読者投稿 鈴木義彦編(63)

〖鈴木は宝林株の取得にあたっても購入資金をA氏が出していることを隠した。その後の交渉の現場や裁判でも証言を二転三転させ辻褄を合わせるのに必死だった。宝林株の取得では正体不明の海外の3社の名前を出した。この正体不明の海外の会社はフュージョン社の紹介で鈴木が用意したペーパーカンパニーだった。鈴木は後日を考えてこの頃から利益を出せた時の事を想定し、悪事を実行すべく準備していた。最初からA氏を裏切る事を画策していた〗

〖高裁判決は、地裁での判決文が前提となってしまい、新たな証拠や証言を積極的に採用し審議検証しようとはしなかったが、それは何故か。地裁での不手際や誤審を疑って独自に証拠類や証言等を検証するのが当たり前ではないのか。そもそも地裁の判決が不服で納得いかないから控訴するというのに、同じ流れで処理するだけでは控訴する意味が全く無い。形だけの進行では高額な控訴費用泥棒ではないか〗

〖鈴木義彦が人間的にも犯した罪も最悪な事は、常識ある人なら誰もが認める事だが、鈴木はあらゆる卑怯な手法で罪を逃れ続けている。幾ら何でもここまでの事をやって罪にならずに逃げ回ることは、どう考えても許されることではない。恥を知れと言いたい。鈴木も長谷川もそろそろ人間らしさを取り戻したらどうか。すでに手遅れかもしれないが〗

〖鈴木の口頭だけの供述とA氏が提出した証拠書類とA氏側の証人、証言を比べてみても、裁判ではどちらに信用性が有るか、判断すればすぐに分かるはずだが裁判官は鈴木側を支持した。鈴木の口頭での主張は度々、二転三転した。そして代理人弁護士の長谷川、平林の両弁護士はA氏側の証言や証拠書類について肝心なところは反論するのに根拠となる証拠も示さず、ただ否定するだけだ。にもかかわらず裁判官は殆ど鈴木側の言い分を支持した。裁判官の本道とは何か。悪を助け、善を認めないのは本末転倒ではないのか〗

〖和解協議の場で「じゃあ、もうお前命落せばいいじゃないか今。そんだけの腹あるのか、お前」と鈴木は西に喰って掛かっている。これは録音された音声によるもので紛れもない事実だ。鈴木の周りで起きている数々の命に関わる事件を考えれば、鈴木のこんな態度は氷山の一角で、それにも拘らず平然と「強迫された」と主張する人間のおぞましさを強烈に感じる。それを認めた裁判官のいい加減さには本当に恐ろしさを感じざるを得ない〗

〖裁判官が合意書、和解書、鈴木の書いた念書等の全てを無効にした判断の根拠は何処にあったのか。鈴木のような悪党や、長谷川元弁護士のような狡猾で熟練した人間の裁判戦略に太刀打ちできないような無能力さと、世の中の常識だけの理解しかできない人間には人を裁く事は出来ない。鈴木と長谷川は常識では計り知れない悪党だという事が裁判官には理解できていない〗

〖この裁判ではなぜ悉くA氏側の証言証拠が退けられたのか不思議でならない。明らかに鈴木が署名押印している書類や鈴木の声が入った録音テープ、鈴木の間近で実際の鈴木の指示や株取引を証言した紀井氏の内容、西が書き記した鈴木とのやり取りなど、どれも明らかに鈴木の主張を否定し、鈴木の罪を確実にするものばかりなのに、どの裁判でもありがちな被告の苦し紛れの主張や言い掛り、嘘のストーリーをどういう理由で採用してしまったのか。そして鈴木の弁護士は悪びれもせず品性の無い弁護を堂々としているが、まるで裏で裁判官を篭絡しているから何をやっても平気だという態度ではないか〗

〖鈴木は、これだけの悪事を働き他人を苦しめ、時には自分に不都合な人間を自殺に追い込む、相手が行方不明になる。鈴木も家族がいるだろう。お前は逃げきれても家族の事が心配にならないのか。被害者の恨みは深いぞ。家族にも悪い影響が及ぶのは間違いない〗

〖これだけの反響を呼んでいる『1000億円脱税疑惑を追う』だが、ひとつハッキリしている事は、司法の裁きと読者の裁きは180度違うという事。しかし、この読者の裁きが今後確実に大きく鈴木を追い詰める事になる。鈴木も人間ならばこの事実を知り、自分が歩んできた人生を振り返り少しでも自責の念に駆られて対応を決断することだ〗

〖とにかくこの裁判は争っている金額が莫大だ。我々には想像もつかない大金が動いている。40億円を25億円に減額するとか15億円を10億円に減額することはあり得ない話だ。証券業界というのは恐ろしい業界だ〗  (以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です