読者投稿 鈴木義彦編②(199)

〖鈴木の悪事に加担していた人間の多くがこの世を去っている。事故死、行方不明、不審死、自殺と様々な事件が鈴木の周囲で起きている。全ての事件が鈴木との金銭トラブルが原因だと言える。事件が起こった時は必ずと言っていい程、鈴木の関与が噂される。警察に事情聴取された事は一度や二度ではないが、逮捕されたことは無い。A氏の代理人が襲撃された時と同様、口の堅い実行犯を用意しているのか〗

〖鈴木は、株式投資に関しては相当な知識を持っていたようだ。そしてダミーの会社名義で株の売買を行い、違法で儲けた莫大な利益は海外のプライベートバンクにダミー会社名義で預けている。この作業は複数の協力者がいなければできないと思うが、その協力をしたと思われる人間達が、この世からいなくなっている事で現在のところ鈴木の秘密は完璧に護られている。しかし、秘密というものは必ず漏れる。その秘密が漏れ出した時が鈴木の最後になる。その兆候が徐々に見え始めている事に鈴木は気が付いていない〗

〖鈴木の裁判は完全に品田裁判長の独善的判断の下に判決が下された。その判決には誰も抗えない。どんなに有力な証拠を揃えようが、裁判長の胸一つで結果が決まる。それだけに裁判官には公明正大な人格が求められる。品田裁判長は被告側と癒着関係を持ち、自分の立場を利用して私利私欲の為に判決を操作した疑いが濃厚だ〗

〖鈴木はA氏の援助を受けながら株式投資を実行するに当たって、用意周到な準備をし、計画を練り上げた。しかし、鈴木は、自分1人では何もかも出来ないことを理解していて、仕事を分担する人間を雇い入れ、そのスタッフには担当する仕事以外の情報は与えず、高額な報酬を約束する事でスカウトすることに成功したが、約束の1/100程度しか払わなかったようだ。それが売買担当の紀井氏であり、利益管理担当の茂庭氏だったと思う〗

〖鈴木は、親和銀行事件で逮捕された事でA氏への返済が出来なくなったが、これはA氏をターゲットにした陰謀だったのではないだろうか。しかし、A氏は鈴木の陰謀に気付いていなかった。それを証拠に、逮捕直前に会社を訪れた鈴木に8000万円の現金と販売委託として2キャラットのピンクダイヤとボナールの絵画を販売委託で貸し出している(ボナールの絵画は代金1.8億円を受け取りながら一度も持参しなかった。鈴木は他に担保で預けていた)。鈴木はA氏の顔色を窺いながら情に縋る振りをして、現金と商品を借りることに成功した。A氏の性格を知ったうえで芝居を打ったのだ。これだけを見ても鈴木の悪党ぶりが見て取れる〗

〖鈴木のYouTube動画配信によって、様々な反響が広がっているようだ。鈴木達もこのまま静観していると、一歩も外に出られなくなるのではないか。家族も皆、困惑している事だろう。このいたたまれない呪縛から解放される鍵は鈴木本人が反省してA氏に謝罪することしかない。鍵は鈴木だけが握っている。長谷川弁護士は裏金で大金を受け取ったが、残りの人生は最悪ではないか。しかもそれに留まらず遺された家族にも永久に影響するだろう〗

〖鈴木の悪知恵は底なしで、株取引を開始すると完全にA氏を蔑ろにし、利益金を独り占めにすることに専念した。西も詳しい事は知らされず、鈴木の掌で踊らされているだけだった。宝林株の利益が予想外に莫大だったことで鈴木の懸念はただ一つ、合意書の存在だったのではないだろうか。本格的に利益を独り占めするために、鈴木は10億円という破格の報酬で西を唆し、合意書破棄を目論んだ。この時の西は欲に目が眩み、高額すぎる報酬に対して何の疑念も持たなかったことが後々の失敗に繋がった。しかし、さすがにA氏を騙して合意書を破棄する事は出来なかった。鈴木と西の騙し合いもここから始まったのだと思う〗

〖大手と言われるマスコミ各社と官公庁は持ちつ持たれつの間柄ではないだろうか。各役所の広報担当は表向きの情報はマスコミ各社平等に発表してメディアに報道させるが、オフレコ情報を特定の親しい記者に漏らすこともあるようだ。敏腕の記者達はそのチャンスを如何に自分の物にするかを他社の記者達としのぎを削っている。そうした関係の中でスキャンダルが発覚しそうになれば、情報のもみ消しや事件の矮小化に協調して、さらに関係を深める事もする〗

〖誰もが権力を手にすると、その権力を間違った方向に使いがちである。それだけ権力には絶対的な力が宿っている。権力を有する中でも、裁判官はその最たるものの一つと言えるだろう。裁判において、裁判長の地位にある品田の一存で真偽の解釈を歪曲し決する事が出来る。鈴木の裁判は品田による権力の濫用に他ならない。裁判官として絶対許されない事だ〗(以下次号)

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