読者投稿 鈴木義彦編②(324)

〖裁判官は、法曹を志した時の初心と司法試験という難関を突破し、希望と正義感に溢れていた頃の気持ちを思い出すべきだ。誰のための裁判なのか、裁判とはどうあるべきなのかを真剣に考えるべきだ。間違っていると分かっても、見て見ぬ振りをしたり、疑問を投げかける事も出来ないような組織に染まるべきではない。誤審や誤判が当たり前になってしまっているとは思いたくないが、裁判所の威厳ではなく、自分達の判断によって国民の人生が左右されるという事を今一度肝に銘じて、責任ある仕事をすることが裁判官の責務と自覚するべきだ

〖鈴木はいい年をして善悪の区別が付かないのだろう。人から借りた物は返さなければならないし、約束は守らなければならない。それが、鈴木の人生で一番と言える恩を受けた人物に対してならば尚更のことだ。しかも鈴木には返せる資金が無いのではなく、十分ありすぎるほどあるではないか。鈴木が隠匿している資金は合意書違反で蓄積したものだから、鈴木の分は1円もない。鈴木は、本心から謝罪するべきではないのか

〖控訴審判決は誤字や脱字の指摘が多くあったというが、それだけを見ても主張書面や陳述書、多くの証拠類を真剣に検討していないという証だろう。東京地裁の品田裁判長と他の裁判官たちには審理に取り組む姿勢が全く感じられない。これは今回の裁判に限らず裁判所全体に言える事ではないか。国民が考えている以上に今の日本の裁判所は腐敗していると思われる。国民の為の正義や人権の番人であろうとする意識すら感じさせない。一般社会とかけ離れた存在であることをいいことに、国民の目を欺き伏魔殿的な存在と化した裁判所は、日本の治安や秩序の根幹を揺るがしかねない状況にある

〖今回の裁判を通じて、日本の民事訴訟制度における様々な問題が浮き彫りになった。中でも折角の制度が活かされず残念に思うのは、三審制度が名ばかりで全く機能していない事だ。一審の判決結果に頼り二審では真っ当に審議されないという、裁判官による怠慢が主たる要因だろう。裁判官も所詮は同じ人間で、楽して高収入を得ようとしているのが現状だ。品田裁判長は誤審だらけ誤判を招いたが、ここまでひどすぎる誤判で決着を付けたことは辞職しても済まされることではない

〖日本の裁判所はシステムが戦前と変わらない、ピラミッド型の階層組織であるから、強大な権限を行使すると、個々の裁判官は司法官僚組織の一員として同調しなければならないという圧力に見舞われる。要は上からの指示は絶対であり、それに背くと出世も出来ないどころか組織から弾き飛ばされてしまう世界であるという事だ。更に訴訟件数を多く処理する事で裁判官としての評価が決まる仕組みになっており、今回の鈴木の裁判も、品田裁判長は早期に終結させる為に強引で乱暴な判断を繰り返して誤判を招くような杜撰な裁定を行ったとしか言いようがない。品田にとっては原告と被告のどちらが正しいかよりも、審理を早く終わらせる事の方が重要だったのだ

〖株式投資に無知、無関心な人は、利潤が獲得される過程がよく理解できないので、そこには何か不正があるのではないかと強く疑っている人が多く、額に汗して働かないで利潤を手にするのは真面ではないと決めつけている人も多いようだ。品田裁判長は、株式投資についてはその程度の知識しかなかったように思う。それは、合意書を無効とするにはあまりにも検証を疎かにしているからだ。株式投資について勉強してから判断するべきことがたくさんあるはずだ。自分の資金で自分の判断で売りと買いのタイミングを決断している個人投資家と、他人の金を預かって投資しているディーラーがいるが、鈴木と西の株取引は鈴木が銘柄を選択して、西に依頼してくるタイミングでA氏が買い支え資金を出すという形を取っている為、扱う銘柄をあらかじめ特定していないことが分かる。そのために合意書には取扱う銘柄を記載していない。それは3人の暗黙の了解なのだ。裁判官が合意書を無効と断定する根拠は何処にもないのだ

〖日本の組織におけるトップの権力は、通常はかなり限られている。しかし最高裁判所長官は、三権の長の一人として直接的には誰の支配も受けていない。裁判所の中でも並ぶ存在はいない。そう考えると、これだけ実質的に一人の人間に権力が集中している事はおそらく他には例が無い事で、つまり最高裁長官は裁判全般においても何かをコントロールしようと思えばどうにでも出来る権力を持っているという事ではないか。そうであれば、法曹界に深刻な悪影響を及ぼしつつある鈴木の不当判決に対する再審請求を通す事など、簡単に出来るはずだ。最高裁長官として事の善悪を弁えたら、どうすべきか自ずと答えが見出せるはずだ

〖日本の三審制度は、一審判決を二審がそのまま採用するまやかしの制度と化している。二審も三審も原審に追随し、控訴審では新たな審議は行われず判決が覆ることはほとんど無い。野山裁判長も誤字脱字の修正のみに終始して体裁だけを繕った見せかけの判決だった。全ては裁判官の意識の低下と怠慢からくる裁判所全体の堕落からきている。裁判官の意識改革は急務であり、それを促すために裁判所全体の改革が必須事案であり、その改革を実行出来るのは最高裁長官しかいないかもしれない

〖ネット情報やYouTube の動画を見るにつけ、この事件は見過ごす事が出来ない大きな問題であるように思う。確かに、事実に基づいた詳細な情報が掲載されており、読み進めると明らかに判決は間違っているという結論に行き着く。現に、他の読者投稿でも、こんなに大きな詐欺横領、脱税等の疑惑事件がこのまま放置されれば、今後の日本の法曹界への信頼は全くなくなると、国内に留まらず海外からも数多くの意見が寄せられているではないか(以下次号)

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