〖裁判官が紀井氏の証言を採用せず、何故か鈴木側に偏った判断をしたが、何か裏取引があるとしか考えにくいと大多数の人間が口を揃える。鈴木は紀井氏に任せたきりであったから、株取引の内容については紀井氏の方がはるかに詳しく知っていた。鈴木が日本にいる間は夕方に紀井氏にあてがった仕事場に顔を出して銀座や六本木に行くか、女の所に行くかという生活をしていたので、裁判官の鈴木と紀井氏に対する認識は逆である。そうした紀井氏の証言を精査して鈴木によるほとんどの嘘を解明した。ネット情報でも一つの記事でここまでの詳細を調査するケースはほとんど無いと思うが、最後の決着がつくまで 取材と記事掲載は継続するという。他のサイトでも鈴木を取り上げていくようで、日本国内だけでなく海外からも情報が入りだしたようだ。長谷川は真実が分かってしり込みしたのか辞職したが、それで済まされるはずはない〗(関係者より)
〖和解協議の場でもA氏は株取引の利益総額がいくらなのかを知らなかったそうで、そのため鈴木が「利益は50億」と言ってA氏と西にそれぞれ25億円を支払うと言ったことにA氏が疑問を投げかけ、「利益が50億で支払も50億では計算が合わないのではないか」と鈴木に問うと、鈴木は慌てて「いや、60億くらいあったと思います」と言い換えた。西は利益総額が470億円と承知していたのに、なぜ真実を明かさなかったのか。その場ではA氏は鈴木の説明に理解を示すと、西があらかじめ用意していた和解書を提示し、鈴木が金額欄に「50億円」(25億円×2)と書き込み、署名指印した。しかし西は納得せず、「これでは社長が借りている金の金利分にもならない」と鈴木に食い下がると、鈴木がA氏に「社長には世話になったので、2年以内にあと20億円を払います」と付け加えた。すると西が「それも和解書に書け」と迫るが、鈴木はA氏に向かって「西の言い方が気に入らないので書かないが、社長、俺を信用してください」と言ったので、A氏は了解した。西は「あくまで利益が60億円であることが前提だからな」と鈴木に釘を刺したが、鈴木は何も答えなかった。本来ならば、合意書に違反した鈴木と西の取り分は無かったが、A氏の了解によって、和解協議の場はひとまず決着した。こうした経緯を見れば明らかなとおり、鈴木が後付けで主張するような強迫の場でもなければ、鈴木がA氏と西に言われるまま署名したわけでもないから心裡留保にも当たらない。裁判ではやり取りを記録したテープが証拠として提出されたが(ただしこのテープは途中で切れていたが、西のテープには全てが入っていた)、裁判官は何故か採用しなかった。裁判官の不公正さが疑われる〗
〖鈴木は、長谷川、平林、青田の動向にビビっているだろうな。今は金の力で口止めが利いているが、鈴木以外の人間は自分たちの家族に影響が出てくると気持ちが萎える。もともと信頼関係でつながっているわけではないから崩れ始めると止められないだろう。鈴木以外の3人は鈴木に注意しろ。10人ほどの人間が死亡や行方不明になっている〗
〖鈴木の家族の妻恵子、長男勝昭、長女久子、それに父親徳太郎と妹徳田邦子は鈴木のことをそれぞれどう見ているのか。海外に隠匿しているという1000億円以上の金の恩恵にあずかっているのだろうが、その金が騙し取ったものであることをどのように考えているのか。その金を隠匿する過程では10人前後の人間が、鈴木が原因で死亡している事実をどうみているのか。さらに鈴木とともに家族も将来にわたって安泰に暮らしていけると思っているのか。それとも鈴木に早く謝罪して問題を解決してほしいと考えているのか。長谷川幸雄は弁護士として鈴木にとって良かったと思うか。青田光市という男は鈴木にとってどういう存在と思うか、などいくつでも浮かぶが、今のところはそれぞれの真実の声を聞いていないので、是非聞きたいものだ。長谷川の家族も同様である。それに国内外を問わず彼らのやり方は必要に応じて賄賂を使って有利に進めていることが判明しているため、長谷川も同様の工作を行っている可能性が考えられる〗(取材関係者より)
