読者投稿 鈴木義彦編(20)

〖西義輝と会うまでは多額の借金に苦しんでいた人間が今や1000億円以上の蓄えがあるというが、誰の資金を使って、どのようにしてそれだけのものを作ったのか、鈴木には説明する責任がある。西がA氏の金で宝林の株800万株を買収したのがスタートで、利益1000億円につながったことは誰にでも分かる。苦しまぎれのウソと言い訳を繰り返して、鈴木は人間として何とも思わないのか。鈴木は合意書を作成する際にA氏に買い支え資金を出してほしいと懇願し、「2~3年で30億くらいの授業料を払ってきたので、株には絶対の自信があります。これをやって戴けないと、西会長も私も社長に返済できません」と言っていたではないか。A氏にそこまでやってもらったにもかかわらず、裁判で強調した「合意書に基づいた株取引はしていない」という言い訳は、合意書に明記されている「今後の全ての株取引」で通用しないということが分からないはずはない〗(関係者より)

〖実際の利益が平成18年10月で約470億円。それも50億とか60億とか言って、A氏と西に分配金を25億円×2プラス20億円とした(西より「あくまで60億円の利益が前提」と釘を刺された)が、鈴木はこれさえも守らなかった〗

〖裁判官は、裁判での鈴木の証言にはウソがあると強く疑われているのに、何故問題にすべき多くの疑問を追及しなかったのか。それどころか、合意書の作成から7年以上の間に3人が会ったのはわずか2回しかなく、三者間での協議が持たれなかったのは不自然だとしたり、A氏が株価の買い支え資金として出した金は207億円であると西も認めていること(但し、鈴木に指示されてやった分は、西と紀井氏が精査して58億円プラスαと分かった)だが、裁判官はそれも一切認めなかった。A氏が鈴木と会おうとしても、鈴木は西を使って「鈴木は都心のマンションの1DKで頑張っている。長い目で見てほしい」などとA氏を煙に巻いていたほか、A氏や関係者は鈴木の行方を突き止めようとして警察や興信所にも協力してもらったが、鈴木は国内外を逃げ回っていた。鈴木本人が西を前面に出してA氏と会うことを極端に避けていたことはいくつもの証拠や証言で明らかになっていることだ。明らかに裁判官の事実認定には誤った思い込みがあるとしか思えない。ちなみに、裁判官が2回しか会合が持たれていないと言ったが、それは間違いで実際には9回も会っており、うち西が代理で3回、後の6回は鈴木にも会っているのだ。具体的には合意書作成の平成11年7月8日、西が15億円を持参した同年7月30日は西と運転手の花館の二人だったが、翌31日はA氏と西、鈴木の3者で会っている。またA氏が手形原本を預け確認書を作成した同年9月30日には、西が預かった手形原本と確認書を鈴木に渡した後に西がA氏に架電して鈴木が代わり、A氏に「無理なお願いをして」と丁寧に礼を述べた。さらに鈴木の債務を40億円超から25億円に減額した平成14年6月20日(西が代理をした)、鈴木と西がそれぞれ借用書を書いた同月27日。この時にも鈴木は「西に10億円を渡した」と嘘をついた(これは後日判明したが、合意書を破棄する礼金は紀井より西の運転手花館聰氏を経由して西に渡していた)。そして同年の12月24日には紀井と2人で10億円を持参した。その後、A氏が鈴木に合意書の履行について確認した平成18年10月13日と、西を交えて和解協議が行われた同月16日、和解書の支払い約束を追認した同月23日は鈴木一人である。鈴木が西に頼んで西が代理をしたのは前記の7月30日、9月30日、6月20日の3回しかない。平成11年9月30日についても、鈴木は15億円を西一人が運んだとでも言うのか。裁判官はこの15億円の授受を「7月から9月までの間」と曖昧なまま判決しているが、その特定ができずに、なぜ15億円を鈴木の債務返済金と認定することができるのか〗(関係者より)

〖宝林株の取得代金を誰が出したかについて鈴木の証言が二転三転しても、品田裁判官は判決では一言も触れなかった。和解協議の場で鈴木が合意書に基づいた宝林株の取引はあったと認めたのに品田裁判官は「証拠がない」と言って採用しなかった。紀井氏が利益明細の確認書を提出した件についても、紀井氏が全ての株取引を鈴木よりも詳しく承知していたからだったが、品田裁判官は「紀井は全体を知らず、電話番に過ぎなかった」として一蹴した。紀井氏の書面は、万一虚偽であれば偽証罪に問うべき重大な意味を持っていたはずだ。品田裁判官は何か裏取引をしたのではないか。長谷川と品田の関係は関係者、読者のほぼ全員が疑っている〗(関係者より)

