読者投稿 鈴木義彦編②(156)

〖品田裁判長の様な怠慢で無能な裁判官がいる限り、犯罪が増大するのは目に見えている。今回の鈴木の裁判での裁断をみると、品田が今までに多くの誤審誤判を招いてきた事は想像に難くない。どれだけの人々が泣き寝入りを強いられてきた事か。品田もこれを機に、今までの裁判を振り返り反省して、誤判が疑われる裁判の再審に向けての尽力をしなければならない時が来たのではないか〗

〖長谷川元弁護士のように経験豊富で老獪な弁護士は、未熟な裁判官を翻弄するのは容易な事だろう。この裁判はその見本のようなものだと思う。裁判官の能力の低下によって誤審誤判が多くなっている事を懸念して、経験豊かで有能な弁護士を判事に推薦する判事OBもいるようだが、当然の意見だと思う。事件や不祥事が表面化すると、当事者たちは決まり文句のように「再発防止」とか「二度と繰り返さない」等といった言葉を使うが、裁判所ではこうした言葉さえ聞いたことが無い。裁判官が誤審や誤判を犯しても、罰則がなく制度にもないから、過ちとして認めたことが無いという悪しき慣例が裁判所に蔓延っている〗

〖鈴木が詐欺の常習者であることは、その手口から明らかだ。A氏に言い値の3億円で買ってもらっていた絵画とピンクダイヤのうちピンクダイヤを持ち出すにあたって「念書」を持参したが、その「念書」にはエフアール社の常務であった天野裕氏の署名があったものの、白紙に署名させて作成するという鈴木の工作があった。こんな悪知恵が働くのは日頃から人を騙す経験が無ければ閃かない。鈴木はピンクダイヤの代金をA氏に支払わず返却もしなかった。絵画については一度も持参しておらず、最初から他に担保に入っていたことが後日判明した。天野氏に署名させたのは、いざとなった時の責任が鈴木個人ではなく、会社に矛先が向くことを目的にしていた。鈴木が常習的な詐欺犯罪者であることがこれだけでも明白だ〗(関係者より)

〖金融庁に「特定金融情報室」という国内の金融機関を監視監督し、海外への違法資金流出を取り締まる部門が置かれていたが、この部門は平成19年4月に国家公安委員会に移管された。この部門は鈴木の様に脱税を目的として違法利益金を海外に流出させようとする企業や個人を摘発する事も兼ねていたが、金融庁と警察庁のプライドと権力争いによって一時機能がマヒした。しかし、現在は警視庁のマネーロンダリング室に組み入れられ、マネーロンダリングに関するプロが配属された事で海外との情報交換も密になり摘発件数が増えているようだ。恐らく鈴木が摘発される時期も近いのではないだろうか〗

〖品田裁判長は今頃、後悔の念にかられているのではないか。今まででは考えられなかった、自分が担当した裁判の詳細が世界中にインターネットで公開されているとは、信じたくない気持ちだろう。内容が内容だけに、恥ずかしくて、いたたまれないはずだ。この裁判は誰が見ても、事実認定からして大きく履き違えており、不当判決でしかない。品田の裁判官としての姿勢が問われる問題裁判だ〗

〖かつてはスイスの金融機関が鉄壁の秘密主義を誇っていたが、そのスイスでさえ今は犯罪収益の隠匿に関しては積極的に情報開示に応じるようになっている。それが原因で他のタックスヘイヴン地域への不正送金が増える原因にもなっていると言われている。そして、世界中のタックスヘイヴン地域の中継地となっていた香港も日本政府と司法共助の協定が結ばれ、犯罪収益の不正送金が厳しく監視され、取り締まる様になっている〗

〖鈴木を弁護した長谷川が裁判で取った手段は、自身が実感していると思うが、あまりにも過剰過ぎた。裁判史上最も悪質な所業と言えるだろう。弁護士を辞めたとはいえ到底許されない。YouTube動画で公開され、その影響は身内までにも及ぶだろう。自業自得だから仕方がない〗

〖オフショア地域の仕組みに関する本を読んでいると恐ろしくなる。王国の王一族や世界の富豪と呼ばれる人たち、各国の大物政治家、企業がその仕組みを利用している。鈴木の様な小者でも、1000億円という莫大な隠匿資産がマークされているだろう。鈴木の犯罪が原因でオフショア地域の仕組みにヒビが入ることになれば、世界中がパニックになる可能性があるのではないだろうか。鈴木に日本の司法の手が伸びることになれば、その前に国際犯罪組織の手で鈴木はこの世から抹殺されてしまう事になるかも知れない〗(以下次号)

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