読者投稿 鈴木義彦編④(062)

〖平成18年には鈴木が独り占めして隠匿している利益金が470億円だった事は紀井氏の証言で明らかになっている。その資金をタックスヘイヴン地域のプライベートバンクに預金していても銀行金利をプラスすれば1000億円を超える金額になる事が解っている。しかし、投資で百戦百勝という事は考えられない。もしそれに近い事が起こっていたならば想像もつかない金額になっている筈だ。2008年(平成20年)にはリーマンショックがあり、世界中の投資家が大きな損失を蒙っている。鈴木の状況は推し量れないが、投資の世界はそう簡単には行かないと思う。しかし、鈴木は普通で考えると、このままでは元本は使えない金であることは間違いない。もし、1000億円を超える資産であるなら鈴木1人で処理できる金額でもないだろう。利回りだけでも巨額になるから、それに甘んじているかも知れないが、犯罪の痕跡が目の前にあっても手を出せないという不安に鈴木は苛まれるはずだ〗

〖鈴木は株式投資のノウハウには長けていた。今までは資金不足で出来なかった為にできなかったスキームを実現させる事を思いついたのだと思う。それは、ボロ株を購入して相場を操作して高値で売り抜ける方法を繰り返すしかなかった。鈴木にとっては株の銘柄は何でもよかったのだと思う。要は、株の購入資金と買支え資金をどのように調達するかが大きな課題だったに違いない〗

〖投資家は損得でしか動かない人間が多い。命の次に大事な金銭を賭けて毎日を過ごしている人間が多い。海外の株や債券を売買していると24時間フルに気が抜けない。正に命がけの世界だ。それだけに金銭勘定はシビアだと思う。しかし、鈴木や西のようにスポンサーから預かっている金を湯水のように浪費する悪党の偽投資家もいる。特に鈴木は他人の金であっても、一度自分の懐に入った金は全て自分の物だと主張する。鈴木は、偽投資家の中でも誰も相手にしない仁義を弁えない人間の典型だ〗

〖日本の裁判所が抱える問題として、1人当たりの裁判官が抱えている事件数の多さが指摘されている。海外と比べると日本の場合は裁判官の人数が少ないことが原因として挙げられる。これに紐づいている障害として、裁判の処理数が裁判官の評価対象となっているが故に、杜撰な手抜き裁判が横行する原因にもなっている。鈴木の不当裁判に関しても、一時はこの問題を孕んでいるという見方もあったが、被告側との癒着問題が浮上してからは、後者の意見が圧倒的に大多数を占めている。それだけ品田幸男裁判長の裁定が疑義を持たせているということだろう〗

〖裁判所組織の腐敗を知ると、裁判官達を不憫に思うときもある。若い時から司法試験合格を目指して勉学に励み、一流大学を卒業して裁判官になったが、そこは魑魅魍魎の棲家であった。少数の司法官僚に支配され、自己の信念をも抑制され、判事補としての10年間の下積み期間に旧態依然とした風土や慣習に洗脳され、ヒラメ裁判官として上意下達を厳守し、真の正義を求めて矛盾を感じながら精進しなければならない。ある意味、気の毒な話だ。しかし、それに負けて誤審誤判を起こしては本末転倒だ。いつも犠牲になるのは国民であることを忘れてはいけない〗

〖裁判では、長谷川幸雄弁護士は捏造した「質問と回答書」(乙59号証)という陳述書を使って、A氏を反社会的勢力の手先であるかのように虚偽のイメージを裁判官に印象付け、裁判を有利に運ぼうとした。被告である鈴木が、親和銀行不正融資事件で反社の人間と組んで銀行の頭取を脅かした事実は大手マスコミでも報じられ記憶に新しいが、反社と親密なのは鈴木である。恩義を受けたA氏に対して、金を独り占めする為にここまで卑劣な人間になり得るのは、世界中何処を探しても鈴木だけだ〗

〖裁判官は、当事者の話に耳を傾け、疑問に思った事を素直に訊ねればいいと思うが、それだけの事さえ出来ない裁判官もいるようだ。ある時は思い込みで、ある時は怠慢のせいで大切な「あと一言」が訊けない為に大切な判断を誤ってしまう事が多い。品田幸男裁判長は正にその典型で、審議の重大な争点である株取引に関わる部分を排除したために誤判を犯しただけでなく、鈴木の不正に目をつぶってしまう結果になった〗

〖鈴木は宝石業界の経験が長く、業界の裏も表も知り尽くしていたようだ。A氏から現金での融資をしてもらいながら、資金が足りない時は会社の不良在庫をA氏に言い値で買って貰って資金繰りの足しにしていた。A氏も同業で商品価値は熟知していたが、資金繰りに苦労している鈴木を見て言い値で鈴木の商品を買ってあげていた。鈴木は、A氏が保有する超高級輸入時計を販売委託で借り出し、金融業者に担保で預けて資金繰りをしていた。A氏に約束した4億円の販売代金を払わず、現品の返還もしなかった。鈴木はこうして、誰にもできないほどA氏に世話になりながら嘘をついてA氏を裏切り続けた〗(以下次号)

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