読者投稿 鈴木義彦編②(151)

〖鈴木の様な悪党がのさばるのは、世の中の仕組みが悪い事も一つの原因だと思う。司法機関、特に裁判所は、そこに切り込んで世の中の悪を成敗する役目を背負わなければならない。自分が出世することばかりを優先している様では悪を成敗する事は不可能だ、というより品田裁判長は誤判を招いて、悪党鈴木の味方をしているという疑いを持たれて、裁判所の信用を失墜させているのだから、どうにもならない〗

〖力量不足の裁判官は、老練な弁護士の論理にいいようにあしらわれ煙に巻かれてしまう。所詮、勉学だけ優秀であっても社会経験不足では世の中の機微というものを理解できない。まして、判事として悪を見抜いて正当な罰を与えることなど無理な事だと思う。日本は、民事裁判のあり方を早急に改革するべきだ〗

〖情報というのはタイヤの空気と同じで嫌でも漏れていくものだと思う。鈴木は自分の秘密保持方法が完璧だと思っているようだが、大きな間違いだろう。自分の周囲の人間の事を考えてみろ。まず、長谷川元弁護士や平林弁護士と杉原弁護士、そして質の悪い青田。どの人間を見ても自分が犠牲になって鈴木を庇おうとする人間はいない。鈴木はその事に気付いていないようだ。A氏と関係者は今回の事件に関係した鈴木のほか周囲の人間をトコトン追及する構えを見せているようだ。彼らの悪事が風化することは決してない〗

〖鈴木の悪事は当然、裁判で裁かれなければならない。民事とはいえ、その機会を台無しにした品田裁判長は愚かであり無能、役立たずであった。鈴木ほどの大悪党を取り逃した責任は重大で深刻だ。これがドラマや映画であれば、正義の味方である裁判官が全てを解決するのだろうが、現実社会では裁判官も不正をしている。これでは悪党が蔓延るばかりだ〗

〖法律というのは、悪人が考える巧妙な抜け道を封じるのが本来の役目だと思う。しかし、法律を熟知している筈の裁判官が鈴木のような悪人の手口に手をこまねいて傍観している。これでは話にならない。司法試験に合格したとたんに全てを忘れてしまったのだろうか。試験内容だけではなく、その時の熱い志も何処かに置いてきたのではないか〗

〖オフショア地域への不正送金には必ず国際的金融プロ集団が絡んでいる様だ。鈴木も利用していたと思うが、この集団が世界の犯罪集団と繋がっている事は容易に想像できる。彼等の掟は厳しい。鈴木の関係者から秘密が漏れる様なことがあれば1000億円超と言われる隠匿資産は水の泡になり、命も危険に晒されることになるだろう〗

〖鈴木は裁判になった場合を想定して計画的犯行に及んでいる。西に宝林株の話が舞い込んできたのをキッカケに、綿密な計画を練っていたのだろう。表向きは西を代理人として全面に立たせ、内実は鈴木が裏から指示を出し操っていた。鈴木は最終的に西の一人芝居に見せかけるために、株の買い支え資金の受け取りを西一人にやらせていたのだろう。西もこれ幸いとばかりに、A氏から預かった資金の一部を自分の都合で流用していたと思われる。二人でやりたい放題やっていたようだ〗

〖現代は、コンピューター上のデータを、パソコンをクリックするだけで世界中どこへでも移動できる。そんな時代にA氏と鈴木の金銭のやり取りは全て現金で行われている。勿論、一般の取引での送金ならばパソコンでの送金が安全だが、後に証拠が残ってアシがつくと考えた鈴木の事情が現金扱いになったと思うが、これが鈴木の悪事を抑止できなかった原因だとも思う〗

〖経済のグローバル化は、犯罪収益の海外移転を容易にしている。そして組織犯罪のグローバル化と表裏一体の関係にある。海外の組織犯罪グループは全ての犯罪に精通していて、国同士の戦争を企てる事もあると言われている。こんな組織が支配していると言われているオフショア地域に自分の全財産を隠している鈴木は、のうのうと生きていられると思っているのだろうか。リスクの大きさに気付いていないように思う〗(以下次号)

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