〖鈴木の言動は常に“バレたら仕方がない”で嘘にまみれているが、平成18年10月13日にA氏が鈴木の尋ねたところによれば、鈴木は「西とは何年も会っていない」とA氏に言った。しかし、それならば何故西を尾行したり西の自宅を張り込んだりさせたのか。それも青田が懇意にしてきた暴力団の構成員を使っていたようだから、西はいつ襲われるかという恐怖感やストレスが溜まっていたに違いない。そして西は自殺に追い詰められてしまった。それを知らぬ振りをしている鈴木を誰もが絶対に許せないと思うはずだ〗
〖ドイツ史上最大級の強盗事件(6.5億円)やピンクパンサー事件と呼ばれる(被害額は長期間にわたる全てを合算すると500億円以上だが、死者もけが人もいないという)、それに比べ鈴木単独で1000億円以上(しかも関係者は何人も死亡している)。日本では府中3億円事件やオウム真理教事件、豊田商事事件、戦後の事件としては大きい。鈴木の事件はA氏に全てを助けてもらっておいて、全て独り占めするような事件で、これが世界に広がりつつある。鈴木、長谷川本人はもちろん家族や身内も生活する場を失うはずだ。残された可能性は謝罪してA氏に多くの関係者を説得してもらう以外ない。さもなければ、弾劾裁判や再審請求で裁判をやり直すのは必至になるはずだ〗
〖鈴木の嘘と裏切りは、本人の日常のどこを切り取ってもにじみ出てくる。株取引の最初の銘柄だった宝林が巨額の利益をもたらしたことで、鈴木は狂ったというが、それは強欲の導火線に火が付いたようなもので、合意書を交わす1か月以上も前に宝林株取得の報告書を金融庁に提出した詳細を鈴木も西もA氏には黙っていた。もし報告すれば、取得資金をA氏ではなく「紀井義弘からの借り入れ」と虚偽記載した事実や取得名義人が海外の実体のないペーパーカンパニーである事実がA氏にも分かってしまうということを危惧したとしか思えない。A氏に買い支え資金を出してもらうための合意書の作成当初から、鈴木はA氏を騙し、裏切っていたことが分かる。利益の隠匿(独り占め)はその延長上にあったとみることができる〗
〖鈴木は和解書作成時に恐怖感を抱いたとした鈴木の主張を必死に裏付けようとして、特に裁判の後半ではA氏を「プロの金融屋」と主張したうえに乙59号証で「暴力団を背後の金主元にした高利貸し」であると強調しながら暴力団を実名で上げ、A氏の会社の社長室で暴力団のトップとのツーショットの写真を見せられたとまで証言した。これほどひどい言いがかりはなく、極端な虚偽を構築した長谷川のやり方は許せるものではない。A氏の人格を貶めて、それでも裁判に勝つことが果たして弁護士として許されるのか。それは大きな間違いで、実際にも、平成9年10月15日に3億円を貸して欲しいと言って持参した際の借用書には、金利36%と書いてきたが、後日西に頼まれ年15%にしてあげた。それで、このようなことが良く言えると思う〗(関係者より)
〖和解書を交わす3日前に、西が破棄したはずの合意書をA氏に見せられた時の鈴木の顔が見たかった。この時は生きた心地はしなかっただろう。この時の気持ちを鈴木は3日後の和解書締結時に精神が錯乱していたと主張した。本当に転んでもただでは起きないワルだ。裁判官はこの主張を「心裡留保」として和解書を無効とした。鈴木はそんなヤワな悪党ではない。鈴木は3日の間に3人でその場を切り抜ける悪事を企てていたのでは〗
〖和解の数日後、A氏に「海外の口座を作ることを検討してください」「和解金の支払い方法等の再考をお願いします」ということを手紙に書いているが、それは和解書を認めた発言としか取れない〗 (以下次号)