読者投稿 鈴木義彦編(342)

〖鈴木は、相手の心理を読み、相手の心をほぐす、そしてさり気なく自分を売り込みその仕事のメリットとタイミングを話す技量に長けている。西との出会いの時、A氏に紹介して貰った時、そして親和銀行事件での逮捕の直前や志村化工株で逮捕されかかった時などは土下座までして情に縋る。西に対しては目の前に餌をぶら下げて金に弱い相手の性格を利用する。その場限りの言葉を操り、涙を流して見せる。典型的な詐欺師の手口だが、鈴木の最も質の悪いところは、人の好意を平気で踏み躙り自分の都合の良いように歪曲し、邪魔になった相手を排除してしまう事だ。裁判においても虚言の連続で裁判官を欺く。品田裁判長は鈴木の詐欺師そのものの言動に騙された。または、騙された振りをした結果大きな誤審による誤判を犯してしまった〗

〖平成11年9月30日に、A氏が鈴木に出した「確認書」はあくまでもFR社の決算対策の為に便宜上作成したものであって、債務が完済されたという実態は伴っていなかった。便宜上である事を証明する為に西が同日付けで手形13枚の額面総額の借用書と別の「確認書」を作成してA氏に渡してあった。その事を知らなかった鈴木は「確認書」を悪用してA氏に対する借金は完済されていると嘯いたのだ。こんな姑息なことをしてまで借りた金を払おうとしないとは情け無い、というより血の通っている人間とは思えない〗

〖西は志村化工事件で東京地検に逮捕された時、検事に鈴木のことをしつこく聞かれても一切沈黙を通したという。検事の取り調べは過酷で、鈴木の関与に関わる相当な証拠を用意したと思うが、結果的には西と武内一美が口を割らなかったために鈴木は何とか逃げ延びた。原告側の代理人はこの証拠資料を開示請求して裁判所に提出しなかったのか。少なくとも、鈴木が志村化工株取引にどのような関与が指摘されていたのかが分かれば、A氏側の主張の重要な裏付けになったはずではないか〗

〖品田裁判長は、裁判所組織に沿った考えの持ち主で、正義と公平を捨て、上司や裁判所におもねた判決を繰り返し、己の出世ばかりを考える典型的なヒラメ裁判官だと思う。こういう裁判官が将来、裁判所を牛耳っていくのであれば、裁判所の腐敗は止まらない〗

〖鈴木は後々の事を考慮して心掛けていた事が詐欺の常套手段としていくつかあるだろう。その時の状況に応じて変化する事もあるだろうが、今回の場合においては、親和銀行事件での逮捕前に借りた8000万円を除いては全て西を代理人として現金の受け渡しを遂行し、鈴木は直接A氏とのやり取りをしないようにしていたと思われる。鈴木はあくまでも自身の株取引で儲けた事にして、西が株の買い支えの為と偽りA氏から多額の金を詐取していたという絵図を描いていたのは間違いない〗

〖品田裁判長が鈴木の犯罪疑惑に目をつぶってでも、A氏が主張した株取引の事実を排除したとすれば、その理由は何だったのか。裁判所の上層部が裁判官全員に日常的に指示しているという裁判の早期終結、ということでは何か違うような気がする。もっと深い思惑があるのではないか。そうでなければ完全に裏取引しかない。深い思惑と言ってもすぐには分からないが、約7年間続いた鈴木による約470億円という巨額利益の海外流出に関係しているのはまず間違いないはずで、行政側の国税や金融庁、検察にとって都合の悪い話でもあるのか。そうであれば、憲法に謳われた裁判官の独立性などは全く無いことを証明しているようなものだ〗

〖司法は、豊田商事で起こった刺殺事件を忘れているのではないかと思う。この事件の犯人は世の中の人たちに称賛された。それは加害者のやり方があまりにも酷かったからである。警察は、民事不介入で刑法に該当する事件が発生しないと動かない。実際は刑事事件が起こってからでは遅いということを分かっているはずだ。ストーカー事件や家庭内暴力は常に後手に回っている場合が多い。それでいて金銭貸借で債権者が債務者宅を訪問しただけで所轄の生活安全課の警官がすぐに飛んできて債務者側を擁護する。この法律は早急に改正されるべきだと思う。この裁判の鈴木の様に行方を晦ましていて本人と話し合えない場合は親族や家族を訪問して聞くしかないと思うが、家族が通報すると警官が来て被害者側の人間を犯罪者のように扱い、民事不介入と言いながら事情聴取をする場合が多いが、これはあり得ないだろう。そして、被害者側が仕方なく訴訟を起こすと不条理な判決が下される。これでは被害者側は泣き寝入りをするしかないことになるが、それが公平公正とはとても思えない。これでは豊田商事事件のように被害者が加害者に直接手を下すことが起こっても仕方がないと思う人が多く現れるはずだ〗

〖西に宝林株の買取情報が舞い込んできた事をキッカケに、鈴木と西の二人共、株取引による起死回生に目論む期待を見出した事から、確実な利益を生む為にA氏に株価の維持の為の資金支援を懇願する事になった訳だが、これはA氏から億単位の金を引き出す為の格好の口実でもあった。まともな投資であれば、株取引において高額な投資をした分、利益もそれに比例する。ところが、鈴木の場合は分配しないでA氏を裏切り独占したのだから、これまでのA氏との経緯を考えても、到底有り得ない卑劣な悪人だということが分かる。しかも、鈴木は株取引に関係した人たちを10人前後も自殺に追い込んだり、行方知れずにしてしまったり、やりたい放題の事をやっている。鈴木には国が責任を持って制裁を加えるべきだ〗

〖鈴木は株取引の利益を独り占めにするために何人もの関係者を踏み台にして犠牲を強いた。ある人は行方知れずのままであり、ある人は不審な事故死に遭い、事件に巻き込まれて殺害された人もいる。ある人は自殺した。その数が10人前後にも上っているというが、本当はそれ以上になっているかもしれない。鈴木という人間は自分の我欲を満たすためには人の命など何とも思わないのか。それで蓄えた金などまともに使えず、いずれは自分の首を絞めることになる。そのタイミングが来てもおかしくはない時機にきているのではないか。家族や関係者にも大変な思いをさせることになるであろう〗(以下次号)

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