読者投稿 鈴木義彦編 ③(102)

〖品田裁判長は今頃、後悔の念にかられているのではないか。今まででは考えられなかった、自分が担当した裁判の詳細が世界中にインターネットで公開されているとは、信じたくない気持ちだろう。内容が内容だけに、恥ずかしくて、いたたまれないはずだ。この裁判は誰が見ても、事実認定からして大きく履き違えており、不当判決でしかない。品田の裁判官としての真意が問われる問題裁判だ〗

〖西は「遺書」でA氏に対して懺悔を綴っているが、己の過ちに気付くのが遅すぎた。鈴木と出会う前から西はA氏に対して邪な気持ちが少なからずあったはずだ。鈴木と同じ穴の狢となり、一緒になってA氏を騙した。その西をも裏切り、自殺するまで追い込んだ鈴木は、非道極まりない悪党だ。西の怨みは深く成仏しきれずにいるはずだ〗

〖和解協議後に送られてきたA氏宛ての手紙で、鈴木は自分の裏切り行為を棚に上げて、西や紀井氏を悪者とするシナリオを勝手に描き、自分を正当化しようとしていた。それだけ言い切れるのであれば、青田や平林弁護士を代理人に立てず正々堂々とA氏の前に出てきて主張すればよかったではないか。鈴木は小心者で姑息な人間だ〗

〖人間は歳を重ねてくると味が出てくると言われる。それが人間味という物だと思う。人間味というのは昨日今日で出来るものではない。それはその人の歴史であって積み重ねなのだろう。その人の器量によってその人なりの貫禄という物も出来てくると思う。それは自分で言うものではなく他人が見て「人間味があって貫禄がありますね」と言われる人が本物の器量人だと思う。他人には言えるが私も全くその域には程遠い人間で偉そうには言えない。ただ、そういう人間を目指して生きて来たと自負はしているが中々思うようにいかないのが人生だ。鈴木は自分の顔を鏡で見た事があるか、体全体を鏡に写した事があるか。鏡に映った自分の顔や姿が全てを物語っていると思う。自分と相談して、やるべきことを早く見つけて実行することが恩人へ詫びを入れることになる〗

〖裁判官や弁護士になるには難解な司法試験に合格しなければならないが適正検査も同じくらいに大事な事ではないかと思う。今回の裁判での鈴木の弁護士達や品田裁判長を見ていると法律家としての適性に欠けていると思う。この弁護士達は報酬額によっては何でもやりそうだし、品田裁判長に至っては他人を裁くという職業に就いてはいけない人間だと思う。こんな裁判官を裁判長と言う重要なポストを与えている裁判所にも問題がある。万人にそう思わせるほどこの裁判は酷すぎる〗

〖鈴木は、紀井氏という元証券マンを「儲け折半」という守りもしない好条件でスカウトした。百戦錬磨の証券マンがこんな条件を信じてはいなかったとは思うが、鈴木のペテンに引っかかったのだろう。この時、紀井氏はA氏がスポンサーだという事を知らされていなかった。鈴木は自分の策略が露見することを恐れて極少数の人間だけで株取引を始めたが、合意書を無視してA氏には一切報告をしていなかった。鈴木は、紀井氏に売り担当を任せ、茂庭氏にはペーパーカンパニーの管理を任せていたが、当初約束した報酬は払っていなかっただろう。2人も長期間鈴木と一緒に仕事をする気持ちは無かったと思う。元証券マンの習性でそれぞれの思惑を持っていたと思う〗

〖裁判には、事件の原因とその背景や経緯の検証があり、それを裏付ける証拠があって判決に繋がるのではないのか。この裁判で鈴木は長谷川弁護士の指示に従って、嘘の背景と捏造した証拠だけを提出し、自分に不利な部分は全て省略した。そして、品田裁判長が辻褄も合わない判決を下した。民事裁判は裁判官のサジ加減と言うが、それが本当なら絶対に裁判所と裁判官の姿勢を変えさせなければならない〗

〖親和銀行不正融資事件で逮捕されたのち、保釈され出てきた鈴木は、あれだけ世話になったA氏に対して電話一本もかけず、挨拶にも出向かない恩知らずな人間で、約束の借金の返済も一切済んでおらず、西も連帯保証になっているのに、何故鈴木に対して支払いの催促を促さなかったのか。二人は資金繰りを名目にA氏から金を引き出す計画だったのだろう〗(以下次号)

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