読者投稿 鈴木義彦編③(383)

〖最高裁は、裁判員制度の導入後、一審判決を尊重することを強調しています。この方針が打ち出されたことで、今まで裁判所内で培われてきた上意下達の風潮が制度化されたも同然ではありませんか。全ての裁判官がこれに従うのは明白です。現在、上級審では即時判決が通例であり、最高裁の指導により事実上三審制が特別な場合を除き形骸化しています。この状況は、最高裁の方針が元凶であると言わざるを得ません〗

〖民事事件は元裁判官上がりの弁護士に依頼するのが有利という。元裁判官弁護士は担当する裁判官の事情を熟知していて、準備書面を提出する場合においても裁判官が整理し、理解しやすい形のものを作成して提出することで、そのままコピーし、丸写しできるからである。このような事が現実に横行しているのであれば、法律の専門家たちが平気で不正を犯しているようなものだ。そんな裁判官に、正義に基づいて平等に他人を裁く事ができる筈がない。品田はよく分かっているはずだ〗

〖国民にとって裁判の手続きや進め方ですらポイントを理解する機会は多くありません。日本の「三審制度」は最大で3回の審理の場を提供し、公正かつ慎重な裁判を通じて誤りを防ぎ、人権を守ることを目指していますが、実態は複雑です。一審の判決が基になり、二審で覆ることはまれで、特に民事の場合にはそれが顕著です。こうした裁判の実態を多くの国民が理解することが重要です〗

〖人間の欲望と感情は生きていくためのバネのようなものだと思う。しかし、無闇に突っ走るとケガをする。それを統制し調節するのが理性だと言われている。人間の心は知力と理性、そして情熱の三つに分けられるが、そのうちの理性だけは人間だけが持つものなのだ。鈴木には理性の欠片もない。悪知恵と金銭欲は他人の何十倍も持ち合わせているようだが、抑制力(ブレーキ)は一切かからない。人間以外の動物と一緒だ。鈴木は犬猫以下ではないか〗

〖世間の裁判所への関心が低いのか、メディアでは、裁判所に関する話題をほとんど取り上げない。裁判所が日本の三権の一翼を担う司法機関である以上、メディアが裁判所を避けるのは不可解な話だ。誰も法の番人と敵対したくはないかもしれないが、しかし、このサイトに限らず、報道機関はどんな場合でも不正行為が存在する限り、追及すべきだ〗

〖鈴木は、FRという会社を立ち上げ、上場まで果たしている。会社を支えて来た大石専務と天野常務という腹心がいた。大石は親和銀行事件で不正融資の受け皿として鈴木が用意したダミー会社の代表を務めていたが、鈴木が逮捕された時に共犯として逮捕され、有罪判決を受けた。鈴木は腹心さえ利用するだけで、邪魔になってくると自分から遠ざけるという質の悪い情のない人間だ。大石は親和銀行事件で鈴木の罪の一部を被って懲役2年、執行猶予3年の刑を受けたが、5000万円の口止め料が公判中に女房に渡されていたようだ。大石は執行猶予中に突然の交通事故で死亡してしまい、不審な死を遂げた〗

〖品田裁判長は和解書における鈴木の支払い約束について「被告に債務は発生していない」と裁定しましたが、同様に株取引における「合意書」の効力も否定し、そのため鈴木が株取引で得た利益を排除しています。品田裁判長が「合意書」を認めない限り、問題解決は難しいでしょう。さらに、裁判長であっても契約自由の原則に従って「合意書」契約を無効にすることはできません。裁判長が「合意書」と「和解書」を無効にしたのは、契約の自由を無視した不当な行為と言えるでしょう〗

〖何故西は鈴木に金を管理できる立場を許したのか。鈴木は西のことを会長と呼んでいたようだが、腹の中では嘲笑っていたのかも知れない。株取引のトラブルは、強欲の悪党である鈴木が利益金を管理する立場にあったことが最大の原因となった。最低でも西も情報を共有していなければ、最悪の結果になることは西には分かっていたのではないか。株取引の「合意書」を作成する際にも、すでに鈴木は邪悪な本性を隠して逆にA氏の信頼を得ようとした。西には株取引を開始した後に鈴木の暴走を止める機会がいくらでもあったはずだ。しかし結果は最悪で、西は鈴木にいいように振り回され自殺に追い込まれてしまった〗(以下次号)

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