読者投稿 鈴木義彦編②(193)

〖弁護士業界を自ら退いた長谷川は、それで安堵出来ると思ったら大間違いだ。退いたというより退かざるを得なかったと言った方が正確で、鈴木の裁判で出鱈目な弁護をやり過ぎて、批判や非難、懲戒請求を受ける事から逃げる為に辞めたに等しい。だが長谷川の汚い弁護のやり口は情報サイトやYouTubeで世界中に配信されている。現在も弁護士を続けていたら、今以上に叩かれていたことだろう。辞めるという判断は長谷川の身勝手な振る舞いに過ぎず、責任から逃れる事は出来ない〗

〖西は、知人の紹介でA氏と会い、一見爽やかな印象でA氏の好感を得ることに成功し、その後は紹介者を飛び越してA氏との関係を密にしていったようだ。しかし、本性は鈴木ほどではないにしても悪質な考えの持ち主だった。西の周囲の人間の後日談で「西は、日本一の詐欺師を目指しているが、A社長だけは騙せないと言っていた」と聞かされた事もあったようだが、西は心の底にいる悪魔を追い払うことが出来なかった〗(関係者より)

〖悪党は容易周到で、ターゲットにする人物の情報を収集する事には長けている。鈴木もそういう点では悪人としての生き方には忠実だったようだ。会社が他社と取引を始める前に調査会社に依頼して調査をするが、それ以上の詳細な情報を収集する。勿論、相手の資産内容と性格を知る事は富裕層に接近する悪党には必須なのだ。鈴木にとって西は大事な情報源だったはずだ〗

〖裁判官や弁護士には、判例集というバイブルがある。判例集の扱い方が彼らの能力を示すバロメーターになる。裁判官や弁護士は頑固で誇り高い人間が多い印象を持つが、それは彼らの「鎧」であって、殆どが小心で社会人としての経験不足に劣等感を持っている人間が多い。そういう彼らにとって判例集は最高の参考書なのだ。判例集や法律書の一部を抜粋して判決文にすることは常識なのだ。その結果、継ぎ接ぎだらけで辻褄の合わない判決を下して誤審誤判を起こすことになる〗

〖民事裁判では、担当する裁判官が決まった時点で当事者から弁護を依頼された弁護士の仕事が始まるのではないかと思う。特に、訴訟金額が大きく報酬金額が高額な場合は裁判官の考え方や性格を過去の裁判経歴から知っておくことが裁判を有利に進めるコツだと思う。この裁判は裁判長が3人も交代して大変だったと思うが、品田裁判長を含めた3人の裁判長は、鈴木の代理人弁護士達の手によって丸裸にされていたと思う。その点、A氏の代理人弁護士達はそこまでの洞察力を持っていなかったように感じる。この裁判は始まる前から勝負がついていたのではないだろうか〗

〖35年ほど前(1987年)に「マルサの女」という国税局の査察官をモデルにした伊丹十三監督の映画があった。この映画を見て、国税局というのはスゴイ役所だなと感動した事があったが、所詮はフィクションだと思っていた。しかし、その映画が放映されて3年ぐらい後に数人の知人がマルサの査察を受けた。一人は宝石業界の人間だった。当時、宝石貴金属のような贅沢品には物品税という税金が15%課税されていた。業者間取引は3%であったため、物品税を逃れるために、小売りした商品の包みに模造宝石を入れて在庫としていたが、査察官に見破られたために過去の脱税も暴露され莫大な加算税と本税を徴収され廃業をせざるを得なくなった。査察官の中には宝石関鑑定士並みの知識を持った人間を配置していたようだ。もう一人は金融業者だった。彼は多くの架空名義の口座を持っていて、その口座の印鑑をカーテンの折り返しの縫込み部分に隠していたり、庭に埋めた瓶に隠していたが、全て査察官に見つけ出されて多額の税金を徴収された。税務査察官を甘く見ていると大変な事になる。この査察は両方とも1か月前ぐらいから事前調査が行われていて、尾行もされ自宅も見張られ、子供が登校する時間まで把握されていたという。まさにマルサの映画以上の調査力だった。それに比べると、鈴木に対する調査は考えられない程スキだらけだ。スキだらけというよりも、国税局は何もしていない。まるで鈴木が国税局に裏金で賄賂を贈っているかのようだ〗

〖鈴木はピンクダイヤとボナールの絵画を資金繰りに困った鈴木がA氏に無理を言って3億円で買って貰ったが、鈴木の言い分ではその後、その2点を3億円でA氏から購入し、FRの支払手形で支払ったと言っているが、この3億円の手形はA氏が貸付金の借用書代わりに預かったものだった。それを証拠に、ピンクダイヤとボナールの絵画は販売委託商品として3.4憶円で鈴木がA氏から借り出している。しかもそのうちの絵画は、A氏が購入した時から一度も鈴木は持参していない。3億円の借用書はFRの債務であって鈴木個人の債務では無いと裁定したが、もしFRの物であれば天野氏が知らないはずはなかった。品田裁判長の裁判官としての判断は大間違いだ。ピンクダイヤと絵画はA氏の手許に戻らず、鈴木への債権としても認定されなかったが、この3億円の借用書とピンクダイヤとボナールの絵画は期日も1年前後の開きあり辻褄が合わない。一般の人間にとって3億円は一生かかっても稼げない大金だが、このサイトの事件は決して別世界の出来事ではない〗

〖A氏に西が鈴木を紹介した事から全てが始まった。FR社の資金繰りで窮地に陥っている鈴木を紹介した際、西はA氏に「助けてやって下さい」と言っているが、当時、資金繰りに喘いでいた鈴木個人とFR社を救うには億単位の支援金が必要だ。その金をA氏に出してやって下さいと言っているに等しい。この窮地を救ってくれたA氏に対して、西と鈴木は恩義を微塵にも感じず、それどころか裏切り続けるとは、同じ日本人とは思えない〗

〖平成11年9月の決算期に鈴木が仕組んだ茶番は、さすがに品田裁判長も認めなかったが、鈴木の質の悪さを見抜くための実例にもしていない。この裁判の審議中には鈴木の悪事が証明される所が随所にみられるが、品田裁判長は全てを無視して自分の判断の辻褄を合わせることに終始して、意図的に誤審誤判を犯している。何もかもが理解のできない事ばかりだ〗(以下次号)

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