〖サイトの取材によるとA氏は他人に頼らず、政財界の人脈も持たず独力で莫大な資産を築いてきた人のようだ。富裕層の人間は、幼少の頃から富裕層同士の付き合いの中で情報交換し、政財界の実力者の協力を受けながら親が残した財産を元にして新事業を興したり、親の事業を引き継いで順風満帆な生き方をして世間から一流人として評価を受けている人が多い。しかしA氏は、若い頃から汗水を流し、時には油まみれになりながら持ち前の負けん気と実直さで莫大な財産を築いてきたようだ。自分も苦労をしてきただけに人の痛みも解る性格だと思う。他人が窮地に陥っているのを見て放って置けない性格は家系でもあった様だ。西はA氏の父親の葬儀にも参列したらしいが、その時の葬儀を見てA氏一族が周囲からどれだけ感謝されているかを肌で感じたのではないだろうか。西はこの時の感動を何故忘れてしまったのだろうか〗(関係者より)
〖裁判は、辻褄の合わない嘘で固めた鈴木の証言をカバーする為に、狡猾な弁護団によって、原告側の主張に対する揚げ足取りに終始した応戦を繰り返したことで膠着状態が続いたようだが、裁判の進行役でもある品田裁判長の采配には大きな問題があったのは確かだろう。結局、真実を見極める事が出来ない品田裁判長のせいで、裁判自体が鈴木側弁護団によって振り回されたようなものだ〗
〖A氏は鈴木の代理人の平林弁護士と、宝林株購入時に用意した外資系のペーパーカンパニー3社の常任代理人だった杉原弁護士を、所属する弁護士会に懲戒請求した。平林は広域指定暴力団稲川会系習志野一家の木川総長(当時)と複数回面談していた他、弁護士としての言動に問題が多い事。杉原弁護士に関しては宝林株購入時に金融庁に提出する「大量保有報告書」の購入資金欄に紀井氏からの借入金と虚偽の記入をした事だった。紀井氏は無断で名前を使われた事を知らず、かなり年数が経ってから気付いた。紀井氏は杉原弁護士に抗議して状況説明を求めたが、杉原弁護士からは無回答だったようだ。鈴木は裁判では「杉原弁護士は知らないし、会った事もない」と嘘をついたが、鈴木以外に紀井氏の名前を記入するように指示できる人間はいない。いずれにしても平林も杉原も弁護士にあるまじき行為をしている。懲戒の対象者として処分されて当然だ〗(関係者より)
〖西は、若い頃に破産していたようで、本名の西ではなく妻のせいである「内河」を名乗っていた。これは会社が倒産し、破産した人間がよく使う手口だった。西はA氏に破産歴がある事を内緒にしていた。自分の本性を知られたくなかったのだと思う。西は株式投資コンサルタントを名乗っていた経緯もあり、バブル崩壊直前にA氏に株式投資を勧めた。株式投資に興味が無かったA氏だったが、西の執拗な勧めがあったために西の言うままに資金を預けた。しかし、運悪く「ブラックマンデー」と呼ばれる未曽有の事件が起こり世界中の株価が暴落した。それ自体は西の責任ではなかったが、問題は西がA氏の株券を無断で担保にして信用取引をしていた事だった。A氏が株投資に詳しくないことを利用した西の企みが裏目に出て、A氏は莫大な損失を蒙ったようだ〗(関係者より)
〖A氏は秘密主義ではなかったようだが、高額な輸入時計や宝石をキャッシュで買い取る事や、スーパーカーを趣味にしている事も業界では名前が知られていたようだ。鈴木がA氏の情報を収集するのは難しい事ではなかったと思う。西も脇が甘く、夜の社交場では自分を大物に見せかけるためにA氏と同席することを各所で自慢していたようだ。西は鈴木が張り巡らせた蜘蛛の糸に取り込まれて行ったのだと思う〗(関係者より)
〖鈴木の裁判で下された不当判決は、司法界にとって大きな汚点になる事は間違いないだろう。法律家に限らず誰が見ても度が過ぎるほど悪質な判決である。品田裁判長による被告側を擁護した意図的な出来レース裁判だと言っても過言ではない。品田裁判長の判断は、全てを懐疑的に見なければならない。これはYouTubeの動画や情報サイトを見た世界中の人達が同じように思っているはずだ〗
〖鈴木は、FR社(創業時は富士流通)を店頭公開させた。高級輸入雑貨、宝石輸入販売会社としての上場はその頃は珍しく、業界の寵児として名が売れた事もあったようだ。西も恐らく鈴木の名前を知っていて、一部は憧れていた面もあったように思う。そんな鈴木から常務の天野氏を介して面談を申し込まれ、鈴木本人から「西会長」と呼ばれた事で脇が甘くなり、鈴木の企みに嵌ってしまったように思う〗(関係者より)
〖過去の経緯を無視して、自分が都合良く捏造した部分を抜粋して弁護士と作成した「質問と回答書」(乙59号証)に何の意味があるのだろうか。平林弁護士が後付けの言い訳を書いた陳述書(乙58号証)も同様で、鈴木の主張が嘘だと証明しているだけだと思う。品田裁判長は、これらの陳述書を見て今までの自分の裁定を修正するべきだったと思う。これを黙認して誤った判決を下した事がこの裁判の不当性を明確にしている〗
〖裁判官という肩書きは、社会的信用度から言えば最高の部類に属するだろう。誰もが疑う事無く信用する。だが現実は裁判官も同じ人間である。自分の出世や利害の為に不正を働く事がないとは言えない。今、裁判所は不審の目で見られている。鈴木の不当判決を、再審で是正し、信用回復の努力をするべきだ〗(以下次号)