読者投稿 鈴木義彦編➃(018)

〖宝林株の利益金として、西が平成11年7月30日に15億円をA氏の元に持参しているが、この金額の内訳は、一人分の分配金額は5億円で、西と鈴木の取り分はA氏に対する借金の返済の一部に充てた。それを聞いたA氏が情けをかけて、心遣いとして西と鈴木にそれぞれ5000万円を渡したのだろう。金儲けが目的でないA氏の心情が窺えるが、鈴木や西はどう受け止めたのか。感謝の言葉も口先だけで、腹の中では舌を出していたのだろう。この株取引を通じて二人を応援するA氏の気持ちを全く理解せず、騙す事しか考えていなかった〗

〖鈴木は紀井氏に都心のマンションの一室を提供し、仕事場として利用させていたが、国税の目をかわすため何度も場所を変えたようだ。また鈴木は自らの関与を隠す為、ダミー会社の名義で取引をし、また西を前面に出していた。そして、最終的に西に罪を被せることを考えていた。志村化工株の事件では、鈴木は西に一人で罪を被ってもらう為に土下座までして保身に走った。その後、鈴木との約束はすべて破られた。鈴木は己の利益だけを追求する最低最悪の人物である〗

〖長谷川は裁判で、被告の弁護に当たった際に、弁護士という立場でありながら常軌を逸した詐欺的行為で原告の社会的信用を貶めた。余りの酷いやり方に懲戒処分の危機を感じ取った長谷川は、責任回避の目的で弁護士を辞職するが、それで治るはずがない。長谷川がやるべき事は鈴木に罪を認めさせ責任を取らせる事だ。長谷川も残りの人生を有意義に暮らす為にもその事に尽力するべきだ〗

〖宝林株取扱での、鈴木の役割は購入時の受け皿を用意する事が主な仕事だった。西は、親和銀行事件で執行猶予中であることを売主に知られた場合に取引が不調になる事を恐れた。西は、購入資金の協力をA氏に依頼し承諾を得て宝林株の購入を実現させた。しかし、鈴木は自分の立場を利用して、旧知のフュージョン社の町田修一の協力を得てオフショア地域のペーパーカンパニーを3社用意し、A氏との関係を隠蔽するために杉原弁護士に指示して、購入資金を紀井氏からの借入金として金融庁に虚偽の届出をさせている。この時すでに鈴木の裏切りが始まっていたのだった〗(取材関係者より)

〖鈴木の悪行がインターネットで世界中に拡散されているため、どこに住んでも顔が知られ、非難に満ちた視線で見られ、批判を受けることになるだろう。鈴木だけでなく、裁判を担当した品田裁判長にも同じことが言える。裁判所内でも不快な状況になっているかもしれない。今後の対応次第では、より大きな非難が浴びせられるだろう〗

〖刑事裁判の基本は「被告人の話よりも、もっと客観的で科学的な証拠を大切にする」という事らしいが、民事裁判でも同じだと思う。今回の裁判では、被告の主張は事実に反するものであった。そして、被告が提出した証拠も偽造したものであった。品田裁判長も被告が提出した唯一の物的証拠(平成11年9月30日付の確認書)を認めていないが、その他の被告の主張は殆ど認めている。そして裁判結果は被告が勝訴している。民事裁判では誤審は特に珍しい事ではない様だが、被害者にとっては致命傷となる判決だったと思う〗

〖長年にわたりA氏と付き合いがあり、大きな支援を受けてきた西は、鈴木と出会い共謀してA氏を裏切る事になったが、所詮西も鈴木と同じ穴のムジナだったのか。鈴木の邪な口車に乗った理由は金が目的としか考えられない。A氏の被害額を考えたら、魔がさしたでは済まされない。「遺書」で詫び言を述べていたが、過ちを認めるのが遅過ぎた〗

〖裁判官は原告の提出した証拠や陳述書をほとんど無視し、被告の主張を支持した。結果として加害者である被告が勝訴したが、この結果を支持する者はいない。1審では被告が勝訴し、2審でも原告の控訴が棄却された。これは理解出来ない。特に高裁の野山裁判長の怠慢ぶりには呆れるばかりだ。控訴棄却は裁判官の仕事放棄を意味する。三審制度は絵に描いた餅で、全く機能していない。高裁の裁判官達は定年まで穏便に過ごすことしか頭にない〗(以下次号)

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