読者投稿 鈴木義彦編②(140)

〖品田裁判長による裁判の判決は、裁判史上最大の悪しき前例となるだろう。意図的に争点をはぐらかして鈴木の悪行を見逃した。裁判官としての使命を果たさず犯罪者に手を貸した罪は鈴木より重いかもしれない。これの仲介役は長谷川だろう。悪人を裁く立場にありながら正義を捻じ曲げた品田裁判長は裁判官にあらず。糾弾されるべきだ〗

〖詐欺師は自分の印象を偽装し、変装して他人を安心させながらターゲットに近づくが、鈴木はまさかという偽装工作をして他人を陥れる。鈴木は、西に会ってA氏から融資を引き出すまでの間、まず西の周辺や人間関係を入念に調査し、会長と呼んで良い気分にさせ隙を作らせた。鈴木の狙いは、西を手の内に入れた事で半分は成功した事になったと思う〗

〖A氏は鈴木との初対面で、おそらく疑念と違和感を持ったと思う。しかし、西のフォローと、上場会社の創業者という肩書に誤魔化されたかもしれない。この頃はまだバブル崩壊の傷跡が深く残っていて世の中が混沌としていた。A氏は、そんな時代を乗り切るために懸命に頑張っている起業家がいることも知っていた。鈴木がそんな人間とダブって見えたのだとも思う。鈴木は手負いのオオカミが空腹を満たすように獲物を探していた。しかし鈴木があくどいのは、その牙を見せず敗残兵の様に装い、今まさに倒れそうな姿を見せてA氏の情に縋った事だった。A氏はボロボロの姿を装った鈴木を放って置けなかったではないだろうか〗

〖今回の鈴木の裁判は品田による裁判長としての権限を使って強引に下された判決である。原告からしてみれば、たまたま担当した品田裁判長一人の判断で結果が決まる事に納得がいかないのは当然だろう。それも公明正大な審議の上での判決であれば納得する部分はあったかもしれないが、判決内容は全て偏向的で争点に対して的外れな判断である事は誰の目にも明らかだ。再審は当然であろう〗

〖鈴木という悪党は最初から裁判沙汰になることを想定していたように思う。親和銀行で逮捕されて拘留されていた間は鈴木にとってどんな時間だったのだろうか。拘留された事で、債権者からの追及からは一時的にしろ逃れ、拘留中の資金繰りは逮捕直前にA氏を騙して調達を済ませていた。そんな鈴木が考えることは、いかに量刑を軽くして早期に社会復帰を果たすかという事だったように思う。社会的な制裁を受ける事は想定内で、いかに人目に触れずに再起できる時機を待つか、そしてその時の為にどの様な準備をするべきかを保釈されるまで拘置所で考え抜いたと思う。鈴木は悪党としての頭脳はそういうことにしか働かない〗

〖鈴木は和解協議を白紙撤回しながら、青田と平林弁護士を代理人に指名してA氏と話し合う体裁を整えた。そして平林弁護士に50億円の示談を提案させた。A氏が示談を拒否すると、平林弁護士は掌を返して全てを否定する態度を取るようになり、その後、調停を提案した。これは和解の意志を示したと同じ事だと思うが、平林弁護士は自分で調停を提案しながら自分勝手な都合で欠席したり遅刻している。それは鈴木の指示があったからだろうと思う。鈴木が50億円の示談を提案したが、和解協議での支払約束はA氏に別途20億円を支払うというものだったが、利益は60億円であるといい加減についた嘘がすぐにバレて、約束以上の支払義務がある事を認めた事になるが、裁判で品田裁判長はこの話は無視した。鈴木のような強欲な悪党が実際の債務額と同額の金額を提示して示談しようとすることはあり得ない。この金額は、鈴木が過去に借入先との交渉でもよく使った手口だった。その時の事を考えると鈴木が自覚していた債務は、提示した50億円の10倍に相当する金額だったと思う〗(関係者より)

〖品田裁判長は裁判で、株取引によって得られた利益の分配を認めなかったが、元々株取引の発端となった宝林株の取得資金3億円を出したのはA氏であり、継続して出した買い支え資金(総額207億円にも上った)を株式市場に投入して利益を確保して分配するという約束を明記したのが「合意書」である。品田裁判長にはA氏による買い支え資金のおかげで株の利益が得られたからこそ和解書が存在していることを理解出来ていないようだ〗

〖鈴木の陰謀は、A氏からの資金援助無くしては遂げられないものだった。後日、裁判になる事を想定しながら、執行猶予中で表面に立てない事情を利用して裏工作に集中していたと思う。そして、西と協力してA氏を説得し、合意書を結んで継続的な資金援助の約束を得て、宝林株で160億円という莫大な利益を得た。本来ならば合意書に基づいて一旦A氏に渡さなければならない利益金だったが、鈴木は160億円を独り占めした。そうすることで鈴木は親和銀行に約17億円を払う事が出来、山内興産から告訴されている詐欺事件の和解金約4億円も支払うことが出来たのだった〗(取材関係者より)

〖世の中、鈴木の思い通りに行くものではないと思うが、利益の独り占めという鈴木の計画通りの結果となった。言うまでも無く、これはA氏の援助があって成功したが、株取引の詳細は最初の宝林株からA氏には一切報告されていない。A氏に報告されたのは15億円の利益が上がったという事だけだった。これに味を占めた鈴木は、合意書を反故にしたまま総額470億円という莫大な利益を上げ、今や1000億円以上という資産を海外のプライベートバンクに隠匿していると言われている〗(以下次号)

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