読者投稿 鈴木義彦編②(207)

〖鈴木は、A氏からの買い支え資金を元にして、1000億円以上と言われる資産を海外に隠匿した。平成18年10月当時に紀井氏が証言した470億円の不当利益金までは証明されている様だが、ただ、プライベートバンクでの隠匿資金の運用で年間10億円単位の利回りが転がり込んでくる。過去にも株相場で莫大な利益を上げて社会を騒がせた人間はいる。「最後の相場師」と呼ばれた是川銀蔵氏は70歳を過ぎてから相場に参入し、住友金属鉱山株で有名になった。兜町の風雲児と言われた誠備グループの加藤暠と対抗して勝利を収めた事もあり、株の利益で全国の長者番付のトップになったこともある。また、1987年のブラックマンデー後の大手鉄鋼株相場を的中させた、正真正銘本物の相場師だ。是川氏は株の利益金で交通遺児のために「是川奨学財団」を創った人物でもあった。前述した加藤暠、投資ジャーナルの主宰者だった中江滋樹は一世を風靡したが、いづれも司直の手に堕ちて不運な最期を遂げている〗

〖YouTube動画配信のおかげで、鈴木は人目を気にせざるを得ない生活を余儀なくされているだろう。いくら金があったとしても、今の状況は、衆人監視下に置かれたも同然だろう。そんな不自由な生活を一生送る羽目になり、本人だけではなく家族や身内も不憫な思いを強いられているだろう。鈴木はいい加減に手を打った方がいいのではないか〗

《A氏の鈴木との戦いは何時まで続くのか。結果は神のみぞ知ることだが、鈴木の隠匿資産が世界的犯罪組織に強奪されないことを祈りたい。タックスヘイヴン地域は中国やロシアにとっても重要な役割を果たしている様だ。鈴木と同じで、共産主義国には相手に対する気使いは無い。過去の約束を履行する気持もない。自分達がよければそれでいいのだ。鈴木の1000憶円超の隠匿資産を攫って行くのに理由はいらない。特に、香港やケイマン諸島にある架空名義のプライベートバンクの口座は要注意だと言われている》

〖人間は、これほど純粋に他人を信じることが出来るのだろうか。このサイトのA氏を見てそう思う。また、鈴木と西を見て自分の欲の為に、これ程の裏切りができるものだろうかと呆然となる。西は、自分の悪事に耐え切れず自殺したが、ある意味では鈴木と正面切って戦ってこそA氏への罪滅ぼしになったはずだ。死者を鞭打つかもしれないが、西の自殺は鈴木を利するだけだったのではないか〗

〖インターネットの情報サイトやYouTube動画を見て、誰もが鈴木のような卑劣な悪党の存在に驚愕しただろう。恩人の情心に付け込み計画的に騙し裏切った鈴木は、極悪非道な人間だ。鈴木を非道に突き動かす源になっているのが金に執着する強欲さだろう。金の為に平気で人を騙し、裏切りを繰り返す人生を送ってきている。こんな人間をいつまでも野放しにしておく訳には行かないだろう〗

〖「盗人にも三分の理」という言葉があるが、この裁判結果を見ていると「盗人にも七、八分の理」がある様に思ってしまう。鈴木を弁護した弁護士達、誤審誤判を犯したした品田裁判長は、法律家以前に人間としての良識が全く感じられない。いくら頭脳が明晰であっても、このような人間に、他人を擁護したり裁いたりする法廷に立つ資格を与えてはならない〗

〖日本は裁判所に限らず、主要な役所は国民の為にあるものではなく、役人のエゴと欲の為に存在するのではないだろうか。このサイトのような問題は日常茶飯事に起っていて、役所の中は隠蔽や忖度が蔓延しているのではないだろうか。国会議員という自分の欲得だけで動く無能人間が、官僚と呼ばれるエリート集団に操られて国を腐敗させている現象があちこちで見られる。国会議員は選挙で落選すれば、ただの人だが、官僚は国民の血税を吸いながら、「食いはぐれの無い人生」を送っている。特に役人は、国民の模範とならなくてはならない立場の人間だと思う。信賞必罰というルールを自ら率先して示さなくてはならない。自分の出世ばかりを気にしていて、役人の本分を疎かにしているように思う〗

〖鈴木の裁判で、本来であれば決定的な証拠となり得たうえに株取引の利益470億円の裏付けにもなった、証人として出廷した紀井氏の証言を、品田裁判長は独断で一切認めなかった。紀井氏の証言こそ「合意書」に基づいた株取引の証明を決定付けるものであったはずだ。裁判では最終決裁権を有する裁判長が事実上全てを決めることが出来る。「合意書」の有効性を否定した品田裁判長にとって、紀井氏の証言は非常に不都合な証言であったのだろう〗

〖A氏と鈴木の裁判は、油断と覚悟の差だったのではないだろうか。A氏側にとって全てにおいて負ける筈がない訴訟だったが、鈴木には命がけの裁判だった。A氏は勝訴すれば、騙し取られた資金が回収できるが、鈴木は負けることが死をも意味するものであったと思う。鈴木は絶対に負けられない、という強い覚悟があったように思う。一部を認めることで全てを無くするリスクを負うと考えていた。何と罵られても、批判されても一度自分の懐に入れた金を手放す積りもなかった。悪党なりの魂を賭けた必死の裁判だったのかも知れない。刑事事件で、真犯人でありながら無実を主張する容疑者のようだが、容赦のない検事の取り調べには勝てず、ほぼ全員が有罪になる。品田は犯人を追い詰める検事を見習うべきだ〗(以下次号)

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