読者投稿 鈴木義彦編③(36)

〖陳述書の「質問と回答書」(乙59号証)はこの裁判のターニングポイントになっている。内容は捏造による虚偽ばかりだが、長谷川弁護士はこの裁判の勝敗を握っている箇所をピックアップして書面を作成したに違いない。A氏を一方的に悪者にした鈴木の回答が真実であれば、初めからこの裁判は成り立たない。A氏が提出した証拠書類や陳述書はすべて架空のものだったというのか。そんな裁判など過去に例があるのか。裁判官が原告の主張の全てを否定した例はあるのか。それならば何故、原審が3年間もかかったのか。3年間もかける意味がどこにあったのか。A氏の手許には再審になった場合に乙59号証を始め鈴木の虚偽をひっくり返す証拠が全て揃っている。それを裁判所に提出して再審請求をするべきだ〗(関係者より)

〖鈴木は、強い恐怖を感じたりする中で、今後もこれまで以上に悪事が拡散するのは当然の成り行きだが、世間体を特に気にする人間にとっては生きている価値が分からなくなるのではないか。鈴木を恨んでいる人は沢山いるが、多くの読者の中で鈴木を絶対に許せないと思う人が圧倒的に多くなっているようだ。今まで他人を苦しめてきたことを思い出せ。散々利用してその褒賞も与えず、使い捨てにする。血も涙もない仕打ちをした報いは必ず受けなければならない。それを因果応報と言う。愛人とパラダイスを味わう様なことが続くはずがない。鈴木のような生き方をしてきた奴は何時か独りぼっちになり、誰も頼るものが無くなる。その時、自分一人では何もできない事を痛感するだろう。それは大事な人を苦しめてきた罰だ。心を痛めてあれこれ悩むより、周りを気にして他人の様子を窺っているより、早く決断する事が鈴木自身を救う事になる〗

〖鈴木の数多くの詭弁には呆れるばかりだ。和解後のA氏への手紙に「男として一目も二目も置いている」「(A氏は)今までに会った事も無い(器量の大きい)人間」「大変お世話になった」と書いていた。他にも「自分を庇ってくれたら西会長の言う事を何でも聞きます」「(A氏は)反社会組織を金主にした悪徳金融」「天野は何も知らない」「西に社長への返済金の一部10億円を渡した」「債務は完済した。証拠として確認書と手形の原本が手許にある」等々、数え上げればキリがない。そして、「質問と回答書」(乙59号証)の質疑応答の中での嘘八百。さらに驚くのは、この嘘の殆どを裁判官が支持してしまったことだが、鈴木側の物的証拠としては平成11年9月30日付の確認書しかなく、それも、この書面の作成を前提として西が作成した同日付の借用書と確認書を何故検証しなかったのか〗

〖鈴木には株取引で大きな追い風が吹いた。最初の宝林株で予想もしない大きな利益を得たからである。勿論、A氏の購入資金と買い支え資金の援助があり、西田晴夫との出会いがあったにしろ、約160億円という利益は莫大だった。経費を引いても一人50億円くらいの利益配当ができる状況にあったが、A氏には西を使って誤魔化しの報告をさせ、利益を15億円としか明らかにしなかった。鈴木は西を裏切らせたことで利益を確保することに成功し、他の銘柄でも荒稼ぎをして利益の独占に走った〗

〖A氏に会った当時、鈴木は自殺か自己破産、会社は倒産という瀬戸際に状況にあったので、他人を思いやる気持ちとか礼儀を弁えるという余裕はなかったかもしれない。しかし、A氏のお陰で一息もふた息も付けた。「衣食足りて礼節を知る」という諺があるが、常識的な人間ならば「物質的に不自由がなくなり人並みの食事もできるようになれば、礼儀にも心を向ける余裕が出てくる。」と言われるが、鈴木は常識的な人間ではなかった。不自由が無くなっても礼儀に心を向けることをせず、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、受けた恩義や全ての約束さえも知らぬ振りをして恩人を裏切るという行為を積み重ねた。最低最悪の人間だ〗

〖西は、鈴木と知り合った頃は自分も資金繰りが困窮していたのだろう。A氏にはブラックマンデー以降、莫大な損失を与えながらも資金支援を受けていた為に、もうA氏には頼めない状態だったと思う。そこで鈴木の相談に乗ってもらう振りをして自分の資金繰りにも流用しようと考えたのではないか。鈴木との間ではA氏を紹介する手数料等の約束があったのではないか。そうであれば、西はこの時点ですでに鈴木に弱点を掴まれてしまったに違いない。鈴木の西に対する言動からみれば、西は常に鈴木にコントロールされていたように思える〗

〖鈴木の家族や身内は、鈴木が今までどれだけの悪事を重ね、どれだけの人に迷惑をかけ、どれだけの人から恨みを買っているかを知っているのか。鈴木が悪事を働いて稼いだ金で生活し、子供達を育ててきたことを家族は自覚しているのか。鈴木の妹の徳田邦子は、鈴木から高級マンションを買って貰い、かなりの金額を援助してもらっているという。西が自殺した後、A氏が西の家族を連れて鈴木の実父を訪ねた際、最寄りの警察からの電話のやり取りは邦子が一番知っているはずだ。鈴木と連絡を取ってA氏に会って謝罪するよう説得するべきだった。ネットニュースも見ていると思うが、鈴木の悪事は世界中に拡散している。このままでは邦子と2人の娘や家族も大変な影響を受けることになる〗

〖日本では、刑事事件は検事が起訴すると決めた時点で有罪が99.9%決定していると言われている。裁判官は検察側の求刑に対して多少の情状を加えて判決を下す。求刑通りの判決が下されることは稀である。一方の民事裁判では検事の取り調べという手続きは無く、口答弁論は書面で準備しなければならない。弁護士は準備書面というものを用意しなければならない。訴訟法の建前では当事者は口頭で主張しなければならないが、複雑な内容を正確に語るのは難しいので、事前に書面が用意される。正に「質問と回答書」(乙59号証)が弁護士の事務所で作成された理由はここにある。裁判官は準備書面を読んで、事実関係を把握し、整理して、判決文を書くわけだが、きちんとした判決文を書けない裁判官は準備書面をコピー&ペーストしてしまうという。言うなれば弁護士が判決文を代筆している様なものだ。長谷川弁護士のような狡猾な弁護士は、裁判官のそうした行動を見越して、なるべく判決文に近い形で準備書面を書くらしい。当事者同士では結論が出ないために、公平公正な判断を裁判に委ねるのではないのか。裁判所がこの様な為体を繰り返すなら、裁判をする意味がない。これでは三権分立の意味がない。日本の憲法は建前論だと言われても仕方がない〗(以下次号)

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