平成11年7月8日、西が15億円を持参した同年7月30日は西一人だったが、翌31日は3者で会っていた。またA氏が手形原本を預け確認書を作成した同年9月30日には、西が預かった手形原本と確認書を鈴木に渡した際に西がA氏に架電して鈴木が代わり、A氏に礼を述べた。さらに鈴木の債務を40億円超から25億円に減額した平成14年6月20日(西が代理をした)、鈴木と西がそれぞれ借用書を書いた同月27日。この時にも鈴木は「西に10億円を渡した」と嘘をついた。そして同年の12月24日には紀井氏と2人で10億円を持参した。その後、A氏が鈴木に合意書の履行について確認した平成18年10月13日と、西を交えて和解協議が行われた同月16日、和解書の支払い約束を追認した同月23日は鈴木一人がA氏の会社を訪ねた。鈴木が西に頼んで西が代理をしたのは前記の7月30日、9月30日、6月20日の3回しかない。途中で間が空いているのは鈴木が逃げていたためで、鈴木は西を使って「鈴木は都心のマンションの1DKで頑張っている。長い目で見てほしい」などとA氏を煙に巻いていた。A氏は鈴木の行方について警察や興信所にも協力してもらったが、鈴木は国内外を問わず逃げ回っていた。裁判官は何故多くの疑問を追及しなかったのか。鈴木本人が西を前面に出してA氏と会うことを極端に避けていたことはいくつもの証拠や証言で明らかになっている。A氏が株価の買い支え資金として出した金は207億円であると西も認めていること(但し、鈴木に言われてやった分は、約70億円と西は言っていたが、その後、西と紀井氏が精査して58億円プラスαと分かった)だが、裁判官は一切認めなかった。明らかに裁判官の事実認定には誤った思い込みがあるとしか思えない〗(関係者より)

〖親和銀行からの100億円を超える不正融資、山内興産に対するタカラブネ株の20億円相当の詐欺横領。この2件を処理するための和解金も宝林株の利益の一部を横領した金で、鈴木は親和銀行事件で執行猶予を取るために必死だったとみられる。親和銀行や山内興産との和解が反省からではなく実刑を恐れたことがよく分かる。鈴木の犯罪行為はFR社時代から連綿と続いているのだ。そして、次なる犯罪がA氏を巻き込んだ合意書の作成と株取引だった。20億円を超える和解金の支払いを見ても合意書に基づいた株取引で得た利益を鈴木が一人で無断で使っていることは合意書に違反しているので、この違反だけでも鈴木の取り分はない。西から紹介を受けて以降、鈴木はどれだけA氏に助けられてきたか、このことに関わった人間は全員が分かっていることだ。鈴木にはA氏の心情に感謝する心が全く無かった。ここまであくどい人間はどこの世界を探してもいない。家族や身内は鈴木に対して何を思っているか。鈴木と長谷川の家族にはぜひ聞きたい〗(関係者より)

〖A氏は知っていて、鈴木が逮捕の3日前に突然A氏に電話をして来訪した際に、鈴木が親和銀行事件で警視庁に逮捕されるという情報を鈴木に伝えた。鈴木は持参してきた借用書を出して「8000万円、何とか貸して戴けませんか」とA氏に土下座して涙目で懇願した。A氏が可哀想に思い応じると、鈴木は「このご恩は一生忘れません」とまで口にした。しかし鈴木の依頼はそれだけではなく、それまでにA氏に言い値の3億円で買ってもらっていたピンクダイヤと絵画を「売らせてほしい」と言って「念書」を用意していたので、A氏はこれにも応じてダイヤを預けた(絵画はA氏が買ったときから持参していなかった)。しかも同日までに元金も金利も一切払っていない鈴木だったにもかかわらず、逮捕3日前の人間にここまでやる人間はいない。しかし、鈴木は裁判ではそうしたことなど全く無視して長谷川弁護士と構築した「質問と回答書」(乙59号証)に象徴されるような、全てが虚偽の主張や証拠を法廷で展開するなどという絶対にやってはいけないことをやった。鈴木も長谷川も最悪の人間たちだが、品田裁判長も鈴木の前科前歴を無視しただけでなく、A氏と鈴木の真実には目を背けたように思う〗

〖宝林株800万株の買収資金について鈴木は主張を3回も4回も変えたにもかかわらず、品田裁判長は「証拠がない」と言ってA氏側の主張を認めなかったが、鈴木が和解協議の場で合意書に基づいた宝林株の取引はあったと認めた。この宝林株がスタートで、この後の株取引は全て合意書通りである。合意書を解除するするまでは効力は継続する。そればかりか、紀井氏が全ての株取引を鈴木より一切任されていたことから利益明細の確認書を提出したにもかかわらず「紀井は全体を知らず、電話番に過ぎなかった」として一切認めなかった。実際は、個々の売買については鈴木よりも紀井氏の方がはるかに詳しかった。鈴木は日本にいる時は、夕方に少しの時間、顔を出すだけだった。紀井氏の書面が万一虚偽であれば偽証罪に問われたはずだ。品田裁判長が裏取引をした疑惑は消えない。鈴木の宝林株の取得代金を誰が出したかについて鈴木の証言が二転三転しても判決では一言も触れなかったのは不可解過ぎる〗(以下次号)

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