読者投稿 鈴木義彦編(343)

〖豊田商事の永野一男会長は、被害者の関権者に刺殺されたが、普段から「顔を見られると殺される」と言って社員や役員にも殆ど顔を見せなかったらしい。そして家族にも影響する事を避けるため、独身を通したという。何時殺されても仕方がないと覚悟しながら犯行を重ねていたという事になるが、豊田商事事件の被害者の方には申し訳ないが、ある意味、鈴木よりも覚悟を持っていたと思う。悪い事だと自覚しているならば、早々に廃業すればいいと考えるが、莫大な利益を得ていて、騙される人がいる限り、やめられないのが人間の業なのか。永野は、ある意味自分が想像していた死に方をしたのではないかと思う。鈴木は、自分がどんな死に方をするか考えた事があるのだろうか。こんな悪党は楽にあの世には行けないだろう〗

〖西と鈴木が出会って、A氏に鈴木への融資を嘆願する際に、「FR社は経営状態は悪すぎますが、鈴木は有能です。何とか力を貸してやって下さい」と言っているが、西が本気で鈴木を助ける気があったのかには疑問符が付く。あくまでも金を出すのはA氏であって、西が出す訳ではない。それも億単位の金額である事を分かった上でのやり取りだ。それだけの金を出して貰う為にはそれ相応の名目が必要になってくる。そこで2人は株の売買の経験があるので、株取引を理由に融資を考えたようだが、2人ともあれだけ懇願したにもかかわらず自分たちの事しか考えていなかった〗

〖鈴木にとって自分と同等、あるいはそれ以上に大事なものは金以外にはないようだ。普通なら誰もが家族と答えるに違いないが、鈴木はかなり以前から家族を放ったらかしにしていたようで、親和銀行事件で逮捕され、保釈された時には愛人のマンションに潜り込んで、朝から酒浸りになっていたという。以来、鈴木が自宅に戻り家族と過ごしている気配は全くない。それどころか、株取引で巨額の利益を手にすると、9人もの愛人を作ったという自慢話をしていたというから、これはもう人間として最下等のやることだ。それでも家族が何も言わずにいるのは、何か理由があるのか〗(関係者より)

〖1997年(平成9年)11月24日に証券会社としては日本で五指に入る山一証券が自主廃業した。元山一証券の海外支店の幹部だった茂庭という人間を鈴木は雇用したが、山一証券は、巨額な損失を別会社に付け替え(飛ばし)、莫大な債務を簿外にして顧客を欺いていた事が発覚して自主廃業に追い込まれた。鈴木は、山一證券の手法を真似たのではないかと思える節が見受けられる。偶然この年にA氏は鈴木と会っている。鈴木は個人も会社も破綻同然の状況にあったが西の紹介でA氏と会って人生最大の危機を救われた。約8カ月という短期間に約28億円の融資を受け、高利で借りていた債務の返済と、融通手形として発行していた自社の約束手形を回収することが出来たのだった。そのお陰で上場廃止の危機も免れている。ところが鈴木は親和銀行事件の主犯として翌年の5月31日に逮捕され起訴された。保釈されるまでの半年間、鈴木は何を考えていたのか。罪を反省して真摯に刑の決定を待っている様な人間では無い。おそらく株式投資で1発逆転の構想を練っていたのではないだろうか。その参考になったのが山一證券事件だったと思えば、それ以降の鈴木のやり方に納得がいく部分が多い〗(関係者より)

〖西は既にA氏から100億円を超える融資を受け、自身が経営する東京オークションハウスをやり繰りしていたが、当時は資金繰りに窮していたようだ。これ以上A氏に頼りにくい状況であったのだろう。そんな時に鈴木と出会い西にとっては、鈴木を助ける為にという大義名分を掲げA氏から新たに融資を出させる為の名目を手に入れる事ができ、鈴木にとっても同じ状況下にあり、西のスポンサーであるA氏の資産に目を付け西との仲を深めていったと考えられる。西を連帯保証として20億円以上の資金調達に味をしめた鈴木と西は、その後は更にエスカレートしていった〗

〖鈴木にとって青田光市は、これまでは重宝な存在だったろうが、今後も同じ関係が続くかどうかには疑問が残る。青田は暴力団を使って相手を脅かしたり、実際に暴行させたりするなど、暴力団排除条例によれば密接共生者に当たるのだろうが、鈴木が青田を疎ましく思った時、青田が貴重な金ヅルにしている鈴木を手放すはずがない。その時、鈴木がどう対応するのかが見ものだ。鈴木は悪事に利用するためとはいえ青田のようなチンピラによく付き合っているものだ。しかし、今となっては巨額の隠匿資金で好き放題のことをやっている鈴木には青田は今や目障りな存在になっているかもしれない。青田も暴力団員を警護につけて身辺を守らなければいけないときが来るのではないか〗(関係者より)

〖山一證券は大企業であるが、規模が大きいだけで鈴木が考えていた事と変わりがなかった。山一証券の場合は多くの顧客を欺いていたが、鈴木の場合はその様な事は無理で、出資者は富裕層の個人がターゲットになる。しかし、親和銀行事件で懲役3年、執行猶予4年の刑を下された事で、自社の代表取締役と大株主の立場を剥奪され、社会的信用も地に堕ちた。株式投資で勝負するにはまず、第一に潤沢な資金が必要であるが、鈴木にはその調達力は無く、今までの借金を一銭も返済していないA氏に頼むわけには行かなかったので、西も入れて合意書を作成させ、思うように資金を出させた〗

〖鈴木は親和銀行不正融資事件で有罪判決を受けており、山内興産の社長からタカラブネ株を騙し取った事件でも訴えられていた。それぞれ約17億円と約4億円の和解金を支払った事で親和銀行事件では実刑を免れている。裁判で品田裁判長は、この多額の金の出所を何故追及しなかったのか。こんな尋常ではない金をどこから用意する事が出来たのか疑問に思うのが当然ではないか。調べれば株取引で得た利益による金である事が判明し、「合意書」の裏付けにもなったはずだ〗(関係者より)

〖長谷川元弁護士の息子は父親を嫌い、長谷川が希望しても孫の顔を見せに行くことが殆ど無いという。身内にも嫌われるようでは、長谷川には親しく付き合う人間がほとんどいないのではないか。今の時代、高齢者の孤独死が日常的にニュースになっているが、長谷川はどうなのか。傲慢で野卑で、自分の非を認めようとしない長谷川は、これだけサイトに非難する声が溢れ返り、おいそれとは外出もできず、引きこもりの状態に置かれているのではないか。仮にそうであっても、誰も長谷川を庇う者はおらず、自業自得という所だろう〗(関係者より)(以下次号)

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