読者投稿 鈴木義彦編③(53)

〖鈴木をめぐる過去の親和銀行事件のほか、周囲の多くの関係者を犠牲にしたことで起きた一連の事件、西の香港事件、青田絡みの殺人教唆や赤坂のクリニック乗っ取り事件、これらの事件に絡んで過去に事情聴取を受けた事はある様だが、逮捕歴は親和銀行事件のみだ。親和銀行事件でも約17億円の和解金を払ったが、犯した罪の重さから考えると量刑は軽すぎた。A氏との裁判においても考えられない結果で終わっている。これは、偶然では済まされない事だと思う。裁判官の能力のなさはあまりにも酷いが、普通に考えても裁判所内で何かの事情があったのではないかと思わざるを得ない〗

〖鈴木はA氏の事を「一目も二目も置いている」と言い、「今まで会った事がない人」と手紙に書いているが、それは本心でもあったと思う。その気持ちを何故自分で直に伝えなかったのか。長谷川元弁護士、平林弁護士、腰巾着の青田らの言葉に惑わされ、考えが変わって戻るに戻れなくなってしまったのか。鈴木が和解後にA氏に手紙を送り所在を不明にしたことで、A氏は鈴木と2人で面談することを交渉の代理人に就いた平林弁護士に伝えた。しかし、これも平林と青田に阻まれてしまった。西や紀井氏の事はともかく、A氏と率直な協議をしていれば、全てが解決していたと思うが、鈴木は金の魔力に憑りつかれて悪の道から抜け出せなくなってしまった〗

〖検察の特捜部や警察の捜査2課に国民が快哉を叫ぶような成果は見られない。裁判所は「ヒラメ裁判官」が増殖して誤審と誤判だらけだ。過去の事例を見ても、検察は総理官邸を庇って出鱈目な国会発言を連発した財務官僚に対し、本来ならば虚偽答弁が問われる事態にもかかわらず不起訴処分で幕を引いた。大物政治家の贈収賄事件も、大企業トップの背任も、そして官僚の不正も推して知るべしだ。政治家たちは目障りな気骨のある検事や警察官、信念のある裁判官を一掃して我が世の春を満喫し、それに媚びへつらうメディアの及び腰が権力の暴走を許している。政治家も官僚も財界人も、そして最後の頼りの裁判所までも倫理のブレーキが完全に壊れているかのように映る。そのおかげで悪党たちにとっては最大のチャンスが巡ってきている。今は考えられないほどの凶悪事件が横行している。国の治安が崩壊する寸前のような不安さえ感じさせる〗

〖鈴木は、1000億円超とみられる資産を隠匿していて、全てが自分の物と勘違いし、天下を取ったような気分になっているののではないか。しかし、人間は持って生まれた自分の器量以上にはなれない。自分の器を自覚していなければ、一時は大きくなれても器に入る水の量は決まっている。今の鈴木は、自分の器の大きさを知らない、まして、死力を尽くして得た資産でもない。水は、器から溢れるか底が抜けてしまう〗

〖世の中には実業家と虚業家がいる。所謂、本物と偽物だ。金融、不動産、飲食、物販の業界には比較的虚業家(偽物)が多く、いわゆる詐欺商法が横行する。この様な業界は詐欺行為と紙一重のトラブルが多く、裁判沙汰になる事が多い。鈴木という人間が正にそうである。鈴木は証券業界や金融業界、宝石貴金属業を舞台にして詐欺を働いてきた。裁判官たちは、業界の表だけを見ていては判断を間違う場合が多々あるはずで、現に裁判官は表も知らず、裏側は全く知らず、ましてこんな事件はおそらく判例集にも載っていないのではないかと思う中で、酷い誤審を繰り返し誤判を招いた。真実とは全く逆の判決を出している責任は重大ではないか。民事裁判がこんな形に終わる事は今後、かなりの問題になるはずだ。このままで終わらせてはいけない〗

〖日本国の根本は三権分立だと小学校の授業で教えられる。中学や高校の受験でも問題として出される。政治家や役人、特に司法試験に合格している役人たちは、正しい回答を書くことが出来るのだろうか。「国会が「立法権」、内閣が「行政権」、裁判所が「司法権」を持っていて、この3つの機関はお互い独立して、どこかに権力が集まらない様にすることでバランスを取っている」 これが模範解答だが、裁判官でこの回答を書ける人間は何人いるだろうか。いや、裁判官は学校の勉強はできるから解答は書けても、これに則った言動が出来ているのか、その回答が聞きたいものだ〗

〖鈴木は「貸金の二重請求をされた」とか、「(A氏の)言う事を聞かないと殺されると西が言っていた」とか、さらには「反社の大物と一緒に撮った写真を事務所の上に飾っていた」とか、よくも口から出まかせばかり言えるものだ。サイトや動画に掲載された写真を見ると、強面で男っぽくて肚が据わっているように見えるが、全く違うようだ。愛人が9人ぐらいいて豪華なマンションに住み、一時はモナコに豪華な別荘も所有し、F1のスポンサーにもなる話があったようだが、せいぜい目立って世界中の注目を浴びるがいい。今のうちは好きなように生きても、鈴木は地獄に堕ちる〗

〖鈴木は、重要な書類となる借用書や合意書、和解書を全て無効と主張した。それならば、原告のA氏が事実でない借用書等で金銭を請求したと言うのか。約束もしていない合意書を証拠に約束の履行を請求していると言うのか、和解もしていない和解書を無理に書かせたと言うのか。もし、鈴木の言う通りだったら、原告と被告が全く逆で、鈴木はA氏を刑事事件で告訴できたのではないのか。なぜ、提訴されるまで行方を晦ませていたのか。鈴木の主張は全く筋が通らないではないか。品田裁判長はその事についてどんな見解を持っていたのか。そして何故鈴木を勝訴にしたのか、この裁判は不自然極まりない。審議をやり直すべきだ〗(以下次号)

 

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