〖鈴木は、A氏の会社でA氏と暴力団のトップとのツーショット写真を見たと言っている。A氏の会社には大事な取引先が多く出入りする。そこにそんなものがあるはずはない。新宿センタービルの後はOF西新宿ビルだが、そこにも写真は一切置いていないし、数多く出入りしている客の全員が知っている。すぐにバレる嘘を平気で言う。誰も鈴木の言うことを信用しないと思うのに裁判官は信用してしまったが、理由は何か? 〗(関係者より)

〖裁判官経験者の瀬木氏のコメントに「良い判決文を書いたから上層部に評価される、というのではなく、上層部に気に入られる判決文になっているかどうかが問題。しかし、当の裁判官にはその基準が分からないから、いつもびくびくしている」という話があったが、品田裁判官の矛盾に満ちた誤審を繰り返して誤った判決を導き出した原因や理由を考えると、瀬木氏のコメントが重大な意味を持っているように思う。品田裁判官は判決が不公正と言われても、事実認定に誤りがあると言われても、この判決でなければ上層部に気に入られないとか目の敵にされるきっかけになるかもしれないという不安を抱いた可能性があったのではないか。気に入られなければ人事異動で東京から遠く離れた地方の裁判所に飛ばされてしまうとも瀬木氏は言っているが、その不安は人生を左右するほど重大で深刻なものだ。もしそれが事実ならば、品田裁判官に不安を抱かせた原因を長谷川が作ったのではないか、という想像は容易につく〗(取材関係者より)

〖宝林株の大量保有報告書が杉原正芳弁護士により金融庁に提出されたのは平成11年6月1日のことで、この時杉原は取得資金を「紀井義弘からの借り入れ」と虚偽を記載した。このことは平成18年頃になって初めて紀井氏が気が付き、杉原に回答を求めたが、一切応答はなかった。平成11年7月8日に鈴木と西がA氏の会社を訪れ、株の買い支え資金の安定的支援を懇願して合意書が作成されることになったが、鈴木は報告書にA氏の氏名を書かなかった事実を隠していたことから、株取引で利益が上がっても合意書に基づいて3等分することなど考えもしなかったのは明らかだ。西が宝林株を取得する際に、鈴木は資金が用意できないと言ってA氏から3億円を出してもらった事実を承知していながら、用意したペーパーカンパニー3社の名義にした事実をA氏には報告しなかった。これは西にも重大な責任があったはずだが、そうした背信行為の中で、鈴木と西はA氏を騙したのだ。鈴木は中途半端な悪党ではない〗(関係者より)

〖平成11年9月30日作成の確認書は裁判で鈴木が出した唯一の物的証拠だが、西、天野、紀井ら3人の証言、それに同日に西が書いた証拠書面(確認書と借用書)で「債務は完済された」という主張が虚偽であることは明らかである。しかも、鈴木は平成14年6月27日に40億円以上の債務を25億円にしてもらったうえに西に10億円渡した分があるとウソを言って、15億円の借用書を書いているので、債務完済の主張と明らかに矛盾する。この借用書には確定日付があるというのに、裁判ではさらに「西に10億円を払ったとは言っていない」とか「当日は会っていない」と分かりきったことまでウソの主張をしているのだ。鈴木は自分が何を言っているのか、大金に目がくらんでおかしくなったんじゃないか〗

〖株で利益を上げることができたのは、宝林の800万株の買取に成功したのがきっかけである。A氏が買い取り資金3億円を出した。ここがスタートだ。その後、大きく利益を上げるには買い支え資金が必要というので、西と鈴木が来社して合意書を交わした。この時は、西というより鈴木が一人で熱弁を振るった。最初の名義人等(紀井氏)許可なしで最初からダマシ同然。西と鈴木はどっちもどっちというところはあるが、A氏は2人のことを信用して全部やってくれたはずだった。それを、ここまでのことをやるとは。このまま騙して、してやったりと思っていたかもしれないが、周囲の人間が絶対に許さないことくらい分からないか。鈴木、長谷川、青田だけはこのままで済むはずがない。反省するなら今しかない。いつまでもいい気になるな〗(関係者より)

〖東京高裁の裁判官が出した判決は何か所もの誤字や脱字の訂正に留まったが、地裁の裁判官が誤字や脱字に気づいていないということは、陳述書や多くの証拠類を真剣に検証していないことになる。逆に高裁の裁判官が多くの誤字や脱字に気づくということは多くの書面を何回も読んだことになるが、一審判決を覆すことは敢てしなかった。この程度の検証で済まされるならば、日本の法曹界のナレアイ体質が露呈したと言わざるを得ず、誤った事実認定で下した判決を撤回させるために再審をするべきだ。弾劾裁判も必要だ。品田裁判官を疑えばキリがないが、長谷川幸雄元弁護士による工作で品田裁判官とつながった可能性は捨てきれないと多くの関係者が疑っている〗(関係者より)     (以下次号)

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