読者投稿 鈴木義彦編(73)

〖A氏が30年間本社を置いていた新宿センタービルを退去せざるを得なくなったのは、鈴木と西の裏切りが原因だった。いかにA氏といえども2人に支援した資金の焦げ付きは大きな痛手となった。西は自殺してしまったが、西をも騙していた鈴木の責任は重大だ。それでも今日現在も謝罪もせずにのうのうと生きている鈴木を見て、A氏の関係者は一層、結束と決断を深めていることだろう。過去にA氏に世話になった人たちは、言い方は悪いが今にも報復に走る気配を見せている。自分がその関係者だとしたら、既に走り出していると思う。法律で裁けないという問題はともかく彼らの怒りは、長谷川、平林、杉原等の弁護士、そして裁判官にも波及することは間違いない。鈴木一派を許すことは出来ない〗

〖西と鈴木は一蓮托生の関係にあったはずだが、鈴木にとってはA氏を裏切った共犯であり、自分の代わりにA氏との折衝をさせるために都合良く利用できる代役にすぎなかった。金の管理の主導権を手中に収めた鈴木にとっては、西が段々と多くの秘密を握る邪魔な存在でしかなくなってきたか。西が亡き者となれば利益金も存分に一人占め出来る。鈴木は青田と謀って反社の人間と思われる者を使って西を頻繁に尾行させ、相当なプレッシャーを与え続けたが、それだけ鈴木にとって西は真相を知り過ぎ、またそれを暴露されては困る目の上のたんこぶであったのは間違いない〗

〖紀井氏がA氏の窮地を知って証言台に立つ決心をした。紀井氏は鈴木との付き合いが長く、鈴木の悪質な人間性もよく知っていた。しかし、鈴木が「一緒にやろう」と誘って提示した「純利益を折半」という報酬に魅力があったので一緒にやることにしたが、実際には口先だけで、約束した100分の1にも満たないものだった〗

〖合意書作成から和解書作成までの7年の間にA氏、西、鈴木が会ったのは2回だけだと裁判官は認識し「具体的な報告や協議がなされていなかった」とし、合意書を無効としてしまったが、実際には9回もあり、裁判官の認定が誤りであることが分かったと関係者の調べで判明している。他にも電話でのやり取りも協議報告と言える筈だ。余りにも短絡的な裁判官の判断であり、明らかなミスである。この間違いのせいで「合意書」という重要な証拠を不採用としてしまった裁判官にとっては生涯消すことができない大失態で何人もの人間の人生を不幸にした責任は大きすぎる〗

〖紀井氏は西の香港での話を聞き、以前から「身の危険」を強く感じていたことから鈴木から離れることを決断した。紀井氏は鈴木が購入した株を鈴木に全て任され、紀井氏の判断で売却していた。銘柄ごとの利益は当然把握していた。紀井氏が仕事をしていたマンションの一室には段ボール箱に詰められた現金が山積みされていたという。この現金を海外にある鈴木のプライベートバンクやペーパーカンパニー名義の口座を管理するのが元山一証券の社員だった茂庭氏、運び役が証券金融会社「五大」の社長だった吉川某だ。紀井氏と茂庭氏は同じ鈴木のスタッフだったが、鈴木は2人を接触させなかった。用心深い鈴木の性格が垣間見える。茂庭氏も西にはある程度自分の仕事内容を話していたようだ。茂庭氏が証言台に立たなかったのは自分の身を守るためだったのだろう。しかし、この2人が健在な限り鈴木の秘密が暴かれる可能性はある。ただ2人には身の回りに充分気を付けて欲しい。何か異変を感じたら警察に早めに連絡して欲しい〗

〖長谷川幸雄は今回の裁判後、弁護士登録を抹消したらしいが、それで済む話ではない。弁護士の立場を悪用し依頼者の法的利益を守る名目で特に「乙58号証」や「乙59号証」と称して提出した証拠等は全くの事実無根の虚偽を働き裁判を有利に導いた長谷川の行為は偽証罪の教唆犯が成立するに等しい。弁護士を辞めてもこの責任から回避する事は出来ない〗

〖「類は類を呼ぶ」と言うが鈴木と青田、元弁護士の長谷川、平林、杉原等は筋の通った悪党ならばまだ助かる見込みがあるかも知れないがこいつ等は他人の事を考える情が無く、ただ金欲だけは人の何十倍も強いだけの悪党だ。金に目が眩んだ悪党の末路は自分の家族も巻き込んで地獄に堕ちるだけだ〗

〖鈴木の発言の中で「A氏は関係ない」と西に何度か言っている西の記録がありますが、到底聞き流せる言動ではない。A氏からあり得ない状況や条件にも拘わらず助けてもらったのは誰ですか。この一言で鈴木の悪人たる全てが見えました。表ではA氏の善意を利用し、裏ではA氏を外す動きを加速させていた。鈴木は裏表の顔を持つ二枚舌の最悪な人間である〗

〖裁判は通常3人の裁判官で行われる。それは1人の偏った考え方で判断されない様にする為ではないのか。この裁判の品田裁判長は多分他の2人の裁判官の上司だろう。裁判官も人間だから出世欲も金欲もあっていいと思う。しかし裁判所は出世する為には上司に嫌われないように仕事をしなければならないらしい。要するに上司のいう事に逆らっては出世できないという事ではないのか。司法試験委にそのような項目でもあるのか。法律の勉強より上司の顔色を窺う事が大事なのか。それでは、平等も正義もあったものではない。酷い話だね〗

〖親和銀行の辻田頭取(当時)に対して美人局を仕掛けて女性との場面を盗撮したのが青田だったという。青田は元興信所に勤めていたというが、そこで尾行や盗撮のノウハウを身に付けたか。こんな男だから、興信所時代、探偵が調査で依頼者の秘密を知り、逆に恐喝するという話もよくあるらしいが、青田みたいな奴ならやりかねない〗  (以下次号)

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